2014年10月12日、岩手県北上市で開催された「いわて北上マラソン」に参加しました。フルマラソンの部です。前日に北上に入り、駅前のビル内で前日受付。現在はテナントビルになっている建物ですが、以前は大型スーパーだったと思わせる雰囲気がわき出ていました。前日受付後、バスでコースの下見ができました。コースは大ざっぱにいえば、北上川の左岸を上り、右岸を下るコース。北上川左岸を上るコースは、桜の季節は絶景が見られるとお聞きしました。
夕食は北上駅近くのパチンコ屋に併設されたうどん屋さんでカーボローディング。うどん屋さんを探して、かなり歩き回ってしまいました。
このレース、事前に見ていたコース図と高低差を見ると、コースは20km前後のアップダウン、35km以降の上り坂の二つがポイントになりそうです。下見バスで聞くと、「36km以降は全部上りと思った方が良い」とのこと。図で見る以上にラストは厳しいようです。前月の田沢湖は完走だけを目標にしていたのに対し、このレースはある程度記録を意識して走るつもりでいました。高低差が田沢湖よりはるかに楽そうに見えたからだったのですが・・・。そううまいこと行かないものです。
スタートからしばらくの間は下り基調。競技場から北上川に近づくまでは基本的に下り。ここはレースの最後には逆に厳しい上りになるはずです。橋を渡って北上川の左岸に出ると、ここは川が見える絶景コース。普段あまり景色を楽しむことは多くないのですが、この道路は景色を楽しめました。このあたりは景色のおかげもあって快適に走れました。
19km付近で川岸を離れて上り坂に突入します。ここはこのレースいちばんの急坂。22km付近まで上り続けます。記録を見ると19km付近まではキロあたり5分50秒くらいをキープしていたのに、19km付近の上り坂でタイムは急降下。6分20秒前後に落ちてしまいます。
いちどペースが落ちると、上り坂が終わってもペースが戻らないのはよくある話。橋を渡って北上川の右岸(西側)に出るのですが、ここからは川とは少し離れて、市街地コースになります。ペースが戻らないなか25kmを迎えることにはもう両足がいっぱいいっぱいの状態になりました。練習不足ですね。
結局27kmあたりからはのろのろランニングに変わってしまいました。問題の36km以降はさらにボロボロ。歩いたり走ったりの状態に。もう心も折れてしまっています。ラスト2kmくらいのところの距離調整のような折り返しがあるのですが、ここは本当に長く感じました。実際には1kmにも満たない盲腸のようなコースですが、走っても走っても終わらない雰囲気に。そこからゴールまではもう1kmちょっとのはずですが、ここもひたすら長く感じるばかり。ようやくゴールの陸上競技場に差し掛かる頃には5時間が近づいてきました。何とか4時間台はキープしてゴール。
終了後、「いものこ汁」とおにぎりが振る舞われ、ありがたくいただきましたが、ここでアクシデント発生。いものこ汁の写真を撮って、スマホを胸ポケットに入れて、いったん地面に器を置いて、さあ食べようとかがんだ瞬間にスマホがポケットから汁の器にダイブ。すぐに拾い上げて、液体を拭き取り、ケーブルやイヤホンの穴にティッシュを突っ込み、動作確認。画面に変なエラーが表示されたりしたのでもうダメかと思いましたが、奇跡的に動いて事なきを得ました。いものこ汁の液体にとろみがついていたことに救われました。
レースは3連休の中日ということもあり、終了後は直帰せずに、この日は花巻温泉に宿泊。温泉と料理を楽しみました。翌日は盛岡まで足を伸ばしたものの、近寄りつつあった台風の影響を受ける前に帰還。