嬬恋高原キャベツマラソン2024(ハーフマラソン)

今年も嬬恋高原キャベツマラソンに参加しました。コロナ禍や交通事情による中止を経て昨年4年ぶりに復活しました。昨年に続き2年連続、通算で5回目の参加になります。

日本一ハードなレースを売り物にした大会で、毎年きつい坂道と薄い空気に苦しめられています。でもなぜか癖になっていてリピートしています。昨年はネットで2時間20分を超える過去最低の記録に終わりました。今年は何とか2時間20分を切りたいと思います。

7時半くらいに会場に到着。天気は曇りですが11時くらいから雨の予報が出ています。遅いほど雨に降られる可能性が高くなりそうでした。

これまでと違うホテルに宿泊したため、予想外に早く会場に着きました。嬬恋村デザインのトラックのお披露目や開会式をステージ前でフルに見ていました。こんなに早く会場に着いたことがないので初めての経験です。村長の挨拶は人柄が出ていて、とてもいい感じでした。好印象です。

スタート時刻を待つ間、少しだけ雨が降りましたがスタートする頃にはやんでいました。開会式後、スタート地点に移動しました。いつものように東海大学のグランド前がスタート位置です。フィニッシュはグランド内になります。雨が降るとグランドの状態が悪化するので、何とか降らずに持ちこたえて欲しいものです。

スタートエリアにランナーが集まり始めます
1時間50分以上のエリアに並びました

9時、予定通りにスタートしました。最初の1kmは下り坂です。大会のコースはラスト2kmが急な上り坂になっていて、最初の1kmの下り坂はレースの最後には上り坂になって、ランナーの前に立ち塞がります。ここでは膝を痛めないように気をつけながら極力ゆっくり降りました。

1kmを過ぎるとパラギ湖のほとりを往復する距離調整区間に入ります。ここは序盤の難関で、いったん下った後に上り坂があり、上りきったところで折り返して元の場所に戻ります。片道約1.5kmの往復で下って上って折り返し、下って上るという区間です。これが序盤としては地味にきつい区間です。まだ体が動いているので止まるわけにもいきません。いつもここで無理して速度を維持して疲弊しているような気がします。ちなみにここには風光明媚なパラギ湖という湖やキャンプ場などがありますが、落ち着いて滞在したことはありません。ちらっと視界の片隅に入るのみです。

距離調整を終えると再び下り始めます。この下り坂も終盤約2kmの上り坂の一部になります。往路では距離調整区間できつい区間を過ぎた直後なので、比較的楽な区間に感じられてしまい、速度を上げてしまいがちです。そして脚の疲弊が進みます。ここまでは山林の間を通る道路といった雰囲気です。下りきったところで5.5kmくらいです。

ここで左折してゆるやかに坂道を上っていくと一気に視界が開けます。6㎞くらいの地点です。風景が一変してキャベツ畑の中を走る道路に変わります。広大なキャベツ畑を眺めながら微妙なアップダウンを繰り返します。キャベツ畑を眺めるためにいったん立ち止まって写真を撮りました。

7km付近で立ち止まって撮影

微妙なアップダウンを繰り返しながら8キロを過ぎたあたりでいったん坂の頂上のようなところに出ます。爽快な眺めです。さらに進んで行くと9km過ぎ、コース左側に小高い丘が現れます。ここが「愛妻の丘」です。「嬬恋(つまごいい)」なので愛を叫ぶ名所らしいですが、上ったことはありません。

その先、10kmあたりから11kmあたりにかけて長い上り坂があります。斜度という意味ではここがもっとも傾斜がきついような気がします。かなりしんどい区間で、ときどき歩いて休憩を入れました。

これを上りきると11km地点。ここから一転して長い下り坂に入ります。結局折り返して上ってこなくてはいけない下り坂。下り坂なのでそれなりに走れるのですが、下りてしまったら上らなくてはいけないのがわかっています。でも下りるしかない。そんな徒労感というか無常感というか、マラソンの奥深さを感じる場所です。この辺りの景色はキャベツ畑ではなく森の中の坂道といった感じになります。

