富士登山競走2022(五合目コース)

富士登山競走(五合目コース)に参加しました。コロナ禍を経て3年ぶりに開催された大会になります。3年前に撃沈したため、リベンジをかけて翌年に参加したかったのですが、2年連続で中止になり、ようやく今年は開催にこぎ着けました。いわゆる「第7波」の影響でどうなることかと心配でしたが、主催者のやる気が勝った感じでしょうか。

3年前の経験を踏まえて、本当は何度かの試走を重ねて万全の態勢で参加するつもりでしたが、いろいろな用事も重なり試走は一度だけになってしまいました。空気がある程度薄く、斜度の高い上り坂が10km続く練習環境はここしかありません。筆者の場合は富士山駅までのアクセスだけでも3時間コースですので、試走するには丸一日を費やすことになります。なかなか厳しい。

今大会では参加人数を通常より抑え気味にし、参加者には給水用のマイカップ持参を義務づけていました。さらに受付時に健康チェック表の記入とワクチン接種証明を確認し、体温チェックを経てリストバンドを受領します。このリストバンドを見せることで会場に入れる仕組みでした。東京マラソン風の方式で、今後この方法が主流になりそうな気がします。こういった対策を重ねて開催されました。

五合目コースは午前9時スタートです。前回が2時間45分くらいだったので、今回は2時間30分くらいが現実的な目標だと考えていました。次回に山頂コースに進める資格をとるには2時間20分で、これはもともと無理とわかっていましたので、満足いく走りで五合目コースを完走することが目標で、それが2時間半といったイメージです。

他の大会にないピリピリ感満載の会場に到着
キャベツマラソンのTシャツで参戦

スタート時の気温は30度近かったのではないでしょうか。挨拶に立った富士吉田市長は「本来は避暑地」と発言されていました(笑)。号砲後、走り始めるとすぐに汗だらだらになりました。水分補給は欠かせません。2km地点くらいの浅間神社のエイドで水分補給。ここまで神社手前の短い区間だけが平地でした。ここから先はずっと上り坂です。レース後に記録を見るとキロ6.5分くらいのペースで入っていました。そして浅間神社を過ぎて7〜8分くらいに落ちています。

単調な上り坂ですが、このあたりは斜度で言えばまだまだです。6kmの中の茶屋でもしっかり水分補給。持参のカップで2杯の水を飲みました。実はスタート時点で持参のボトルにも水を詰めていました500ml。こちらはこの時点では手を付けず、山登り区間に入ってから摂取しました。中の茶屋を過ぎると斜度が上がり、路面が荒れてきます。舗装道路ではあるが、傷んでいて、ところどろこひび割れしていたりして、あまり走りやすい道路とはいえません。つまずいて転ばないように注意しながら進みました。

徐々に斜度が上がってきて、試走のときも歩くようなスピードに落ちた区間に入りました。前回は中の茶屋以降はほとんど歩いていたので、形だけでも走れている今回はだいぶマシなはず(と思っていました)。ファイティングポーズを崩さずにいたつもりです。そんな感じで馬返しに到着。記録を見るとここまでのタイムは1時間26分台。後でわかったことですが、このタイムは前回より1分遅い。前回より歩かずに来ているはずなのに。前回はスタートから浅間神社までかなり突っ込みながら入ったことを思い出しました。
今回は慎重に入りました。おそらくその違いでしょう。走っている最中にはこの事実は気づいていなかったのですが。

馬返しの手前あたりで阪神タイガースの法被を着て六甲おろしを流している応援の人がいました。おかげでこの後、頭の中が六甲おろしになり、ずっとそのフレーズが脳内リピートされていました。これは良かったんだか悪かったんだか。

馬返しを過ぎて、ここからはトレイル区間に入ります。トレイルに不慣れなので、他の人の邪魔をしないよう、心がけていました。自分が邪魔になって目標を達成できない人がいては申し訳ないので。

