かがわマラソン2026

苦しんだけど楽しかった第1回かがわマラソンでした。

肉離れの痛みがほぼ消えてから約1か月経ちました。痛みが消えたとはいえ、長い距離のランニングができていません。練習不足なのは明らかです。痛みがある間にもハーフマラソンに出たりしましたが、止まらずに(歩かずに)走れたのは10kmにも届かない状態でした。日常のランも5~7kmくらいのジョグが中心です。この状態でフルマラソンなんて無理とわかってはいましたが……。やはり12kmくらいの軽い上り坂で脚が止まりました。

ただ、今回の目標は制限時間内のゴールです。あとはマラソンを楽しむだけです。沿道のかたの応援に笑顔で応え、周囲のランナーさんと会話し、エイドのうどんを食べ、最後の1kmだけガチで走り(笑)、時間内にゴールの「あなぶきアリーナ」に着きました。

スタートからゴールまでたくさんの応援にあふれていて、ボランティアさんは明るく元気。会場の動線が少し長いものの流れはスムーズでした。第1回大会の開催に向けて他の大会をよく研究されてきたのだと思います。大成功の大会だったのではないでしょうか。近隣の大会と開催時期が近いので、うまく住み分けできますように。以下は詳細です。

第1回大会に参加するのは一昨年のふくい桜マラソン以来です。これまで、おかやま、松江城、松阪、ふくい桜などの第1回大会を走ってきました。不測の事態が起きるかもしれないのが楽しみですが(失礼)、最近は研究しているところが多くて不測の事態は起きません。むしろ最初から完成度が高いことが多く、今回も完成度の高い大会でした。よく他の大会の研究をしてきたのだと思います。

香川県の大会には小豆島タートルマラソンとウルトラうどんマラニックに参加したことがあります。フルに限っていえば2回目、ウルトラも含めると3回目の参加になります。また、昨年には丸亀ハーフマラソンにも参加しました。今回で3年連続で香川県に来ていることになります。

前日に受付があり、会場は高松駅近くの「あなぶきアリーナ」でした。前年にオープンしたばかりの新しい施設です。開場時刻直後だったので少し並びましたが手続き自体はスムーズでした。

受付後、金比羅さんへお参りしてきました。本宮まで約700段の石段を上りましたが、フルマラソンの前日にやることではないですね。帰りは膝への負担を軽くするため裏参道の坂道で下山しました。高松駅近くのホテルにチェックイン後、早めの食事を済ませて早めに横になりました。

大会当日です。10時スタートなので落ち着いて準備できます。前日にスーパーで準備しておいたパンの朝食を済ませ、着替えやトイレなどはホテルにいるうちに準備を済ませ、出発しました。といっても会場までは数分です。良いところにホテルをとれました。すぐに会場に着き、ラン仲間とお互いに激励しあいました。また、大会でよくお会いするランナーさんにもごあいさつできました。この方にお会いするのは昨年の奥熊野ウルトラ以来だと思います。ちなみに高松ではうどんマラニックでもお会いしました。お互い遠征してますね。

高松港でスタートを待つ

レースですが、スタート直後に港エリアから市街地に抜けるアンダーパスを通ります。体がほぐれていない状態でいきなりのアップダウンになるので、地味に堪えました。そのまま市街地を走り続けますが、5kmくらいまでは何とか1kmのラップが5分を切るくらいで走れていました。5kmの計測は29分台でした。ただ、練習でまともに走れていたのはこれくらいの距離まででした。徐々にラップが落ちてきて6分を超えるくらいのペースになりました。給水ストップを含む区間以外は6分台前半のラップでした。10kmまでの5kmラップは31分台でした。

10kmを過ぎると徐々に市街地から離れてきて、応援の密度も少なくなってきます。それに加えて微妙なアップダウンが繰り返されるようになります。12km手前くらいの上り坂で力尽きるような感じで足が止まってしまいました。少し歩きを入れて足を休めて、この区間の1kmは7分を超えてしまいました。15kmの計測は34分台。はやくも終盤の状況に陥っています。

微妙な上り坂を進む(筆者は止まってます・・・)

15km過ぎ、最初のうどんエイドがありました。地元の名物の讃岐うどんですが、小さな紙コップによる提供で、お箸はなくてコップを傾けて飲み込むかたちでした。うどんをエネルギーにするためにもう少しいただきたかったところですが、こういう形式ですので仕方ありません。あまりタイムのロスはなかったような気がします。歩きを入れた区間と同じくらいのペースで通過していました。

