秋田県大館市で開催された山田敬藏記念ロードレース大会に参加しました。昨年もエントリーしていたのですが、直前の体調不良により遠征自体を取りやめておりました。リベンジ参加になります。ハーフマラソンの部に参加しました。
山田敬藏さんは秋田県大館市の出身で、1953年のボストンマラソン優勝者で、1952年のヘルシンキ五輪のマラソン代表選手でもあります。この大会は大館市の名誉市民でもある山田さんの功績を記念して開催され、今回で第73回を数える歴史ある大会です。
前日に角館の街並みと奇跡的に残っていた桜を満喫してから大館に移動してきました。大館に到着した時点でもう暗くなっていたので、ホテルにチェックイン後に食事に出て、すぐに戻り早めに就寝しました。
当日は朝5時半に起床し、ストレッチなどのルーチンを実施後に朝食。前日に食べすぎた感じがあったので軽く済ませました。偶然ですが宿泊したホテルのすぐ近くから大会のシャトルバスが運行されていて、これに乗車して会場入りしました。会場到着は7時50分頃でした。
会場は二プロハチ公ドーム(ネーミングライツ導入前は大館樹海ドーム)で、2002年にプロ野球マスターズリーグの試合を観戦するために訪問したことがあります。23年ぶりの訪問ということになります。当時は新築間もない頃で、中に入ると木造建築にありがちな杉の香に満たされていたことを覚えておりました。さすがに20年以上の歳月を経過しているので、そこまでの香りではありませんが、それでも木造建築らしい空気を感じることができました。
スタンドのベンチに座ってみたり、グラウンド内を走ったり歩いたりしてみたり、ダグアウトのベンチに座ってみたりしてスタートまでの時間を過ごしました。9時に集合場所に集まるように指示がでておりましたので、8時50分頃にはドーム前の駐車場に向かいました。ドーム周辺には桜の木が多く植えられていて、ちょうど満開の時期を迎えていました。
9時からスタートブロックに移動しました。スタート位置はドーム前の道路になります。目測で約300人くらいの参加者だったと思います。それほど混雑した状況ではなく、ストレッチなどしながらスタートを待ちました。ウェアは半袖、短パンを予定していたのですが、思っていたより気温が低い(12度くらい?)こともあって、長袖シャツの上に半袖Tシャツを着て、さらにアームウォーマーと手袋も装着しました。準備しておいてよかったと思います。
スタートからしばらくの間は120分のペースランナーの少し後ろを走っていました。集団走が苦手なこともあって、集団の少し後ろを走るようにしていました。高低図を見ると4kmくらいまでは少し下っています。序盤が楽に感じたのはそのせいでしょう。事前にわかってはいたのですが、そのせいで前半は少し無理をしていた気がします。また、前週のウルトラマラソンの疲れは確実に残っていました。今回は完走できればそれでいいくらいの緩い目標で走りました。
4km手前で宿泊していたホテルの前を通過したのですが、実はホテル自体はまったく視界に入っていませんでした。理由はずっと地面ばかり見ていたためです。雪国にありがちですが、路面がかなり荒れていました。5kmのラップタイムは28分台でした。まあ、いい感じのスタートでした。
8kmくらいで集団を離れて前に出ました。もともと集団走が好きでなく、少し離れて走りたいと思っていました。少しずつ左へ左へと集団のなかで位置を移し、ようやく集団の外に出たのですが、なぜかペースランナーが少しペースを落としたように感じられました。設定タイムより少し早めだったのではないでしょうか。終わってから考えてみれば自分も落とすべきだったのですが、ペースを落とさずにそのまま進んでしまいました。あとからデータを見るとペースを落とさないどころか上げてしまっていますね。8~9kmは5分18秒で走ってました。これが失敗でした。10kmのラップタイムは55分台です。
10km地点くらいで短い折り返し区間があります。ここでペースランナーとの距離感がわかるのですが、およそ100mくらい先行している感じでした。この距離感を維持できれば1時間58分台くらいで完走できるかと思いましたが……。
徐々に足が重くなってきて、5分40秒のペースで走るのがきつくなってきました。あとからわかったことですが、8kmくらいは下り坂になっていて自然にペースが上がるところ。ペースランナーさんはこれを意識して抑えてくれていたのでしょう。筆者はそれを無視して突っ走ってしまったということです。そして10kmくらいから上り坂が始まっています。ペースが落ちるのは当然だし、苦しく感じるのも当然でしょう。
そしてこの上りは15kmくらいまで続きました。12kmくらいで本当に苦しくなってきて、かなりスピードを落とすことになってしまいました。5分40秒は維持できなくなりました。まあ、記録を目指しているレースでもないので、仕方ありません。ペースランナーさんの集団には13kmくらいで追いつかれました。
このあたりからときどき歩きが入るようになり、姿が見えていたペースランナーさんの集団の姿もやがて見えなくなりました。15km直前のペースは6分を大きく超えて、15kmのタイムは1時間25分でした。サブ2は困難な状況です。
15kmをピークにいったん下り坂になるのですが、ペースはまったく上がってきません。6分を切れないラップタイムが続きました。17kmくらいからは最後のとどめのような上り坂が始まります。この上り坂は19kmくらいまで続いたようです。15秒くらい歩きで休憩して2分くらい走る。その繰り返しをして前に進みました。19kmくらいから下り坂に切りかわります。
それでもときどき休憩を入れないと走り続けられない状況が続きました。半分はメンタルの問題でモチベーションを失っている状況だったかもしれません。上り坂では6分台後半だったペースが下り坂では6分台前半になりました。20kmのタイムは1時間57分くらいでした。
コースの最後にドームの姿が見えて、桜並木の中を走ります。元気だったらとても気持ちいいコースなのだと思いますが、苦しいレースの最後なので気持ちに余裕がありません。前を行くランナーさんを追い越して終わりたかったのですが、逆にフィニッシュ直前に1人に抜かれる状況でした。2時間4分台でフィニッシュ。
前週に走ったウルトラマラソンの影響がどれだけあったかわかりませんが、苦しいハーフマラソンでした。終了後にサプライズがありました。ビブスナンバーによる抽選で日本酒をゲットしました。そして遠来賞のお米も。お米の価格が高騰しているなかで嬉しいサプライズでした。
そしてランナー向けのサービスのきりたんぽをいただこうかと思ったら長蛇の列。そしてなかなか列が進まない。着替える前に並んだのですが失敗でした。寒い……。同行者に上着を持ってきてもらい、なんとか我慢できるレベルになりましたが失敗でした。きりたんぽ自体は美味しくいただきました。食べ終わって預けた荷物を受け取りに行くと、もう残り3人くらいの状態。他の方たちは着替えが済んでからきりたんぽに並んでいたのですね。順番を間違えました。まあ、着替えのテントがガラガラだったので、この点だけはよかったのかもしれませんが。
終了後は秋田犬の展示センターを見学後、ショッピングセンター内でランチ。バスで盛岡に移動後、新幹線で帰宅しました。この盛岡行きバスには2002年の大館訪問時にも利用したことを思い出しました。人間は同じ行動を繰り返すものです。