鹿児島マラソン2023

3月5日、鹿児島マラソンに参加しました。前週のいわきサンシャインから連戦になります。

この大会には2020年に初めてエントリーして抽選の結果当選しましたが、コロナ禍で直前に中止になりました。このとき返金は無かったものの、地元特産品のセットを送付していただきました。特産品のなかにはなぜか焼酎が2本も入っており、何で酒飲みとわかったのだろうと思いながらもご厚意に感謝しておりました。2021年はエントリー開始前に中止が決まりました。2022年は2020年のエントリー者向けの優先エントリー資格があったのですが、同日開催で同じく参加資格を持っていた東京マラソンを選択してしまいました。結果的に鹿児島は中止、東京は実施。筆者の選択は正しかったことになりますが、鹿児島を裏切ってしまった後ろめたい気持ちがありました。

ということで今年は感謝とお詫びの気持ちを持ってエントリーといった感じです。抽選はなく先着順のエントリーでした。実は筆者は当初、この大会にあまり良い印象を持っていませんでした。というのも、新規開催の大会であるにも関わらず、同じ県内で20年以上も開催を重ねてきたヨロンマラソンと日程を重ねたことに不満がありました。何らかの事情があって日程を選択したのだと思いますが、先行者に対するリスペクトが欠けていると感じていたのです。と言いながらも、なし崩し的に47都道府県マラソンの「2周目」を始めている以上、この大会に参加しないわけにはいきません(指宿もありますが)。

ということで大会前日、早朝の便で鹿児島に到着しました(早朝しか予約が取れなかった・・・)。バスで鹿児島市内に移動後、駅近くの予約したホテルに荷物を預け、早速前日受付の会場へ。市内中心部の鹿児島市役所、鹿児島城跡などにほど近い中央公民館が受付会場です。受付でビブスなど一式を受け取り、旧県庁の建物、鹿児島城跡などを見物後におもてなし広場(中央公園で実施)へ。特に飲み食いもせずにそのまま通過し、天文館でランチとしました。天文館は鹿児島中心部の繁華街の名称です。

ランチ後は市電に乗り、県庁、野球場(薩摩おいどんカップを観戦)、陸上競技場(サッカーJ3鹿児島-FC大阪を観戦)とまわって、夕方にホテルに帰還。ホテル近くのお店をみつけてここで食事(鹿児島らしく焼酎と共に・・・笑)。途中、スーパーで朝ごはんの買い物も済ませましたので、ホテルに帰還後、早め寝酒を飲んで就寝しました。

朝は5時に起床。8時半スタートなので意外と慌ただしい朝です。すぐに用意しておいた朝食を食べ、基本的な着替えを済ませるなど出発の準備を済ませました。ちなみにこの大会の荷物預けですが、ナンバーが偶数の人は7時までに預けるよう記載されていました。スタートは8時半なのに1時間半も前に預けさせるってどういうことなのだろう。まだ肌寒いので1時間半も寒い服装で待ちたくありません。この大会で不満な点のひとつでした。この件は参加案内の別紙みたいなところに書いてあったのですが、気づいた人はどれくらいいたのだろうか…。混雑回避が目的だと思いますので7時以降でも預かってもらえたとは思うのですが、注意書きに気づいてしまったからには守らないわけにはいきません(変な意地ですが)。今回、荷物は預けないことにして、ほとんどを宿泊していたホテルに預け、上着は応援の同行者に持ってもらいました(助かりました)。そんなわけでホテルを出たのは7時過ぎでした。

市電に乗り込み、7時半頃には会場最寄りの電停に到着。そこからいまひとつ案内がはっきりしないなか、それっぽい方向へ進み、スタート会場に着きました。スタートブロックの締め切りまで少し時間があったのでコンビニの駐車場で集まってくるランナーさんを見て仮装やウェアを楽しみながら、ストレッチなどのウォーミングアップで準備を整えました。時間が近づいたところで上着を脱ぎ、ビニール袋を羽織ってスタートブロックへ。ビニールはスタート前に係員が回収してくれていたので助かりました。

鹿児島マラソンスタート前。少し肌寒い気候でした

8時半、予定通りにスタート。ふと気づくと目の前に4時間のペースランナーさんがいることに気づきました。判断に迷いましたが、行けるところまでペースランナーさんに着いていくことにしました。前半は少し早めに走り、後半は少し落ちてくる前提で走るということで、筆者の目標設定にも合っています。今日いきなりサブ4は無理と思いましたが、1週間前のいわきで30kmまで何とか走れたことを踏まえ、32〜33kmくらいまでをペースランナーさんに合わせていければ御の字と思い、後について走り始めました。

いつもの練習時からそうなのですが、筆者の場合、スタートからしばらくの間は思うようなペースで走れません。今回のペースランナーさんは5分30秒を切るくらいのペースを設定しているとのことなので、最初から無理がありした。それなのにこのペースで合わせてしまいました。序盤から疲弊することになってしまい、これが尾を引くことになったのですが、この時点ではまだ気づいていません・・・(初心者の走り方ですね・・・)。

