埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ(西武ドーム)

クライマックスシリーズ・パ 埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズ(西武ドーム)
Team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11   R
M 0 0 0 0 0 0 0 1 4 0 1   6
L 0 1 0 0 0 0 0 4 0 0 0   5
勝: 小林宏
敗: 土肥
本塁打: 中村、西岡、福浦
審判: PL津川、1B栄村、2B秋村、3B中村、LL柳田、RL川口
好投のマリーンズの先発成瀬
球審は津川さん
何だか顔が変わった気がするライナ
チラッと見えるブルペンに不気味な吉見さんの姿が・・・(この日は出番ナシ)
これが見たかった、シコースキーの腕グルグル
勝ち越し本塁打を打って生還する福浦、投手は土肥

一般発売初日、朝10時の発売開始に出遅れて、残っていた「ライオンズ応援一塁側内野自由席」のチケットを確保。ビジター応援席は別にあるので、ライオンズファン一色かと思って西武ドームへ向かいました。自宅を出るときには小降りだった雨が、所沢では土砂降り。相変わらずの微妙なドーム球場で、駅からのアプローチや、入場後の通路などでは雨に濡れてしまいます。傘を持っていたものの、混雑の影響でウインドブレーカーやカバンはびしょ濡れ。そして、驚いたのはまわりはマリーンズファンだらけ。ライオンズ応戦席なのに。そんなわけでマリーンズ応援モードで観戦開始。

結果は延長11回、福浦の勝ち越しソロ本塁打でマリーンズが勝利。しかし、7回までと8回以降が別の試合を観ていたかのように内容が違いました。

7回までは成瀬、涌井の両エースが好投。成瀬が中村に一発を浴びたものの、両投手とも好投を続けて7回を終わってライオンズが1点をリード。ライオンズは追加点のチャンスを作ったものの、中島がブレーキだった感じでした。

8回表、このままだと後が無くなるマリーンズ。2死まで行ったときにはこのまま終わるかと思いました。しかしここで西岡がバックスクリーンに飛び込む起死回生のソロ本塁打。マリーンズが同点に。

8回裏、代打が出た関係でキャッチャーが里崎に交代。ちょっといやな感じがしました。フェルナンデスのヒットで走者を出したところで、成瀬から内に交代。ますますいやな感じ。中村の四球でピンチを広げます。高山のバントが投手ゴロになって、1死。落ち着くかと思ったところで代打石井義人が四球で満塁。マリーンズ絶体絶命。ここで佐藤が併殺打となりそうなサード正面へのゴロ。今江が5-2-3の併殺を狙ってバックホーム。しかし送球が逸れる。里崎が一塁側へ身を伸ばしてショートバウンドとなった送球を捕球。何とかフォースアウト。本当は併殺でチェンジとなるはずのプレーが、危うく2点入りそうなプレーになるところでした。里崎が良く止めたと言っていいでしょう。これで2死となってピンチを脱したかと思ったところで、代打に大島。大島の当たりは一二塁間を破るライト前ヒット2者が帰り、さらに送球が逸れてバックネットへ転々。一塁走者まで生還して一気に3点リード。逸れたボールを取りに走った里崎の送球も乱れて打者走者が三塁へ。リードを3点に留めたいマリーンズでしたが、さらに栗山にもタイムリーヒットを打たれて4点のリードを許してしまいます。

何とか中島を打ち取ってスリーアウト。しかし、最終回の攻撃を残して4点のビハインド。一部のマリーンズファンが席を立ちはじめます。気持ちは分からないでもないですが、でも何があるかわからないのが野球。もったいない気がしていました。

9回表、好投の涌井に代えて、シコースキーを投入。完投でもいいかと思ったのですが、8回の攻撃が長く、点差も開いたので交代という判断だったのでしょう。しかし、シコースキーが良くない。先頭の井口、福浦、今江のヒットで1死満塁、一発出れば同点のチャンス。打順は金。金の打球はセンター前に抜け、2者が生還。これで2点差。なおも一、二塁のチャンス。大松が四球で再び満塁。ここでシコースキーをあきらめて小野寺にスイッチ。里崎は左中間に運んで同点となる2点タイムリーヒット。やっぱり野球は何があるか分からない。帰ってしまったひと、残念でした。さらにチャンスが続いて、西岡がレフトへ鋭い当たりのライナー。犠牲フライになるかと思ったが、サードランナー岡田がホームでタッチアウト。マリーンズの反撃は同点止まり。

8回途中から登板のマリーンズ伊藤が9回も続投。無難に抑えて延長戦に突入。

10回にはマリーンズが小林宏之を投入。小林は走者を二塁に出してしまうが、きょうブレーキの中島を打ち取って事なきを得る。

そして11回表、ライオンズは好投の岡本に代えて、左の福浦に左の土肥を投入。これが裏目に出て、福浦がライトスタンドに運ぶ勝ち越しのソロ本塁打。マリーンズがこの試合初めての勝ち越し。

11回裏は小林宏之が続投。フェルナンデス、中村と一発のある打者を打ち取り、最後の打者は高山。高山は低めの変化球を空振り。試合終了。

ライオンズは負けてはならない展開の試合を落としてしまった感があり、大事な初戦を落としたことに加えて、ダメージが大きいでしょう。マリーンズは守備の乱れで決定的なリードを与えてしまいましたが、脅威の粘りを発揮しました。

横浜や湘南のダメ試合ばかり観戦していた筆者にとっては、久しぶりの手に汗握る好試合。野球は最後まで何があるかわかりません。あきらめてプレーしてはいけないし、見る方も途中で帰ってはいけません。時間のある限り、最後まで観戦したいものです。