山日YBS富士吉田火祭りロードレース2026(10km)

昨年に続いて富士吉田火祭りロードレース(10kmの部)に参加しました。昨年は9月第1週の開催でしたが、今年は8月の第4週の開催に戻りました。昨年9月だった理由はよくわかりません。8月のこの時期は、筆者は「あかぎ大沼・白樺マラソン」への参加が恒例で、毎年のようにこの大会と開催日が重複していました。ところが、昨年は本大会が9月になったので本大会に参加できたのです。そして今年は本大会が8月開催に戻りましたが、8月に日曜日が5回あるためか、「あかぎ」と開催日が重ならないことがわかりました。結果として2年連続で本大会に参加することができました。

昨年の参加時は左太腿裏側に故障が発生していて、痛みを抱えた状態でした。左脚に力を入れるのが難しい状態で、練習が不十分なことも加わって満足な走り方ができず、10kmの大会では自己ワーストの1時間20分オーバーという記録に終わりました。そのリベンジもしたいという気持ちもありました。

今年は痛みが無い状態で当日を迎えることができましたが、不覚なことに8月中旬に風邪をひくなどの事情があって、今回も練習不足です。8月になってから最長のランニングが6kmでした。この状態でいきなり10kmを走るのは厳しいかもしれません。

当日朝、5時過ぎに自宅を出発して電車を乗り継ぎ、会場に向かいました。横浜線、中央線(オレンジ)、中央線(水色)、富士急と乗り継いで9時前に富士山駅に到着しました。富士山駅前から会場行きのシャトルバスが出ているのですが、既に多くの人が並んでいました。昨年の記憶はあまりありませんが、こんなに並んでいなかった気がします。一台のバスでは乗り切ることができず、2台目を待ってようやく出発しました。バスを待っている参加者のなかにはスタートの早いハーフマラソンに参加する方もいて、かなり焦っているように見えました。列を離れてタクシーで移動していった人もいました。スタートまで残り30分ですからね。その判断も仕方ないと思います。バスに乗るときにハーフの人を優先してあげてほしかったかなと思います。

会場はバスで15分ほどの富士北麓公園です。富士五湖ウルトラ、富士登山競走、そしてこの大会と筆者も多くの大会でお世話になっている会場です。シャトルバスを降りて当日受付に向かいたいのですが、その場所がわかりません。会場MAPを見てやっと受付は陸上競技場内だとわかったのですが、案内のプラカードを持った人を配置するか、それが無理でも受付の場所を示す案内を掲示してほしかったと思います。

競技場内のテントに番号別に受付があります。ここで事前にメール等で受け取ったQRコードを提示して、チップやビブスを受け取りました。富士登山競走のときに電波状態が悪かったのを覚えていたので、あらかじめQRコードのスクショを保管しておきました。ここはよい判断だったと思います。陸上競技場のスタンドに座り、ビブスやチップの装着など最終的な準備を整えました。トイレは競技場スタンド下の常設のものを利用しました。手荷物は貴重品以外は自己管理です。競技場のスタントや通路に置くなどしていました。雨の心配はなさそうだったので、筆者もスタンドの座席に置きました。着替えなど盗難の心配が無いものだけを置き、貴重品は同行者に持ってもらいました。単独参加の人は貴重品のみ預けるなど工夫が必要です。

スタート時刻が近づいてきました。5kmの部など短い距離のランナーがゴールしてきますが、そのすぐ近くが10kmのスタート位置になります。第1コーナー付近です。もう少し位置を工夫できないものだろうかと思いました。走り終わったランナーの動線と交錯してしまいます。昨年はここから富士山の姿がくっきりと見えていましたが、今年は曇があってまったく見えません。残念です。会場に到着した時点では少し肌寒い感じでしたが、スタート時刻には晴れてきて暑く感じるようになってきました。

