松本マラソン2019

第3回松本マラソンに参加しました。第2回だった昨年は台風接近のため前日夜に中止を発表。前日から松本入りしていた筆者は翌朝、松本城付近を未練の朝ラン。昼過ぎの特急で帰宅しました。14時頃から新宿方面への特急は全面的に計画運休になったので、前日の中止決断は正しい判断だったということでしょう。ただ、参加者としては大変残念なことでした。今年は昨年より1週遅く、10月最初の日曜日の開催です。9月には台風で特に千葉県内で大きな被害がありましたが、とりあえずこの週末は台風の心配は無さそうで一安心といったところです。

前日の土曜日は山梨県内でレンタカーを借りて城めぐり。その後、夕方に松本に到着し、ホテルにチェックイン。すぐに当日夜と翌朝の食料の買い物に出ました。本日夜はラグビーワールドカップ日本対サモア戦があります。外食せずにホテルで食事しながらこれを観ることにしました。日本代表は序盤は苦戦したものの、見事に4トライを決めるなどサモアを圧倒。BPを含めて勝ち点4をゲット。生中継を見てよかった。終了後、風呂に入り、ついでに寝酒もいただいて就寝。翌朝に備えました。

当日朝は5時起床。すぐに前日に朝食として買っておいたおにぎりを食べようとしましたが、何と冷蔵庫が効き過ぎておにぎりが凍っている想定外の事態。一緒に買ったオレンジジュースも同様で、シャリシャリのシャーベット状に。困りましたが、とにかくおにぎりは口に入れてよく嚙んで食べました。凍ったおにぎり2個で、スタートまでに若干お腹を壊したような気もします。

身支度を整え、6時半にホテルを出て駅前のシャトルバス乗り場へ移動。係員が40人くらいずつに列を分けて次々とやってくるバスに乗り込ませています。大変スムーズに誘導していた印象です。ただ、基本的に観光バスタイプのバスに乗るのですが、筆者が待っていた場所に現れたバスは何と路線バスタイプのもの。40人のグループの中で最後方に近い場所にいたため、乗り込んでみると既に席がない状態。会場まで座れずに移動することになりました。これは無いよ・・・。42kmも走ろうとしているのだから、20分くらいの乗車時間を立ち続けることくらいどうってことないことではありますが、少しでも体を休めてリラックスしてスタート時間を待ちたいもの。繰り返しますが、これは無い。

会場到着は7時頃。凍ったおにぎりの影響でお腹が冷えたのか、ホテルでトイレなど済ませてきたのにもう一度トイレ行きたくなり、列に並んで待つ羽目に。何だかスタート前から色々とダメな予感しかしません。その後、荷物預けのトラックへ。着ていた上着を脱いで最終的に走る服装になり、これをリュックに詰め込んで預けました。この時点で7時40分。少し肌寒い朝だったので、もう少しの間だけでも上着を着ていたかったのですが、仕方ありません。

メイン会場の様子

スタートブロックに入る締め切りは8時10分。それまでの間は途中の階段で座り込み、次々とやってくる人たちの衣装などを楽しんでいました。プロ野球、Jリーグ、着ぐるみなど思い思いの服装で、見てるだけでも楽しめます。筆者はいつものようにJ3ザスパクサツ群馬のユニフォームでしたが、前方から同じくザスパのユニフォームを着た人がやってきて目が合いました。「がんばりましょう!」と声をかけられたので、「がんばりましょう!」と返事しました。気持ちいいですね。スタート前にはもう一人、ザスパのユニフォームを着た青年と出会いました。青年は「優勝しましょう!」と声をかけてきました。嬉しいですね。優勝しましょう。

さてスタートブロック入り、時刻を待ちます。体が冷えるといけないので、やや後方でストレッチなどするスペースを作りながら時間がくるのを待ちます。待っている間に雨がぱらついてきました。雨の予報なんかあったっけと思いましたが、体が冷え内容に足踏みしたり手の指を動かしたりしながらスタートを待ちます。雨なんて考えていなかったのでスマホの防水対策(ジッパー付きの袋に入れる)をしていませんでした。これは失敗したかも(でも無事でした)。

雨が降り始める中、スタートを待つ様子

8時半、予定通り号砲が鳴りスタート。しかしなかなか前に進みません。この規模の大会にしては少し時間がかかり過ぎる印象。4分半くらいかかってようやくスタートラインを通過。しかしまだまだ渋滞が続きます。おかしいと思いながら回りを見回すと、走路が非常に狭い。道路は十分な広さがあるのに関係者エリア(カメラマン)のいる場所を広くとっているため、走路が十分に取れない。これでは渋滞を産むのも仕方ありません。スタート地点通過前のロスに加え、スタート地点通過後の渋滞も含めると全部で7分ちょっとロスしたのではないでしょうか。これはちょっといただけなかった。

渋滞を抜けると快適に走れるようになりました。やや下り坂になっているコースを南下するように走ります。松本城の脇を通り、深志二丁目の交差点あたりまで下り坂だった気がします。ここは昨年は未練の朝ランをしたエリアで懐かしく感じました。5kmのラップは28分半くらい。渋滞を加味すると下り坂とはいえ、かなり飛ばしすぎ。このままでは最後まで持たないと自覚して自重しました。5kmの手前くらいが雨は最も降っていたような気がします。最初は気にならない程度の雨だったのが、しっかり雨を感じるようになり、ウェアが体に張り付く感覚もありました。汗じゃなくて雨だったと思います。