走路のなかでどこを走れば(実際には歩けばですが)いいか判断する目利き力が求められますが、この部分は経験上できているのではないかと思っています。トレイルランには不慣れですが、普通の登山道を歩くのはある程度の経験はありますので。それなりの感じで一合目、二合目と進んでいきます。馬返しまでで足を使い果たしていますので、ここはほぼ歩きですが動き続けるのを目標に。ときどき現れる平坦な区間(山小屋跡地など)だけはしっかり走り、少しでもタイムを短縮。そう考えて登りました。

三合目手前でエイド。前と少し場所が変わったような気がします。ここでは水分と塩タブレットをいただきました。エイド以外でもときどき持参したマイボトルの水を摂取しています。

三合目を過ぎてさらに斜度が上がっていきます。ただ、それでもやることは変わりなく、少しでも歩きやすい足場を見つけて、そこを進んでいく。ただし後ろからきている人には道を譲る。

四合目を過ぎると「偽五合目」が何度か現れます。五合目を名乗る元山小屋などの跡地で、ランナーにゴールが近いかと錯覚させます。まあ、それは元々わかっていたので気にしていませんが、これで心が折れる人もいるのでしょう。いったんロード区間を少しだけ走り再び山道へ。さらに急角度の山道を登ります。

今度は舗装道路を横切り、再び山道に入ります。ここで雨が降ってきました。もうゴール寸前なのに、ここまできて雨とは殺生な…。と思いましたが、幸い酷い雨にはならず、助かりました。そんなこんなで五合目佐藤小屋に到着、ここが五合目のゴールです。

結果は1時間45分くらい。トレイルで相当がんばったはずなのに記録は前回と変わらない。これは少々ショックでした。それもそのはずで、記録を後で見返してみると馬返しまでが前回より悪く、ゴールは逆に1分位短縮している。馬返し以降でかなり盛り返していました。今となっては、馬返しまででもう少し頑張れたかなあ……とも思います。

いずれにせよ、結局のところ記録は前回とほとんど変わらず、1分程度の改善に終わり、2時間45分レベルでした。練習を重ねていないので、やりきった感覚はありませんが、いまできる力は出し切ったと思います。それでこの記録なので、これが実力と思って諦めるしかありません。今回はある程度満足感もありますので、この大会参加はこれで最後にすると思います。

ゴールからスバルライン五合目駐車場まで歩いて移動します。おそらく2kmくらいの距離です。もらった水を飲み、途中で五合目行きで預けた荷物も受け取りました。スバルライン五合目の更衣室で着替えるつもりだったのですが、更衣室は女子だけで男子用の更衣室は無いとのこと。これは知らなかった(案内をきちんと読んでいなかっただけかもしれませんが)。仕方なく普通の路上でタオルを巻いて着替えました。若干抵抗ありましたが、仕方ないですよね、こればっかりは。汗でどろどろの服のままというわけにもいきませんので。

下界は全く見えませんでした

着替え後バスに乗り、道の駅富士吉田へ移動しました。前回は富士吉田市役所付近の公共施設だったはず。平日の午後なのでちょっと違和感ありましたが、今回は道の駅なので違和感ありません。事前にもらった500円のクーポン券で富士山ビールをいただきました。焼きそばなどの食事をとっていた人もいたようです。ここからバスを乗り継ぎ、富士山駅へ移動し、駅近くの喫茶店でカレーをいただきました。金曜日のお昼はカレーと決めています。美味しくいただきました。マスターから「お疲れさま」とのお言葉もいただきました。ありがとうございます。

富士山ビール、美味しかった!
金曜日はカレーを食べる(珈琲・食事 みつい様)

17時台の特急券を予約していたのを15時台に繰り上げ。これで八王子までゆったりと帰れました(缶酎ハイを飲みながら…笑)。夕暮れ前に横浜の自宅に帰着できました。この大会をゆっくり振り返りたいところでしたが、平日でしたので仕事のメール処理などに追われました。100通オーバーにはビビりましたが(不急なメール処理は週明けに先送り)。

なお、7月は月間200kmまで残り20km以上残しています。疲れを残さずあと3日でクリアできるかどうか。