富里スイカロードレース2017

2017年6月25日(日)、千葉県富里市で開催された「富里スイカロードレース」に参加しました。毎年抽選によるエントリーが高倍率になり、5回目でやっと当選しました。そもそも人気を聞いてエントリーを始めたこともあり、どれだけ楽しいレースか楽しみにしていました。

しかし出鼻をくじかれたのは天気。梅雨時なので仕方ありませんが、朝起きた時点から断続的に雨。大会が終わるまで断続的に降り続いていました。楽しみにしていただけに、残念。

まずは会場へのアクセスから。自宅を朝6時に出発。酒々井プレミアムアウトレット(ここの駐車場が公式の駐車場です)まで1時間強で到着する見込みでしたが、ICを降りる前から渋滞が始まっていました。駐車場到着は7時半過ぎ。これは見込み違いでした。7時半に出るシャトルバスに乗れば駐車場から会場付近まで送ってもらえるのですが、間に合わなかったため会場から約1.5km離れた場所までしか送ってもらえませんでした。まあ、それでもランナーにとっては苦になる距離ではありません。

既に3kmの部、5kmの部はスタートしていて、筆者が参加するのは「10km 40歳以上の部」。10kmのカテゴリーは「一般」と「40歳以上」に分かれていました。このネーミングちょっといただけませんね。40過ぎのおじさん・おばさんは一般的な存在ではないかのようです。「40以上」は10時30分スタート。スタートまで余裕があると思っていましたが、そんなに甘くありませんでした。

1時間以上の余裕で会場に入り、まずは荷物を預けたかったのですが、会場近辺の導線が難しすぎました。案内図や案内矢印が極端に少ないうえに、的を得ない場所においてあるので初参加の筆者は会場内の移動にかなり頭を悩ませました。また、せっかく掲示されている地図も、掲示の向きがよくないこと、表現(特に現在地)がわかりにくいことの2点難点があり、理解しがたいものでした。筆者は地図だけでどこでもたどりつける自信をもっていますが(?)、配布されているパンフレットの地図のできも良くなかったように思います。案内図とその部分的拡大図の向きが異なっているなど。これでは実際の会場の様子とすぐに結びつけることができません。パンフなどを作ったら現場の地理に明るくない人にも見てもらい、わかりやすいかどうか確認してもらうことが必要ではないでしょうか。現場をわかっている人が見ても、問題点は見つからないと思います。

そんなこんなで、参加賞の受け取りはレース後になってしまいました。荷物預けは100円で袋を購入し、これに入れて預ける方式。袋の有料購入は理解できますが、長蛇の列には閉口。うまく導線を作ればもっと効率よく受け付けられるはずです。という感じでようやく走れる準備ができたのはスタート約30分前。あまり余裕がなくなってしまいました。水分を補給し、ストレッチ、トイレとルーチン的にこなしているうちにスタート間近になりました。目標時間は5分刻みでスタート位置を分けていました。事前のブロック指定はなく、その場で目標時間ごとに立ち位置を選ぶ方式でした。筆者は55分のブロックに立ちました。40歳以上の部は男女あわせて5000人以上走るようで、かなりの混雑具合です。

準備している間にいったんは小降りになった雨が再び降り始め、スタートを待っている間も弱いながらも降り続けていました。持参のスマホは防水のためジッパー付きの袋に入れ、写真撮影は袋から出さないとできなくなりました。号砲後、スタート地点までは約2分半。この規模の大会としては時間がかかる方だったと思います。スタートライン通過後もしばらくの間は混雑が続き、思うようなスピードになりません。今回はフルマラソンの練習として1kmあたり6分で入り、5km通過後に5分40秒/kmに上げるという算段。しかし最初の1kmはネットタイムで6分オーバー。混雑の影響と思われます。目標をちょっと盛りすぎの人が多かった印象です。適正な位置からスタートして欲しいと強く感じます。まあ、それほどシビアにタイムを気にするレースではないのでしょうけれど。