「一口うどん」でした

そのまま歩きを入れて休みを取りながら進んでいったところ、17kmくらいのロードサイドのお店が立ち並ぶ区間で応援が増えてきた印象がありました。何でこんなに人がいるのだろうと思いながら進んでくと、見えてきたのは折り返し点。なるほどここで折り返すのですね。コース図が頭に入っていません(笑)。走ってきたコースの折り返しなので、小さなアップダウンの繰り返しというコース状況にはあまり変化がありません。20kmの計測は35分くらい、25kmの計測は36分に突入していました。長い上り坂を歩いたせいだと思います。

26km過ぎで左折して、折り返しの区間が終わりました。ここからは序盤で走っていない区間になります。左折後すぐに「中野うどん学校」(店舗名です)の駐車場で大規模なうどんエイドが設営されていました。ここは1つ目のうどんエイドにくらべてかなり大規模で、6店舗ほどのうどん屋さんが自慢の讃岐うどんを提供していました。筆者はこの敷地提供に経緯を表して中野うどん学校のうどんを選択。おいしいうどんをいただきました。1か所目のうどんエイドに比べてしっかりとした量で提供されました。お箸で食べるスタイルです。ちなみに筆者のラン仲間さんは全種類食べたとのこと。筆者には無理です。おなかいっぱいになってしまいます。そもそも、2種類以上を食べるという発想自体が無かったように思います。

6軒のうどん屋さんがうどんを提供していました
中野うどん学校さんのうどんを選択

ここからはコースが河川敷だったり土手だったりする区間になり、他のランナーさんとの距離も少し近くなります。筆者の場合はときどき歩きを入れたり、減速したりするので、接触事故などに気をつける必要があります。そんなことも考慮しながら進んでいきました。もう6分台のラップで走れる区間はなくなりました。7分台のラップで進んでいき、30kmの計測は40分オーバーでした。

30kmを過ぎると、少しだけ折り返しの区間があります。ここは全体のなかでは距離調整的な区間だったのでしょう。ここでのんびり歩いているところを応援の同行者に見られてしまいました(お恥ずかしい)。35kmのラップは少しだけ改善して40分を切っていましたが、うどんエイドが無いことを考えると状況は悪化しています。

徐々にゴールが近づいてきますが、5時間はどうも難しそうです。何か目標があるわけでもないので、ゴールできればそれでいいのですが、それでも5時間オーバーは恥ずかしい限りです。「全都道府県まであと3県」と背中に書かれたTシャツのランナーさんを見かけました。さいたまマラソンが雪で中止になったことを悔やんでいらっしゃいました。また、栃木は大田原(4時間以内)しかフルの大会がなく、今回のペースでは完走できないこともおっしゃっていました。筆者は「さの」や「はが路」を走ったのでクリアできましたが、大田原だけだったら全県制覇は難しかったかもしれません。そんな話をしながら走り、40kmの測定も40分台でした。

最初に走った市街地の区間に戻ってきましたが、あまりモチベーションが上がらないまま最初にくぐったアンダーバスに差しかかりました。もう残り1kmくらいです。このあたりで何だか力が残っていることに気づきました。最後くらいしっかり走ろう。そう思って今さらながらのスパートを決心しました。アンダーパスの下りから加速を開始。アンダーバスを一気に下ってそのままの勢いで上り坂も突破。これまでの上り坂は何だったんだ? そのまま地上に出たらさらに加速。コーナーを右折してアリーナの海側へ。アリーナの外周に沿って、周囲のランナーさんを何人も抜いて快走します。どうやら同行者がこの場面を見ていた模様。周囲のランナーと明らかにスピードが違うので笑ってしまったそうです。右折してアリーナに入り、ゴールへ。最後の1kmだけがんばりました(笑)。

ゴールはあなぶきアリーナの中でした

ということで5時間8分、ネット5時間4分でフィニッシュでした。最後の加速ができたということは力の配分を間違っていたことになります。もっと全体を均すように力を使えば、タイムは改善の余地があったような気がします。それも全部練習不足のせいでしょう。秋のフルマラソンに向けて鍛え直します。

全体的によい大会でした。機会があればまた参加したい大会です「よーい、うどん」

アリーナで着替えを終えて、帰りの飛行機までの時間にビールと骨付き鶏をいただきました。マラソン前日はビールを控えているので、満足いかない結果だったとはいえおいしいビールでした。