5kmを過ぎると平坦なエリアに入ります。ひらすら南下する感じですが時折小刻みに曲がり角を通り、さほど走りやすくはない印象。田園地帯があったり、小規模な商店が立ち並ぶ昔ながらの街並みがあったり、飽きのこないエリアでした。10kmのラップは29分くらい。通常状態に落ち着きました。このペースを維持することを心がけるようにしました。

10kmを過ぎると高速道路の側道を通り、ここは折り返しを含むので対面通行するエリアになります。前方からやってくるランナーの仮装や服装などを見て楽しむことができますので、折り返しエリアは好きな方です。折り返して少し進んだところで15km。15kmのラップは約29分でペースを維持していました。いい感じです。

15kmを過ぎて20kmの手前にJR線をオーバーパスするための橋と、その前後の坂がありました。このコース最大の難所かもしれません。少し長く続く坂をゆっくりと上り、下りは通常ペースに戻す感じで難所を過ぎました。しかし、ここで少し疲労を感じはじめました。早すぎる疲労です。上り坂でどうせスピードが落ちているのだからとアミノ酸ジェルを摂取。ポケットにはジェルを2回分と塩タブレットを7粒くらい用意していました。20kmのラップは29分強。上り坂でスピードを落とした分でしょう。

20kmを過ぎるとぐっと疲労が色濃く感じられるようになりました。田園地帯の中を走るので景色にあまり変化がなく、疲れた頭にも刺激が足りません。徐々に足取りも重くなってきました。そんな中で25km手前で公園の敷地に入ります。松本空港が近くに見えていますので、おそらく空港やアルウィン、そしえて今日のゴールである陸上競技場などを含む広域な公園なのでしょう。たしかアルウィンの正式名称は広域公園という言葉が入っていたように記憶しています。公園に入るとぐっと失速。何か一気に疲労が溜まってしまった感じです。25kmのラップは31分。30分を超えてしまいました。こうなるともう気持ちが切れてしまってダメです。このあたりから体調に反比例するように、雨はどこへいったのかというように日差しが出てきて、気温もぐっと上がり始めました。やはり、もうダメです。

25kmを過ぎると公園の外周を通り、アルウィンの前に差し掛かります。ここでジェフ千葉のユニフォームを着た女性に遭遇。J2の懐かしさの余り声をかけてみると、アルウィンで観戦経験もあるが、雨だったのであまりスタジアムの記憶が無いのだとか。それは残念。アルウィンの北側では松本山雅の大旗隊がずらり。ザスパのユニフォームにも反応していただきました。ラスト3kmくらいでまた会いましょう。30kmのラップは35分。本格的にダメです。このあたりから足攣りの症状も出始めました。経験上ストレッチやったりしても結局再発するので、こうなったらスピードを落としてゆっくり走る(歩く)しかありません。ごまかしながら進むだけです。

ゴールの近くを通っているのにまだ30km地点というのがとても辛く感じられます。アルウィンの近くから北上し、折り返す区間に入ります。再び対面通行になりますので、気が紛れていいのですが、体の疲弊は収まりません。30kmを過ぎたので再びジェルを摂取。あまり空腹は感じていなかったのですが、ポケットの中を軽くしたいためという感じです。ついでに塩タブレットも摂取しました。エイドにはリンゴが出ていました。このリンゴ美味しかったのですが、あまりマラソン向きではないような気もします。咀嚼がけっこう大変。ちなみにシャインマスカットは取り損ないました。残念。折り返してアルウィン近くまで戻ったところで35km。ラップは35分をオーバー。もう走れていません。

アルウィンの近くまで戻ってきたのに、再び距離調整のような山びこドーム折り返し区間に入ります。日差しがきつくて、足が前に進まない感じになってきました。折り返しを過ぎて、再びアルウィンの北側に差し掛かりました。松本山雅の大旗隊の皆様から先ほどより大きな応援をいただきました。ありがとうございます。J1で待っててください。アルウィンを過ぎると左折。いよいよゴールに向かいます。長く長く感じられます。左折直後に40km地点。ラップは40分。ますます落ちています。まだ2kmもあるかと思うと辛い。

ようやく陸上競技場が見えてきました。外周を4分の3周くらいして、スタンド下を通りトラックに入ります。あれー、トラックに入るのは第2コーナーくらい。トラックが長い。あと300mも走らなければならない。ほとんど足が攣っている状態なので思うようなスピードにはなりません。ゆっくりと足を進めて、最後は山雅の雷鳥キャラクターとハイタッチを交わし、ゴールへ。40km過ぎだけでも16分以上かかっていました。ダメダメです。

というわけでネットで4時間半を切れませんでした。シーズン最初のフルマラソンということで何とか気持ち良くゴールしたかったのですが、途中からダメダメになってしまいました。課題である足攣りも出てしまいました。次のフルマラソンは3週間後の盛岡。どこまで立て直して第1回大会に参加できるか。気合を入れ直して次に望みます。

ゴール後に振る舞われた手打ちそば
完走メダルは昨年のものも一緒に配られました(昨年エントリー者のみ)