山日YBS富士吉田火祭りロードレース2025(10km)

山梨県富士吉田市で開催された山日YBS富士吉田火祭りロードレースに参加しました。10kmの部です。筆者は9月から翌年8月を1シーズンと捉えていますので、今シーズン最初のレースということで「開幕レース」という位置づけです。

この大会は、例年8月の最終日曜日に開催されていて、筆者が毎年参加している「あかぎ大沼・白樺マラソン」と重なっていました。大会名が魅力的なこともあって、興味はあったのですが「あかぎ」を優先していて、こちらへの参加ができなかったのです。ところが今年はなぜか開催日が1週間遅くなって9月になっていることに気づきました。その時点でエントリーは始まっていましたが、問題なくエントリーできました。暑い時期であることを踏まえて、ハーフマラソンではなく10kmの部を選択したのは、今から思うと賢明な判断だったと思います。

あかぎ大沼の時点で既に痛めていた左足ですが、症状が悪化してほとんど走れない状態に陥っていました。少なくともあかぎ大沼では遅いながらも走れていたのですが、大会前日の6日の時点でキロ8分台くらいでしか走れない状況でした。これは厳しい状態です。DNSも考えたのですが、せっかくエントリーしたのだし、10kmだったらほとんど歩いても「完走」できそうだし、行くだけ行ってみるかと思い、参加したという次第です。もしハーフにエントリーしていたら、当日現地に行くこともなくDNSだったと思います。10kmにしておいて本当によかったと思います。

当日は自宅を5時過ぎに出発する行程で日帰り参加でした。横浜線、中央線、富士急行を乗り継いで8時45分頃に富士山駅に到着。シャトルバスで会場の富士北麓公園に9時過ぎに到着しました。ハーフの部は9時半スタートですが、10kmの部は10時半スタートなので余裕を持って準備できました。体育館のトイレを利用しましたが、待ち時間はほとんどゼロ。更衣室も準備されていましたが、上着を脱ぐだけだったので利用しませんでした。陸上競技場がスタート会場なので競技場のスタンドに座って待ちました。直射日光にさらされるので、スタート待ちの場所としてはあまり良い選択ではなかったと思います。スタンド下の日陰のエリアが良さそうだったのですが、既に多くの人が利用していて、レジャーシートの準備などもしていなかったこともあり、そこは諦めました。

スタート15分前くらいに陸上競技場のトラックに入り、スタートを待ちました。荷物は競技場のスタンド下に放置プレイ。トラックからはスタンド越しですが富士山が綺麗に見えていました。気温は体感で28〜30度くらいでしょうか。まあまあ暑いコンディションでした。

競技場から富士山の姿がきれいに見えました

先に書いた通りまともに走れない(左足で地面を蹴ることができない)状態なので、ゆっくりと足を進めていくしかありません。競技場のトラック第1コーナー付近がスタートだったのですが、第3コーナー手前で最後尾スタートだったゲストランナーの福田さんに追い抜かれました。まだ200mくらい(笑)で、抜かれるの早すぎです。

競技場を出ると公園内を走るのですが、競技場の外周だけも既に坂道が始まっています。この大会は坂が名物なのです。さらに坂を少し上って競技場を出るとすぐに上り坂になります。ここは3年前に富士五湖ウルトラマラソンのときの公園出入り口ですね。あまり覚えていないかと思いましたが、意外と覚えていて少し懐かしく感じました。

公園を出て始まる上り坂は1kmくらい続きました。左脚で地面を蹴れない(蹴ると痛い)状態なので上り坂は(上り坂だけではないけど)厳しいです。歩くようなスピードで動くしかありません。歩く方が早いかもしれないレベルです。公園内を走っていた1kmのラップが6分50秒くらいだったのに対して坂道を含む2kmのラップタイムは8分30秒近くでした。

約2kmの地点まで坂を上り切ると、緩やかな下り坂が始まります。下り坂は地面を蹴る必要がないので急回復しました。3kmのラップは最初と同じで6分50秒くらいでした。交差点を左折するとハーフマラソンの選手と合流します。スピードが違うランナーが合流するので、お互いに気をつけないと危ない場面も見られました。ここからは少し斜度が増して、はっきりした下り坂になります。スピードがさらに回復して4kmのラップタイムは6分くらいになりました。故障のない状態で少しゆっくり走っているときと同程度のスピードになりました。

ちなみにこの下り坂(復路では上り坂)は富士登山競走で走るコースの一部です。今回は往路の下り坂は富士登山競走では逆向きに走る(今回の復路と同じ)上り坂です。富士登山競走はロード部分をしっかり走らないといけないという気持ちで一生懸命走った坂道です。

4km付近でバイパスのガードをくぐって交差点を右折。バイパスに沿って進んでいきます。バイパスに沿った部分はほとんどフラットです。富士山を周回するようなバイパスなので必然的にそうなります。このフラットな部分は5km過ぎで折り返し後も当然のように続き、6.7kmくらいで先ほどの交差点に戻ります。このフラットな区間がもっとも辛かった。上り坂は最初から諦めているので、歩くような(一部は実際に歩きました)速度に落とすしかないし、下り坂は何とかなる状態です。しかしフラットな部分だけは地面を蹴ると痛いし、蹴らずに進むと上り坂のような遅い速度になってしまいます。フラットなのにこの走り方は何だという葛藤がありました。それで少しスピードを上げてみようとすると痛みに耐えられなくなる。その繰り返しでした。5km、6kmのラップは8分台。復路の上り坂が始まる7kmのラップは9分台に落ちました。フラット部分の8kmのラップがいまの平常状態なのでしょう。

折り返しのポールは富士山仕様です

その上り坂ですが、下り坂だった往路と違って、痛みが出ないようにゆっくりと上るだけでした。一応走っているポーズを続けましたが、実際には歩いている速度と変わらなかったと思います。斜度が大きい8km手前までの区間を含む8kmのラップは10分オーバー。比較的斜度が緩くなった9km手前までの区間を含む9kmのラップは8分台。坂道のレベルに従ったラップになりました。

富士登山競走でも走った上り坂。真っ直ぐ進むと吉田口の登山道に出ます

9km付近で公園内に戻りました。あまり理解していなかったのですが、公園を出たときとは違う入り口から公園に入りました。スタート直後には見かけなかった野球場の周りを走りました。このあたりは若干の下り坂だったと思います。ゴールの陸上競技場が見えてきました。このあたりはほとんどフラットなので、折り返し前後と同じで走れない自分との葛藤になりました。前に進もうとしているのですが、痛くて前に進まない。そんな状態のまま競技場に入りました。残り300mくらいになります。トラックを周回しているうちにラストスパートをかけるランナーさんにたくさん抜かされました。最後の直線でも何人かに抜かれて、どうにかゴールにたどり着きました。

ゴール後、振り返って写真

タイムは1時間20分を超えていました。均してみると1kmあたり8分強くらいのペースになります。10kmの大会としては自己ワーストだと思います。こんなに走れない状態になったのはいつ以来でしょうか。ここ10年くらいはこういう故障とは無縁だったので、自分に対して腹立たしく感じています。とはいえ、この暑い季節に80分LSDをしたと思えば意味がある走行だったのかもしれません。

何日かランを控えて足を休めることにします。とはいえ、5日後の金曜日にはハーフマラソンリレーが待ち構えています。1周1kmのコースを使用して10数人でハーフの距離を走るので、参加するなら最低でも1kmは走らなければなりません。仲間に状況を伝えて辞退するか、強行参加するか、考えどころです。まずは3日間、休んでから考えます。