2015年に参加して以来、8年ぶりにいわきサンシャインマラソンに参加しました。2015年の参加時はちょっとした事故で負傷していて、十分な準備ができておらず、悪天候も重なって5時間オーバーの自己ワースト並みの結果に終わりました。その後、2019年にリベンジをかけてエントリーしたものの大雪のため前日になって中止。2020年も前年に続いてエントリーしていましたが、積雪対策で大会開催日を2週間後ろにずらしたことが災いして、ちょうど感染が拡大し始めたコロナ禍により中止。2021年はエントリー開始前にコロナにより中止。2022年はコロナが若干下火になったこともあってエントリーを開始し、年明けくらいまでやる気満々に見えましたが、直前に「第6波」が拡大したため中止。今回、満を持して5年ぶりの開催となり、筆者も5回目の正直で参加できました。
今回の最低ラインの目標は5時間切り。筆者の目標である47都道府県マラソンは5時間未満を条件としているためです。上記の通り、2015年は5時間を切れなかったので、今回リベンジをかけた参加となりました。できれば30kmまではしっかり走って、4時間半前後で走りきりたいところです。
前日は湯本温泉に前泊。昼過ぎに湯本に到着し、駅近くの高台にある公園などを散策しました。夕食はいわゆる温泉宿の食事。温泉宿の食事はマラソン向きでないのはわかっていましたので、自分なりに対策したつもりです。食事の序盤から白米を食べ、他のもので満腹にしないこと。魚料理が評判の宿なので、それも楽しみつつ、しっかり白米も摂取。うまくいったように思います。魚料理に合わせて日本酒もいただきました。
ただ、宿の朝食が7時からというのはちょっと残念でした。マラソンの日だけでも早めてもらえるとよかったのですが。スタート時刻から逆算して6時頃には食べておきたいところなので、コンビニで事前に購入しておいたおにぎりとパンを5時台に食べました。7時の朝食会場では、おかず数品とデザートのみいただいたので、ちょっともったいなかった気がしますが、やむなしです。
朝食後すぐ、7時20分頃に宿を出て、駅前からシャトルバスに乗車。25分程度で会場に到着しました。Webサイトや案内冊子にシャトルバスの出発頻度は記載されていますが、会場までの所要時間が記載されていません。参加者はスタートブロックへ入る締め切り時間から逆算して宿を出る時刻などを決めるので、バスの所要時間がわからないと困ります。まあ、予想していた通りの時間だったので、今回は問題ありませんが。
到着後すぐに、会場内の仮設トイレでそれほど混雑していないところに立ち寄り、そこで用を足しました。しばらくするとここも長蛇の列になっていたので、早めに行動してよかったようです。最終的な準備(上着を脱いで、ポーチにジェルなどを入れ、手袋など必要な道具を装着)を済ませ、スタンバイ完了。ザスパクサツ群馬2021ユニフォームです。2023年シーズンは地元のいわきユナイテッドFCがJ2に上がってきました。ライバルになりますね。よろしくお願いします。
8時40分頃に競技場トラック内のブロックに入りました。競技場内で当日ザスパと対戦予定のFC町田ゼルビアサポーターさんとご挨拶(笑)。お互い試合とは違う場所ですね。スタートブロックでストレッチなどしながら待ちました。さっきまで好天だったのに急に曇ってきました。日が陰ると肌寒く感じます。風が強い。
9時、予定通りスタートしました。少しだけ上り坂をやり過ごすと下り基調のコースに入ります。ここは5分40秒前後のいい感じのペースで入りました。5kmをネット28分台で通過。7〜8kmくらいに最初の試練である上り坂がありますが、まだ序盤であることもあり、ここは軽くやり過ごせました。が、何となく脚に刺激が強すぎた感もありました。10km通過は58分くらい。ちょっとペースが遅くなっているが、上り坂があったので気にしないことにします。
12kmくらいで海沿いの道に出ます。まずは江名港に向けて海沿いの道を北上。海沿いに出るとますます風が強くなってきました。とても走りにくく、風で身体が持って行かれる感覚もありました。ここは強風に加えて若干のアップダウンもあります。
強風のなか、江名港の応援会場エリアを通過します。ここは前回もそうでしたが大漁旗が掲げられ、地元の方々の応援がとても盛り上がっています。大漁旗が好きな筆者は気分が盛り上がります。江名港近辺の折り返しを含む道路構成が以前と少し変わったような気がしました。開発が進んでいるのでしょう。
江名港の折り返しを過ぎると海岸線を今度は南下しますが、相変わらず風が強い。20km通過は1時間59分。この10kmは1時間以上かかってしまいました。強風のせいとはいえ、これはまずい。ハーフ地点を過ぎると対面走行の区間が終わります。ここからしばらくの間は向かいからくるランナーはいません。向かいから来るランナーを見ることは走っている最中の楽しみでもあるので、片側走行の区間は寂しく感じます。
