ぐんまマラソン2025

ぐんまマラソン(フルマラソンの部)に参加しました。例年は10kmに参加しています。フルの部にはコロナ前の2019年以来6年ぶりの参加になります。

高崎駅東口発のシャトルバスでアクセスしました。7時くらいのバスに乗って会場に向かう途中、窓ガラスが雨で濡れてきたことに気づきました。天気予報は晴れだったはずですが……。

7時半くらいにバスを降りて会場に向かいましたが、やはり雨が降っている状態でした。傘をさすほどの雨ではなかったので、そのまま会場である正田醤油スタジアムに向かいました。到着してすぐにトイレを利用して、あとは服装を整えて荷物を預けるだけの状態になりました。トイレはスタジアムに常設されているホームゴール裏のスタンド下を利用したところ、それほど混雑しておらず少しの待ち時間で済みました。

荷物預けの段階で長袖シャツを着るか預けるか迷いました。晴れの予報で20度近くまで上がる想定でしたが、実際には雨が降っていて日も出ていない状態です。そこまで気温が上がらない可能性があります。結局、着ることを選択しました。これは正解だったと思います。

8時55分のスタートまで少し時間があったので、同じくフルの部に参加する従妹夫妻と話をして時間を潰しました。8時半過ぎくらいにスタート列に並びました。サブ4のタイムを申告していたせいかBブロックです。本当はこの大会を記録狙いの勝負レースとしていたのですが、9月からの故障明けの現状では無理です。遅い走り方しかできないのにこのようなスタート位置になってしまい、たいへん申し訳ありません。

スタートを待つ間、長袖シャツの上に半袖Tシャツを着て、さらにアームウォーマーを装着していました。ストレッチなどしながらスタート時間を待っている間、気温が上がってきた感覚がありました。アームウォーマーは外してポケットへしまいました。これはこれで正解だったと思います。

8時55分、筆者のBブロックも含む第1ウェーブがスタートしました。スターターは山本一太知事。話題の前橋市長はいなかったようです。痛めている左脚に力が過剰にかからないように慎重にスタートしました。

4km手前で17号からバイパスの側道に入り、利根川沿いに右折。その後5km手前で折り返します。5kmのラップはネットで約30分30秒で、6分6秒くらいでした。想定ペース(6分30秒)より少し速いものの、まあいい感じのスタートになりました。

利根川沿いをスタートのスタジアム方向に進むのですが、ここは若干の下りになります。ちょうどいいペースのランナーさんを見つけたので勝手にペースメーカーに指名して、二人の後についていきました。下りだからといって上げすぎないように注意しながら進みました。スタジアム前の給水でペースメーカーさんの後ろを離れました。このとき少し速度を上げたかもしれません。

9kmくらいに応援の同行者がいるのを見つけたので手を上げて合図しました。いつも応援とサポートありがとうございます。ここまでは順調です。10kmまでの5キロは30分40秒くらいで、5kmまでのラップと大きな変化はありません。

10km過ぎ、JR線の高架を越えるアップダウンがあります。坂道は極力ゆっくり上ったつもりですが、ここでかなり力を使ってしまった気がします。11km過ぎ、いったん止まって身体をリセットしました。ここ最近の練習で10キロ以上の距離を走っていないので、当然の状況だと思います。高架を過ぎても13km付近まで若干の上り坂が続きます。いったん脚を止めたりしていた影響で15kmのラップは32分30秒。早くも失速しています。

ここからは30km過ぎくらいまでほぼフラット(実は若干の下り)のルートが続きます。イオンモールの前は人が多く、恥ずかしいので足を止められるような状況にありません。こういう場所では無理して走り続けました(笑)。

イオンモールを過ぎると左折して前橋市街地方面に進むのですが、この区間は片側2車線の中央分離帯寄りを走る変わったコース設定です。歩道に近い側は規制の対象外でクルマが走行しています。このため沿道の応援から少し距離があります。また、このコース設定なので、この区間にはエイドの設置はありません。ここでリタイアしたい人はどうするのだろうと疑問が残りました。

ここで後ろから大きな声でランナーを鼓舞する芸人の富所さんに抜かされました。富所さんは「群馬県住みます芸人」のアンカンミンカンのひとりです。事前の情報ではぎっくり腰を起こしていたはずでしたが、気持ちよさそうに走っているようでした。

しかし、その先の方で今度は歩いている富所さんを見つけました。追い抜きざまに「腰は大丈夫?」と声をかけたところ「腰は大丈夫なんだけど・・・」との返事。すぐに再び走り始めた富所さんに再び追い抜かれましたが、その先で再び止まってしまっていました。これ以降、富所さんとは遭遇せず、終了後の情報によると途中リタイアとなった模様です。ぎっくり腰発症から数日でフルマラソンは無理ですよ。賢明な判断だったと思います。お大事にしてください。

17kmくらいで先ほどの休憩から5km以上走ってきたので再び休憩として脚を止めました。今回はこうやってときどき休憩をとりながら進んでいくしかないようです。

新前橋駅付近のコースが複雑に入り組んだエリアに入ります。ここでは企業や運転免許センターの敷地内を通ります。普段の試走等はできない場所です。

20km付近のエイドで給水を取ろうとしているところで雨が降り始めました。スタートからここまでは持ちこたえたのですが、ついに振り始めてしまったという印象です。ちなみに20kmのラップは34分30秒くらい。徐々に「休憩」の時間が長くなり回数が増えてしまっているせいでしょう。