ここまでの給水ポイントでは持参した「経口補水パウダー」を水に溶かして飲んでいました。脚の疲弊に加えて高温でもあったので脚攣りの懸念がありました。会津磐梯山の反省を生かして今回は対策を取りました。これは有効だったようです。

下りきった12km地点で折り返します。ここは折り返し直後に給水があります。ここでもしっかり給水をいただきましたが経口補水パウダーは前半で終了してしまいました。ここまで摂取を続けてきたので大丈夫でしょう。上り坂をゆっくり上ります。この坂はときどき歩いて、再びゆっくり走る。その繰り返しでした。

約13kmで上り坂が終わり、ここから約1kmの下り坂になります。往路では斜度が最もきついと書いた坂です。ということは下りで斜度がきつい。ここは慎重に下りました。とはいえ、脚の疲弊が進んでいて、慎重とか言ってられない状態になっています。

下り坂を終えて比較的平坦なキャベツ畑に戻ります。ここには毎回写真を撮りたくなる標識があります。これまで時間がもったいなくて撮影できていなかったので、今回は思い切って止まって撮影しました。「愛妻家に注意」の看板です。さすが嬬恋です。

一面キャベツ畑です
愛妻家に注意(笑)

再びキャベツ畑のアップダウンを進んでいくと再び「愛妻の丘」の前を通ります。往復で10回目の通過ですが復路も通過しました。この丘に登る日は来るのでしょうか。

折り返しの前後のアップダウンで足はかなり疲弊しました。往路と同じように小刻みなアップダウンを繰り返していきます。きつい上り坂は歩いて、平地と下りで息を吹き返す。そんな繰り返しでした。周囲を走っているランナーさんも同じような感じで、だいたいメンバーが固定化されている様子です。

15kmくらいから徐々に雨が降り始めました。応援の太鼓を屋根のある場所に移している様子が見えました。雨の中応援ありがとうございます。力になりました。

18km過ぎ、上り坂に入る前の最後のエイドで花豆をいただきました。嬬恋はキャベツで有名ですが、花豆も名産品のひとつです。ここのエイドにはいつも花豆が提供されています。いつも甘くて力になります。写真は撮っていませんが美味しくいただきました。

19km手前で左折しました。雨はかなり本格的になってきています。いよいよラスト2kmの上り坂です。スタート直後と距離調整直後に走った下り坂の裏返しになります。2時間20分で走るためには坂の入り口に2時間くらいで到達したかったのですが、2時間6分くらいになっていました。そんなに甘くありませんね……。

覚悟をもってきつい上り坂を走ります。いかにコースどりを短くするかとか考えるといいのかもしれませんが、頭が回っていません。きつくなったら歩く、楽になったら走る、その繰り返しでした。雨のなか、坂道を上っていきます。叙情にフィニッシュ会場のアナウンスが大きく聞こえるようになってきます。もう少しで終わります。沿道では先に走り終えたランナーさんたちが声援してくれています。グランド入り口で左折してグランドの中を100mくらい進むとフィニッシュゲートです。

結局、昨年の記録より3分くらい遅いタイムでした。過去最低だった昨年を下回って過去最低を更新してしまいました。もうこのまま劣化していく一方なのでしょうか。とはいえ、制限時間まではまだ30分以上の余裕があります。制限時間内にフィニッシュできるうちは継続しようと思いますが、どこかで崖のような落ち方をするのでしょうか。

ゴール後は会場内でお昼を済ませておくことにしました。宿泊やJR利用の特典でもらった金券を利用して購入したハンバーガーとビール。美味しくいただきました。荷物の受け取り、着替えの後、お土産のキャベツ一玉をいただき、会場を後にしました。大会のシャトルバスで最寄りの万座鹿沢口駅へ。しかし、ここから約2時間電車がありません(笑)。駅近くのセブンイレブンや観光協会で余った時間を過ごしました。普通列車と特急を乗り継いで高崎へ移動。実家に立ち寄り後、駅弁とビールで反省会をしながら自宅に戻りました。

激坂は写真撮る余裕がありません。ゴール後のビールです