22kmを過ぎると目の前に壁のような上り坂が見えてきます。ここは中盤の試練です。ただでさえきつい坂道なのに、この日は風まで吹いていて本当にきつい。ゆっくりゆっくり脚を進めていくとサプライズがありました。ここでランナーを待っていたのは「二代目山の神」柏原竜二さん。これは嬉しいお取りはからいです。ハイタッチで迎えてくれていました。力になります。でもスピードは上がらない(笑)。この上り坂を含む1kmのラップは7分超でした。登り切ったあとの下り坂でスピードを回復しましたが相変わらずの強風です。特に下りきったあたりで通った短めのトンネルの中が強烈な向かい風。とにかく強烈でした。押し戻されそうな勢いでした。
次に向かうのは「ららミュー」とか「アクアマリン」などの商業施設や水族館が建ち並ぶエリア。アクアマリン近辺は本日のフィニッシュ地点にもなります。ここも引き続き強風のなかでした。ここも8年前に比べて開発が進み、沖合には新しそうな橋も見えます。ここのエイドで手にした小分けのチョコレートを開封するのに時間を浪費してしまいました。しかも低温のためチョコレートがカチンカチンに固く、しばらく口の中で舐めて溶かすといった状況です。チョコが歯に張り付いて気持ち悪い。チョコを取ったのは失敗でした。
ここを過ぎると28km地点。ここからは35km付近で折り返す往復のコースを走ります。実はいわきのコース設定はここからがいちばんのくせ者です。この往復区間のなかには32km地点くらいを最高点としたアップダウンもあります。折り返し区間なので、38km地点で再びアップダウンになります。ここがきついのは8年前の経験でわかっていましたが、今回は強風も悪条件に加わり、さらにきつく感じました。ここは元々人口の多い場所ではないので観客数はまばらです。それを意識してこの場所で熱心に応援してくださっている方がいらっしゃいました。主催者による応援企画もあったようで、何種類かのパフォーマンスも見られました。この身体に堪える区間で応援いただき、本当にありがとうございます。
フィニッシュ地点は以前と比べて少し構成が変わっていたようです。以前はまっすぐに走り抜けて終了でしたが、今回はコースを右折して100mくらい進んだところで終了。まあ、たいした違いではありません。結果ですが、強風にやられてネットでも4時間40分を超える低調な結果に終わってしまいました。最後の往復、特に復路で大きく失速していました。
レース後、会場で振る舞われたつみれ汁をいただきました。これは美味しい。8年前は雨と寒さのため一刻も早くバスに乗り込みたく、食べ物などを楽しむ余裕はありませんでした。今回は強風はあったものの、食べ物を楽しむ余裕があったということです。前回との比較ではコンディションに恵まれたということでしょう。
シャトルバスで湯本に戻り、泊まっていた宿で預けていた荷物を受け取り、ついでに「ワンコイン入浴」のサービスを利用しました。ランナー向けに500円で日帰り入浴のサービスを提供しています。湯本温泉の多くの宿が参加しています。ここで汗を流し、身体を温め、ようやく元気回復しました。
宿を出て、駅前のコンビニ(チェーン店ではありません)で帰りの列車内で楽しむための食料を調達。駅構内の座れるスペースで帰りの「ひたち」の時間までしばし休憩。温泉で暖まったのでゆっくり過ごせました。帰路に乗り込んだ「ひたち」車内では乗る直前に買ったビールとコンビニ食料で「居酒屋ひたち」を開店。帰宅の旅路を楽しむことができました。
そんな訳で、この大会を5時間以内で完走したことが今回の最大の収穫です。筆者の「47都道府県マラソン」は、最初は「全都道府県でフルマラソン(以上)を完走」というシンプルな自己基準でした。2018年の鳥取マラソンでこれをクリアしたので、「フルマラソンは5時間以内」という条件を加えました。5時間以上かかっていた大会のリベンジを重ね、これも今月の広島と今回の福島でクリアして47都道府県マラソンはひとつの節目になりました。次に加える条件は「ロードレースのフルマラソンを5時間以内で完走」です。福井(ウルトラしか走っていない)と愛知(公園内のフルマラソンしか走っていない)が残っていることになります。愛知の「にしおマラソン」の日程が確定して今年走ることができれば、来年の「ふくい桜マラソン」で完結することになります。
その次は既になし崩し的に始まっている「2周目」を楽しむことになると思います。1周目とは別の大会を完走。タイムは問わず。ウルトラもあり。公園内もあり。マラニックのようなレース性の低い大会もありといったゆるい条件にしようと思います。次は翌週の「鹿児島」です。「2周目」の一環になります。