スタート待ちの様子。雨模様です

1kmの表示を過ぎたあたりから、混雑はしているものの何とか6分/kmのスピードになってきました。1kmから2kmの間は少し下り坂になっていることもあり、速度回復には適した区間だったと思います。そのまま6分を切るくらいのスピードに上げ、5km地点くらいまで5分40秒/kmで安定走行。あれ? 当初言っていたより速い。ただ、多少アップダウンはあるものの難しいコースではありませんので、仕方ないかなと思い、そのままにしました。今回の難敵は、コースのアップダウンではなくて、蒸し暑さ。ただでさえ蒸し暑いのに、最初の方は人が多いからか気温は高くないのに汗が噴き出るような蒸し暑さ。時折コースを吹き抜ける風がとても心地よく感じましたが、ほとんどの時間帯は「なぎ」状態でした。少しずつランナーの集団がばらけてくることで、ようやく蒸し暑さは解消したような気がします。給水は1.5kmに一回程度設定されていて、喉の渇きを感じることは全くありませんでした。

そんな感じで5km通過はグロスで31分くらい、ネットで28分30秒くらいでした。情報によると9km地点あたりに「給スイカ」があるはず。ここではスイカを食べる予定なので、ある程度の時間を要するはず。グロスで1時間を切るにはいまの貯金ではちょっと心許ない。というより、貯金が足りない。ということで、9kmまでの区間を少しスピードを上げることにしました。目標は5分30秒/km。普通にいけば53分くらいで9km地点に着くはずで、給スイカで1分使ったとしても残り1kmを6分で行けばグロスで1時間を切れる。という皮算用。グロスで1時間切るなんて当初考えていた目標ではなかったはずですが。

実際にはもう少しだけ体力に余裕があったようで、5分30秒を少し切るタイムで9kmまで走れたようです。給スイカ直前(多分8.9kmくらい)のタイムスタンプは50分31秒でした。かなりスピードアップしたようです。1kmあたり5分強くらいのスピードだったということでしょうか。でも、前半で力を入れなかったことで、まだ余裕がある感じでした。ここで「給スイカ」。カットされたスイカがテーブルにずらりと並んでいます。食べるのにある程度時間がかかりますが、わたしは2切れいただきました。水分補給にはなるのに加え、ある程度の甘さがあるので、糖分の補給にもなるのではないかと思います。美味しくいただきました。

給スイカの様子

給スイカを過ぎると、その直後に急な上り坂が待ち構えています。この入り口に9kmの掲示。時計を見ると、グロスで54分を少し過ぎている。ちょっとゆっくりと給スイカしすぎたようです。残り6分弱で走り切らないとグロスで1時間を切ることができなくなりました。2分くらい給スイカで使ってしまったようです。まあ、普通にいけば6分は切れるはずなのですが、気になるのは目の前の上り坂。気合を入れてネジを巻き直して上り坂へ突入。普段の坂道練習のおかげか、あまり失速することなく上り切りました。ここは気持ちよいくらいな追い抜き方。上り坂の区間はおそらく250mくらい。残り750mになります。

あとは速度を落とさないこと。それでグロス1時間切りになるはず。結果、50秒ほどの余裕を持って、10kmのゴールに達しました。ラスト1kmは5分10秒ほどで走ったことになります。坂道含む区間なので、良い感じではないでしょうか。

ゴール後はスイカのサービスがありました(これも場所がわかりにくい)。ここでは1切れいただきました。これ以上食べるとお腹こわしそうなので自重しました。スイカサービスのすぐ脇に更衣室がありましたが、荷物の受け取りは別の場所。受け取った後で更衣室に戻り、着替え。そしてシャトルバス乗り場へ移動。何だかなあの導線でした。

レース自体はスイカも含めて楽しく走りきりましたが、大会自体には疑問な点も多かったと思います。アクセスの難、いたるところで発生する待ち行列、会場内の導線などなど、正直言ってここまでの人気大会になる理由がわかりませんでした。「給スイカ」なる言葉の魔力なのかもしれません。確かにスイカは美味しくて魅力的でした。でも、次回以降の参加はないかなと思います。