そうじゃ吉備路マラソンに参加しました。フルマラソンの部です。岡山県では「おかやまマラソン」に参加したことがあり、これが2回目のフルマラソンになります。47都道府県マラソン2周目の一環です。
この週末は寒波襲来が予報されていて、寒さ対策が必須になる大会でした。前日に宿泊地の倉敷に到着。所要を済ませてから予約したホテルにチェックインしました。駅から徒歩7分くらいの立地です。倉敷には以前に訪れたことがあり、昔の町並みを保存した「美観地区」の観光を中心に、大原美術館や星野仙一記念館(現在は閉館)にも行きました。大原美術館では、時間切れのため全部回りきれなかった記憶があります。
ホテルで一休み後、寒いので遠出せずにホテル近くのお店で夕食を済ませました。以前に訪問したときには無かった再開発ビルの1階のお店です。ピザやパスタをいただきました。食事後はコンビニで翌朝の朝食用のパンと寝酒を購入してホテルに帰還。大浴場で入浴後、寝酒を飲んで早めに就寝しました。
当日朝は5時20分に起床しました。スタート時刻の4時間前になります。前夜に用意したパンを食べてから諸々の準備を開始。長袖、長タイツはもちろん、Tシャツ、短パンのほかにアームウォーマー、ネックウォーマーも装着しました。アームウォーマーの下と腰ポーチには使い捨てカイロも入れました。また、耳の防寒対策としてバフを頭に巻きました。ここまででかなり重装備です。今回は3連休ということでホテルには2泊の予定です。大会終了後は着替えずに上着だけ着てホテルに戻り、大浴場を利用する想定です。必要最低限の着替え(何らかの理由で着替える必要が生じた場合のため。実際には着替えない)とタオル(水で濡らしておしぼりに)を会場に持参しました。
ホテルから外に出るとやはり寒い。寒いので倉敷駅に急ぎました。倉敷駅からは臨時の列車で総社駅へ移動しました。およそ10分くらいの乗車でした。総社駅ではホームから脱出するのに少し時間がかかりました。次の電車が到着してしまいそうでした。総社駅から会場までは徒歩20分ほどで、ウォーミングアップというより寒さに身体を慣らすように歩きました。
会場では荷物を預ける前にトイレを利用するなど最終的な準備を整えました。洋式の仮設トイレがあって助かりました。マラソンの前や途中に和式トイレは厳しいのです。トイレの待ち時間もほんの僅かで、こちらも助かります。ポーチにジェルやサプリを入れ、手袋の装着も完了。そしてダイソーの100円ポンチョを着込んで最後の寒さ対策も完了です。荷物預けに向かいます。荷物預けはナンバーの下1桁別に自分で棚に置く方式でした。引き渡しの際にナンバーを照合するのだと思います。
スタートブロックへ移動しました。筆者にはBブロックが指定されていました。申告タイム別なのかよくわかりません。そんなに速いタイムを申告したつもりはないのですが。
9時10分に10kmの部がスタートするのを見送った後、スタートブロックに入ります。ゲストがなにか話すわけでもなく、意外と淡々と進むスタート前。30秒前くらいからカウントダウン開始。予定通り9時20分にスタートしました。スタートライン通過は1分ちょっとで、スムーズなスタートでした。
目標としては「完走」だけなのであまりタイムは気にしていないのですが、できれば30kmくらいまではそれなりのペースで(歩かずに)走りたいと思っていました。このため慎重に入ることを心がけて、最初の5kmくらいまでは平均ペースより遅く走るつもりでした。イメージしたペースは1kmあたり6分前後です。手元計測で1kmのラップは6分弱でした。スタート時のロスを含むラップなので少し早すぎます。もっと落ち着いて走ることをこころがけましたが、2kmのラップは5分45秒くらい。まだ速すぎる。もっと慎重にしないといけません。右折して大通り(国道)に入ります。慎重に走りたいのに道幅が広がったものだから、なかなかスピードが落ちません。3kmのラップは5分40秒を切っていました(笑)。
3kmを過ぎて左折するポイントの手前くらいで救急車が来て、ランナーは一時ストップして救急車に道を譲りました。大会で事故でもあったのでしょうか。寒いので低体温症なども心配です。
この大会は比較的アップダウンが目立つコース設定ですが、5km手前くらいから小刻みなアップダウンが始まります。5kmのラップは初めて6分近いタイムに落ちましたが、給水があったためだと思います。この給水所で着ていたポンチョを脱ぎました。ポンチョの中はかなり汗ばんでいました。そしてウェアに汗が染みているため、少し寒く感じました。スタート直前くらいに脱いでも良かったのかもしれません。
この大会のコースはかなり複雑で、コース図を見ても一度では頭に入りません。どこでアップダウンがあるかという点を頭に入れておくだけでした。実は5kmあたりから始まるアップダウンの場所は、後ほど30kmくらいで同じところを通ります(オフィシャルのコース図には「2周目」と書かれている)。路肩のキロ表示も2周目用に「30km」とか書かれているのが見えます。いずれ同じアップダウンを通るのだと覚悟ができます。
アップダウンのあるエリアを過ぎると、コースは左折していきます。大きな周回コースの内側に小さな(と言っても10kmくらい)の周回があって、ここを時計回りに1周します(大きな周回は反時計回りに2周です)。