5kmのラップは28分台。スタートの混雑を考えると、筆者のペースからいえば飛ばしすぎ。あとに影響が残るレベルです。結構呼吸も激しくなっている感じでした。昨日サッカーを観戦したスタジアム近辺を通ります。なるほど、こういうコース設定だったのかと納得。最初の給水をしっかりとったところ、ペースランナーさんは少しペースを落として給水してきたランナーを待っていてくれました。これはありがたい。しかし、7km付近にあったアンダーパスを含む立体交差をきっかけにペースランナーさんが少し先行する感じになりました。ちょっとついて行けない感覚です。もうペースランナーさんを追いかけるのはやめようという気持ちと葛藤しながら、スタート会場の付近を通りかかります。その先の10kmのポイント付近でペースランナーさんを見失いました。ペースランナーさん、少し速すぎるんじゃないでしょうか? 10kmのラップは28分台を維持。給水があり、立体交差の上り坂もありのなかではやはりちょっと飛ばしすぎです。ここからはペースランナーさんを気にしないことにしました。

10kmを過ぎると、姶良方面へ走り、26kmくらいで折り返してスタート会場付近に戻る往復コースに入ります。まだトップランナーは折り返してきていませんが、いずれすれ違うことになるでしょう。そういうトップ選手の走りを間近で見られるのは楽しみでした。この往復コースは事前にもらったコース図に記載されていた高低図ではほとんどフラットに見えますが、実際には小刻みなアップダウンが続くなかなかタフなコースでした。

10km付近で筆者の着ていたザスパクサツ群馬のユニフォームに反応して話しかけてきた先輩ランナーさんがいらっしゃいました。何でも深谷(埼玉)から来られたとか。ひとのこと言えませんが、遠征お疲れさまです。すぐに先行されてしまいました(笑)。

12km付近でエイドの食料を手にしました。あまり序盤のエイドで食料を取ることはないのですが、少し朝食が少なめだった気もしたのでエネルギー補給としていただくことにしました。食料はおそらく地元の品である焼きドーナツ。ちょっと口のなかの水分を持って行かれる感じで、失敗感がありました。そのため直後にスポーツドリンクを多めに飲んでしまいました。これが良くなかったのでしょう。その先で腹痛を感じるようになってしまいました。

そういったトラブルの気配を感じながらも15kmのラップは29分台。落ちてきましたがまあ悪くない状態です。ただ、この後がいけなかった。20km地点の手前くらいでどうにも耐えきれなくなってトイレストップ。3~5分くらい止まっていたでしょうか。もう記録はあきらめざるをえません。20kmのラップは35分。やはり5分くらい止まっていたのでしょう。

姶良へ向かう道はコース右側にずっと錦江湾が見え、桜島が大きく見える風光明媚なものでした。また、コースに沿ってJRの線路が走っており、ときどき列車が通りかかります。車内の人が手を振ってくれていたりします。ありがとうございます。

25kmのラップは31分台。トイレストップで気持ちが切れた感じです。26kmくらいで折り返して、今度は錦江湾を左手に見て走ることになります。気持ちいいコースです。SUPやサーフィンの人までがランナーを応援してくれています。手を振り返して感謝の気持ちを伝えました。

往復コースの復路はずっとこんな感じの気持ちいい風景でした

30kmのラップは33分台。何とか走り続けているというレベルで、速度低下が止まりません。このあたりになるとずっと同じようなペースの人と抜きつ抜かれつのような感じになります。時には声を掛け合うこともあります。そういうちょっとしたコミュニケーションが励みになります。

35kmのラップは37分台。もうときどき歩行も取り入れている状態です。35kmくらいまでは何とか持たせたいと思っていましたが無理でした。序盤のトラブルがあったので補給食も控えめにしましたが、それが疲弊に輪をかけたのでしょう。

40kmのラップは38分台。バスケのボールをドリブルしながら走っているランナーさんやディズニーキャラの仮装ランナーさんと抜きつ抜かれつになりました。何でその走り方でこのペースで走れるのだろう。すごいです。

そんなこんなでフィニッシュ直前にはJRの跨線橋のアップダウンを過ぎ、苦悶の表情でフィニッシュ。ネットでぎりぎり4時間40分を切っているレベルでした。強風にやられたいわきより改善していますが、コンディションに恵まれたにも関わらず、この結果は残念でした。反省点が多いレースです。

鹿児島市役所前でフィニッシュ

終了後、荷物を預けなかった人の導線に従って移動しようとしたところ、応援の同行者との合流が困難なことがわかりました。やむを得ず同行者と電話で連絡を取りながら導線を外れて移動したところ「おもてなし」の会場に入ることになりました。無事ここで合流できましたが、もし荷物預け無しの導線に従って移動していたら「おもてなし」に寄れなかったってことでしょうか? これにはちょっとびっくりしてしまいました。筆者の勘違いだったらいいのですが、荷物預けなかった人で「おもてなし」を通らなかった人もいたのではないでしょうか。ここでおにぎりとか餃子とか配っていたのに。

おもてなし広場で配布された餃子
同じくおにぎり

会場を後にして、ほとんど着替えずにそのままの服装で上着を羽織り、フェリーに乗って桜島観光へ。観光と言っても桜島に渡ったというだけでほぼ何もしていません。むしろフェリーに乗ることが目的化していて、船内の名物であるうどんを食べることがメインだった気がします。

フェリーでは定番のうどんをいただきました