スタート前です。本当はこの先に富士山が見えるはずです……

10時半、予定通りにスタートしました。ゲストランナーの福田六花さんが最後尾からスタートして一般ランナーを後押ししてくれます。昨年は競技場の第3コーナーくらいで追いつかれましたが、今年は第4コーナー近辺で競技場を出るところまで持ち堪えました。少しだけ改善したような気がしますが、誤差の範囲かもしれません。

競技場を出てまずは北麓公園内をぐるっと回ります。若干のアップダウンがありますが、気にならない程度でした。約1キロで公園の出口を出て、一般道に入ります。ここから1キロ近く緩い上り坂が続きます。昨年はこの段階で足に力が入らなくなったように記憶しています。今年は何とか走る姿勢を維持して進むことができました。坂の途中で同行者から応援をいただきました。いつもありがとうございます。2kmのラップタイムが6分半くらいだったので、何とか走れる姿勢になっていたのではないかと思います。

レース中。同行者写す

2kmを過ぎると軽い下り坂に入り、さらに3km手前の交差点を左折すると本格的な長い下りが始まります。これは最後に長い上り坂になる区間で、富士登山競走で「中の茶屋」に向かって走る舗装路と重なっています。この下り坂は4km地点の手前まで1.2km続きます。ラップタイムは3km、4kmともに6分を切っていました。下り坂がほとんどの区間だから当然なのですが、実は脚に負担をかけないようにもっと速度を抑えようと考えていました。その意味では失敗しています。

4km手前から5km過ぎまでの約1.2キロ、そして折り返して同じ距離を戻る区間は富士山の外周を回る道路です。ここは一見して平坦に見えるのですが、実は最初の方は軽い下り坂。そして途中からは軽い上り坂に転じる難しい区間です。この上り坂は一見して平坦なので、平坦なりの速度を目指してしまうのですが、結果として足腰にも心肺にも負担をかけてしまいます。そして折り返し後の復路も最初は軽い下り坂である一方、途中からは軽い上り坂に転じます。かなり息切れしながらこの区間を走りきりました。GPSウォッチを見ると心拍数は160台が続いていて、自分としてはかなり苦しく感じるレベルです。5km、6kmのラップは6分半程度を維持していました。昨年はこの比較的フラットな区間でも7~8分のラップでした。これに比べれば大幅改善です。

ここから急な上り坂区間に入ります。ここから1キロと少し続きます。ここでは無理せず、それでも走る態勢を維持することが目標だったのですが割とすぐに走れなくなりました。速度が歩く人と同じ、あるいはそれ以下になったので100m歩いて100m走る作戦に切り替えました。この坂道区間を含む8kmのラップタイムは8分台に落ちました。坂道の斜度が7.6キロあたりから緩やかになります。この区間では少しだけ速度が回復して、歩きの区間が短くなり、走る区間が伸びました。9kmのラップタイムは7分台に回復しました。

ラスト1kmは公園内に入ります。公園内は最初の1kmまでの区間とはコース取りが違います。まず、公園に入るポイントが最初の出口より高いところなので、公園内は下り基調になります。野球場の外周など、最初の1kmでは見えなかったところを走りながら坂道を降りていきます。既に疲弊してきた脚なので、下り坂で転倒しないように注意が必要です。かなり慎重に走りました。

コースの最後は陸上競技場に入ります。第2コーナーあたりでトラックに入り、ゴールまで約300メートルあります。このトラック区間が地味に辛い時間でした。競技場のスタンドを含めて多くの人が見ています。普段は最後は必死に抜きに入るところですが、今回はきつかったので、一定の速度(6分半くらい)でゴールまで走りきることだけを考えました。

ということで、無事にゴールしました。記録は1時間8分台でした。昨年は1時間21分なので、大幅に改善しました(故障していた昨年と比べてはいけないのですが)。とはいえ、1キロあたり7分近いペースになってしまっています。せめて6.5くらいで走りたかったのが本音です。標高が高くて、坂が多いので仕方ないのですが……。

フィニッシュ後、ゲートを振り返る

筆者の「流浪のマラソン」は次も坂道系が続きます。今シーズンのラストです。次も昨年の記録より改善を目指します。