ちょっとした距離調整の折り返しを過ぎたところでこの大会いちばんの上り坂に差しかかりました。ここまで6分以下のラップタイムを継続していましたが、はじめて6分を超えるラップタイムになりました。まあ、この上り坂では仕方ないと思ったのですが、15kmくらいで上りきったあとも6分超のラップタイムが続くようになってしまいました。走っている最中は不思議に思っていたのですが、あとから記録を見て理由がわかりました。下り基調の区間とはいえ、小刻みにアップダウンを繰り返していました。これではスピードが戻らないのも仕方ないですね。
17kmくらいから大きな通りに出ました。向かって右側の車線を走っていたのですが、左の車線にはなぜか向かいからランナーが走ってきます。それもかなりのスピードです。意味がわからなかったのですが、これも後から記録を見て納得しました。17km~18kmくらいの区間は大きな周回と小さな周回が対面するコース設計になっているのです。反対側を走っているのは大きな周回の「2周目」に差しかかっているトップクラスのランナーさんたちでした。26~27kmくらいにあたります。筆者より9kmくらいも先を走っているわけで、そりゃ速いわけだ。こういうのは走っている最中には理解できないものです。
19km手前くらいで対面コースの区間を終えて右折します。対面コースのあたりから比較的平坦な区間に入ったこともあって、ラップタイムは5分台に戻っていました。ただ、それも長続きせず、20kmくらいからは6分台のラップが続くようになりました。これは単に疲労してきただけだと思います。このラップを30kmまで継続できるかどうかがポイントになります。22kmくらいで「小さな周回」を終えて、大きな周回に戻ります。
大きな周回は比較的平坦な道路ですが、20kmを過ぎてから6分台のラップが続いています。
ちなみに、小さな周回の終盤で応援してくれた同行者が大きな周回に戻った直後に再び応援に現れたのには驚きました。比較的近い場所なのですね。これも後からコース図を見て理解できました。
左折してしばらく進むと大きな周回の2周目に入ります。ここからは一度走ったコースになります。2kmくらいで通ったところを26kmで再び通ることになります。1周目には意図せずにスピードが上がってしまった区間なのに、こんどは意図せずスピードが落ちてしまう状態です。ラップタイムは6分10~20秒くらいに落ちてしまっています。1周目で5km手前くらいから始まったアップダウンに差しかかります。29kmくらいから始まるアップダウンということになります。
冒頭に書いたように30kmくらいまではしっかりと走りたかったので、ここは何とかこれ以上スピードが落ちないように粘りました。アップダウンが続きますが6分20秒くらいのペースを維持して走りました。アップダウンが終わるのが31kmの手前くらいでした。何とか持ちこたえてアップダウンを走りきりました。
30kmまでそれなりに走るという目標は達成したので、次の目標を考えました。「ラスト10km」の地点(32km過ぎ)までこのまま維持したい。これを新たな目標に決めましたが……。実際にはかなりの失速になってしまいました。ラップタイムは6分台を維持したものの7分に近い6分台に落ちました。33kmまでこのままいけるかもと思いましたが、そろそろ走るのをやめないと太もも裏側がやばいことになりそうという感覚になっていました。
実は1週間後にもフルマラソンを走る予定でいます。いまここでケガするわけにはいかないので、自重することにしました。という言い訳を考えて、歩きと走りを繰り返しながら進むことに決めました。あと10kmを切っているので、4時間半くらいでフィニッシュできそうなイメージでした。
36kmくらいの地点で、2時間前に小さな周回から大きな周回に戻った地点に戻ってきました。1周目では22kmくらいだった場所です。1周目には6分強くらいのラップタイムだったかなと思いながら走っていました。現在のラップは7分前後です。1分近く落ちています。
比較的平坦なコースを進み、39kmを過ぎたくらいの地点で周回コースを終えました。右折してスタートした運動公園に戻るのですが、スタート直後に周回コースまで走ったルートとは違うルートで戻っていたようです。こちらも後からわかりました。やはりこのコースは難しい。
41kmを過ぎて左折したところで遠くに体育館っぽい建物が見えてきました。そこがフィニッシュ地点なのでしょう。失速しながらも時計を気にしながら進みました。4時間30分を切れるかどうか微妙なラインでした。残り1kmで7分くらいあるので何とかなりそうです。ここからは止まらずに走り、何とかサブ4.5をキープしてフィニッシュ。4.5は特に目標でも何でもなかったのですが、ひとつの節目のような数字なので、これをクリアできたのは大きいと思います。
冒頭に書いたとおり、とても寒いコンディションでした。序盤で少し日差しがあった時間帯は暖かさも感じたのですが、中盤以降は日差しがまったくなく、ときどき雨(もしかしたら雪?)もパラパラと降っていた時間もありました。寒過ぎるのが苦手ななかで何とか走り(歩き)きれたので、この点はよかったと思います。
終了後はぜんざいをいただきましたが、止まって食べるなというお達しがありました。熱いものを食べるのに歩きながらは厳しいですね。ぜんざい自体は嬉しいですが、移動を急かされたのはちょっと心外でした。
さほど汗をかいているわけではないので、預けた荷物を受け取った後は着替えをせずに上着だけ着込み、会場を後にしました。その前にボランティアさんから暖かいコーヒーをいただきました。ありがとうございます。駅までの帰りにはシャトルバスが用意されていたので、利用しました。シャトルバスは帰りだけ用意されていたみたいです。
これで47都道府県マラソン2周目は岡山県をクリア。残り9県になりました。翌週の大分に続きます。