感無量

早々に仕事を切り上げたいのだが、今日に限って長引く仕事が....。

19時40分くらいに会社を出る。この時点ではまだタイガースが1点リード。ドラゴンズもリードしているので、このままでは今日の決定はない。

JR新橋駅に着くが、東海道線が出たばかり。10分近く待ってようやく電車に乗り込む。ラジオで中継を聞きながら。私が車内で立っていた目の前にはラジオのイヤホンを二人で聞いているカップルがいた。川崎のちょっと手前で、ベイスターズが進藤のタイムリーで逆転。自然に目に涙が浮かんできた。この瞬間、上記のカップルは抱き合って喜んでいる。カップルの男の方が、私のラジオのイヤホンと涙に気づいたようだ。お互いに無言のまま表情で喜びを交わす。

横浜駅で根岸線に乗り換えて関内駅へ。関内駅でホームに降りると、改札に向かって駆け出す人が多数。わたしも足早に改札を出て横浜スタジアムに向かう。走って行く人、人、人。異様な光景だが、気持ちは私も同じ。横浜スタジアムに入った時は9回表のベイスターズ攻撃が終わったところ。最上段に上って、オーロラビジョンを見つめる。内野スタンドはほぼ満員の観客が入り、オーロラビジョンを見つめている。スコアボードは甲子園の経過を表示している。横浜スタジアムからの祈り、甲子園に届け。

ベイスターズのピッチャーは佐々木。浜中にヒットを許すが、大豊、和田、新庄と三者連続の三振でゲームセット。1998年10月8日20時56分。この瞬間を私は一生忘れないだろう。事前に思っていたよりは、この瞬間の涙の量は少なかった。

関内駅周辺、伊勢佐木モール、桜木町などを経由して帰宅。TVKをはじめとするテレビ各局の番組をハシゴする。いちばん泣けたのは、TVKで見た阿波野のインタビュー。本当にベイスターズに来てよかったね。いろいろな選手のインタビューを見ているうちに、徐々に涙の量が増えてきた。横浜スタジアムで迎えたその瞬間より、あとから選手の表情を見る方が涙の量が多いのはなぜだろう。みんな良い表情をしていますね。おめでとう、と心から言ってあげたい。

深夜になってから、留守録した今日のT-YB戦を見ている。冷静に見ると、両チームとも、エラーあり、併殺打も多数の凡戦なのだが....。そんなことは、もはやどうでもよいこと。あとは対ドラゴンズ戦に一つでも勝って、全チームを相手に勝ち越して欲しい、と贅沢な注文をつける。

たくさんのメールをいただきました。早く返信したいのですが、手につきません。返信が遅くなることをお許しください。

マジックナンバー3で足踏みを続けた日からアルコールを断っていた。ビールが美味い。