富士登山競走の試走会に参加しました。早起きして5時台に横浜の自宅を出発。8時過ぎに富士山駅到着。9時頃から主催者による説明、荷物預けなどすませ、近隣の公園からグループに分けてスタート。筆者は最も遅いグループ(五合目コースを制限時間内に完走)です。途中、中の茶屋(当日は7.2km)、馬返し(当日は10.8km)で休憩を取りながら、馬返しから先は山道を歩いてゴール(当日は15.0km)を目指します。本日のスタート地点は当日は1.2kmくらいの地点になります。
途中、中の茶屋(5km近辺=本日は4km)までは普通の舗装道路。ただし、ずっと上り坂が続きます。途中、浅間神社の敷地内も通ります。上り坂ではありますが、普段走っている坂道に比べたら勾配は落ち着いたもの。ただし、ひたすら上り坂が続く。こんな経験はほとんどありません(昨年走ったターンパイクが近いか?)。今回はグループ走でキロ8分程度のスローペースでスタート。浅間神社脇の道に入ると、斜度がやや上がる。しかし普通の舗装道なのでまだまだ走りやすい。中の茶屋に到着後、いったん休憩。14分くらい。ここまでで汗びっしょり。この気候でこの汗ということは、梅雨が明けると汗の量が増えるだろう。これは足攣り対策が必要と実感。
ここからは舗装道ではありますが、砂利があったり、舗装が荒れた凸凹があったりします。変なところに足をつくと怪我しそう。中の茶屋から馬返しまでは4kmちょっとの上り坂。徐々に斜度があがってきて、最後はかなり急な印象を持ちました。グループ走のインストラクターによる速度設定で走りました。仲の茶屋以降速度はキロ9分くらいから入り、9分半、10分と徐々に落として、最終的には10分半くらいまで落としていたようです。一応、歩かずに走りきりました。まあ、この速度ですから。
「馬返し」に到着。最終的にはかなり呼吸が乱れる状態になりました。汗もしっかりかいています。手持ちの水分をとりました。ペットボトルを水1本、スポーツドリンクを1本持っていました。「馬返し」は昔でいったら馬を引き返させる場所。現代では路線バス(ワゴン車タイプ)がここまで来ている。途中バスとすれ違いました。いざというときにはお世話になるかもしれません。ここでも10分近く休憩して、いよいよ山登りの区間へ入ります。
ここから残り5km弱は山道コースを登る区間。走るというよりは歩きます。ところどころ排水を目的とした木枠で囲った溝や石で作った排水枡のようなものもあります。こういったインフラを整備してもらっているからこうやって走れる(歩ける)のだと感謝しなければいけません。ここには馬返しを起点として、その後「一合目」「二合目」・・・といくつかの目印になるポイントがあります。インストラクターによると概ね15分間隔でポイントが現れるとのこと。一合目手前くらいまでグループ走を継続するが、先頭にいた2人は我慢ならずにスピードアップして先に行ってしまいました。筆者もまだ余裕があったので先行した2人についていきました。ここでグループを離脱。
最初は2人の少し後ろを走行(歩行)していましたが、徐々に引き離され始めました。二合目の目印は見逃し、三合目に到着。ここで雲海が見えるポイントと聞いていましたが、霧が煙っているような感じで全く見えませんでした(笑)。ここで後続を待ちましたが、2~3待っても来ないので三合目を出発。徐々に足場が悪いところが増えてきます。四合目は立ち止まらずスルー。このあと「四合五勺」「五合目中宮」「五合目不動小屋」「五合目たばこ屋」とポイント(建物)が続きます。四合目過ぎたら次はゴール(五合目佐藤小屋)と思ってはいけません。どの登山口を通っても「富士山あるある」的な現象です。たまに立ち止まって休み、すれ違うランナーには道を譲り、上り続けました。二回ほど舗装道(林道)に出てびっくりしますが、慌てずに「富士山頂」と書かれている方向へ進みます。
人の気配を感じ、建物らしきものが見えてきて、佐藤小屋に到着しました。佐藤小屋到着は概ね3時間ちょっとくらいだったか。ゆっくりペースで入ってこの時間に到着できたので、レース本番での制限時間(3時間半)は何とかなる見通しがついた感じです。
今日は試走なので、下山も走る(歩く)必要があります。レース時の下山はバスの予定ですが、きょうは路線バスに乗るにはお金もかかりますし。逆に言えば、当日は下りの体力を残しておく必要はありません。その点が試走と違います。下山開始後まもなくしてグループ本体とすれ違いました。上りでは呼吸が激しく、心拍も上がっていましたが、下山開始後すぐに通常のランニング程度に戻りました。あっけないものです。基本的には道を譲りながら降りました。馬返しまで45分くらいだったかと思います。ときたま猛スピードで降りていく勇者がいて、軽く抜かされました。どんな練習すればあんなことできるんだ?途中足を滑らせたのは2回。1回はお手つき、もう1回は尻もちつきました。レースの日は手袋を準備する必要があるかもしれません。当日は上りだけだから不要か?
馬返しからは下り坂のロードが延々と続きます。まずは中の茶屋に向かって走るが、走っても走っても着かない感覚。こんなに上がったっけ?ようやく駐車場が見えてきて、中の茶屋に到着。ここで試走会のスタッフに名前を伝えて、「下山」完了を申告します。参加者の安全確認なのでしょう。ここからは少し緩くなった下り坂を再び走ります。舗装がしっかりされているので、ここまでよりぐっと走りやすい。ただ、下りロードはガツンと走れるかと思っていましたが、意外と脚が残っていませんでした。時々緩い走りに変えて、体をリセットして走り続けました。浅間神社のあたりは往路と少し違うところを走ってしまった感じがしますが、まあいいか。神社から今日のゴールまでの間で1回だけ信号待ちがありました。ここはしっかり止まって休憩。そして、今日のゴールが近くなってきました。沿道に民家や商店が並ぶ市街地を走ってゴールとなる鳥居前の公園を目指します。結局ゴールは15時頃。スタートから5時間半が経過していました。おおよそ上りに3時間ちょっと、下りに2時間ちょっとという内訳だと思います。ただし休憩時間を含んでいるので、正味で走っていた時間は4時間半くらいと思われます。正味でいえば上り2時間35分くらい、下り1時間55分くらいだと思います。
きょうの試走会の結果、この走り方(歩き方)であれば、レース当日も制限時間内ゴールは問題ないことがわかりました。ただ、来年山頂コースを目指すなら、今回2時間20分でゴールしなければなりません。序盤のロードでどこまでスピードを上げられるか。それ次第では2時間20分を狙えるような気もしないでもありません。ただし、きょうは本来のスタート地点より1km以上先からスタートしているので、きょうの走り方だと2時間45分くらいのはずです。これを割り引いて考えないといけません。ロードで脚を使い切ってしまうと山道で動けなくなりそうなので、ロードのスピードアップは難しい判断かもしれません。筆者は来年の山頂コースを目指しているわけではありません。今回五合目でゴールすればそれで満足なのも事実。ということは序盤のロードで無理は禁物。今回ほどゆっくりでないにせよ、山道に脚を残す走り方をすべきなのでしょう。そのうえで馬返し時点で2時間20分が何とかなりそうと思えるなら、山道でがんばってみます(たぶん無理)。
荷物を預けたゲストハウスでシャワーを借りて汗を流し、帰宅の途につきました。