最初は気にならない程度の雨だったのですが、国道17号を高崎方面に向かう頃にはかなり強い雨になりました。何かの修行のような感じです。もう笑うしかありません。こんな予報でしたっけ? 周囲のランナーさんも笑っていましたが、お気の毒だったのはエイドやコース管理のボランティアさん。事前の天気予報と違うから雨対策もしていなかっただろうに。献身的に仕事をこなしてくださったみなさま、本当にありがとうございます。

たまに脚を止めて(歩いて)休憩をとりながら進んでいきました。25kmのラップは37分台に落ちました。さらに悪化しています。

高崎市街地方面に向かい、26kmくらいの問屋町入り口交差点で17号を離れて左に進み、さらにその先で左折して環状線を問屋町に向かいます。27km付近で、沿道に家族が応援に来てくれていました。天候が悪いなか、そして家から距離もあるなかをありがとうございます。マラソン終了後に会いましょう。家族と離れてすぐにJRの線路をまたぐ高架に差し掛かりました。久しぶりの上り坂です。たまらずに歩き始めましたが、周囲もかなりの割合で歩いていました。もう30kmに近いところまできているのでしかたないですよね……。

東に向かって走り、左折して北上を開始すると、強烈な向かい風になりました。雨も降り始めて、何とか走ろうと思っても脚が進まない感覚に陥ります。30kmを過ぎたくらいの地点にきていて、ここまでのペースを維持すればサブ5くらいで走れそうでしたが、この雨と風ではどうにもなりません。30kmのラップは38分に近い37分台。さらに落ちてきました。

ここは我慢して歩くように走るか、走るように歩くかわからないような速さで進みます。ところどころでパイロンや交通規制のバーが風で倒れてしまっていました。そして警察官の帽子が風で飛ばされてきました。拾いあげようとしたのですが、反対側の車道にさらに飛んでしまったので拾うのは諦めました。ごめんなさい。

32kmくらいで高速の高架下を通ります。ここはつかの間の雨風を防げる安息ポイントかと思いましたが風が強いのは変わらず、あまり休息になりませんでした。再び左折して強烈な向かい風のなかを北に向かって進んでいったところ、スタートが5分遅い第2ウェーブスタートだった従妹夫妻に追いつかれました。すごいなあ……。何とか夫妻に着いていこうと思ったのですが脚が進みません。すぐに姿が見えなくなってしまいました。カインズ、ベイシア、ケーズデンキ、ヤオコーといった大型チェーン店が立ち並ぶなかを進んでいきます。35kmのラップは43分。激しく悪化しています。体に力が入らず、メンタルも相当やられていました。

やがて新前橋駅前に出ました。右にカーブするように進みます。ここには対向車がたくさんいて、多くのドライバーさんから見られています。失速状態なのが恥ずかしい。平成大橋手前で左に曲がり、河川敷の遊歩道を進みます。ここは最終盤に差しかかっているのにコースのなかで最もアップダウンが多い区間です。橋の下を通過するたびに坂を下り、橋が終わると上る。これを何度か繰り返して、最終的に坂東大橋の西詰めで路上に出ます。

坂東大橋を渡って今度は東詰で再び河川敷のレベルに下がります。橋を渡るときには雨が上がって完全に晴れ上がったので歩いたついでに写真を1枚(笑)。この写真しか残っていないので、あたかも絶好のコンディションだったかのように見えてしまいます。

坂東大橋の状況。絶好のコンディションに見えます(笑)

ここからは県庁までの往復です。この往復が地味にきついのですが、折り返し後に戻ってくる先行ランナーとすれ違うのでそれなりに楽しい区間でもあります。ただし、アップダウンがあり、脚には厳しいところです。39km手前で、対向側の40km地点を通過中の従妹夫妻とすれ違い、声をかけあいました。1kmちょっと先行していることになりますね。

坂を上って県庁前へ出て、ここで折り返して坂を下ったところが40kmで、ここが最終関門です。関門は無事通過。これで記録上の「完走」だけはほぼ確実になりました。40kmのラップは47分。ますます落ちていました。

すぐそこに利根川が見える河川敷をのろのろと北上していきます。川の流れとは反対方向に進んでいるので、微妙に上っているはずです。河川敷の区間を終えて、ゴールの競技場に向かいます。リバーサイドウォークの参加者と並走しますが、コースはセパレートされているので混乱はありません。

利根川の河川敷を走ります

競技場の敷地を何度かカーブしながら進み、最後はスタジアムへ入ります。スタジアム内のトラックを100mくらい走ってようやくフィニッシュ。タイムは5時間17分くらいでした。フルマラソンの自己ワーストよりはマシな記録ですが、ここ数年のなかでは最悪です。ここ2か月くらい最長でも10kmくらいのランしかしていない状況で、これ以上の記録が望めないのは明らかです。ここまで走れた(歩けた)だけでも満足です。

次のフルマラソンは年明け3月の「かがわ」の予定。ここで精一杯のパフォーマンスになるように調整していきます。終了後のシャトルバスの待ち時間の長さに閉口しつつ高崎に戻りました。実家の家族と予定していた墓参を終える頃には空は真っ暗でした。帰りの上野東京ラインでの「反省会」は「本麒麟」です(この記録なのでビールはお預け)。