第10回記念富士山マラソンに参加しました。2019年のさいたま国際以来約2年ぶりの本格的フルマラソン参加になります。コロナ禍が完全に終息していないなかで開催に尽力いただいた関係者のみなさまに感謝します。
筆者にとって初のフルマラソンはこの大会の前身である河口湖マラソンでした。1996年の大会です。それからちょうど25年。節目の今年、この大会に参加することにしました。20年の節目に参加して以来、5年ぶりの参加です。25年前の記録より速く走ることを今回の目標に設定しました。約2年のブランクがありますので、記録を意識するのはもっと先の話です。
現地に前泊で参加したのですが、準備段階で大会参加にあたってのいろいろなノウハウを忘れていることに気づきました。必要な持ち物の準備に手間取ったり、出発直前まで持ち物の確認などであたふたしていました。現地に着いてからも翌日の準備に追われてあたふたが続き、仕舞には補給用のジェルを荷物に詰め忘れたのか、どうしても見つからないという事態に(実はカバンの脇ポケットに入れていて見つけられなかっただけ)・・・。
ナンバーカードなどは事前送付を(有料で)依頼したので前日や当日朝の受け付けは無しと思っていたのですが、参加賞の受け取りや荷物預けの袋は会場でないとできない模様。これでは事前送付の意味が無いんじゃ・・・。前日・当日の手間の軽減や接触回避のためにお金をはらっているのに。しかも参加賞の受け取りにナンバーカードが必要とは。どこにもそんなこと書いていないからホテルに置いてきてしまいました。二度手間。荷物預けの袋はどこで受け取るはずだったのか、結局受け取っていないし(宿泊したホテルで預けたので問題無し)。事前送付の費用1500円は無駄でした。
前夜はホテルで会場近くのスーパー(高田屋さん)の総菜などの食事をしながらNPB日本シリーズを観戦。試合前に入浴も済ませ、食べたら寝るつもりだったのに、試合が思わぬ熱戦に。23時過ぎまでかかってようやくスワローズが日本一を決めました。その直後に就寝。もっと早く寝たかったのに。
当日朝。やはりこの大会のスタートは寒い。おそらく3~5度くらいの感じ。特にスタートを待つ会場は日が当たらないので余計に寒い。スタート30分前にブロック別に並ぶようになっていましたが、少しでも待つ時間を短縮できないものでしょうか。開会式を短縮するなどして。町長の挨拶はともかく、祈禱はどうなのでしょう?少しでも寒いのを我慢して待つ時間を短くしていただきたいのですが。スタートは前の人と1メートルの間隔を空けるよう指示され、そのように並びました。左右にも同じくらいの距離を置くように路面にマーキングされていました。
9時、予定通りに号砲。実に久しぶりの緊張感でした。スタートは慎重に。スタートから5kmくらいまでの間はコースのなかでもはっきりしたアップダウンがある区間。序盤で無理して入っても疲弊するだけなので慎重に歩を進めました。湖畔を背にすると視界の先に富士山がドーンと現れました。このコースはかなりの区間で富士山が見えるのですが、ここが最も綺麗に見えると思っています。富士山で気持ちは高ぶりますが、脚は慎重に。
5kmの入りは29分台。スタートのロスがあるので実質28分台だと思います。速すぎず、遅すぎず、ちょうど良い感じでスタートできたと思います。湖畔に出て10kmを通過。10kmまでの5キロは28分くらい。引き続きいい感じです。序盤で周囲よりペースが遅かった気がしますが、周囲が速かっただけと思うことにしました。
河口湖大橋をわたって対岸へ。ここからしばらく平坦な区間になります。15kmのラップも28分台。このペースを維持したい。湖畔を左手に見ながら進むと富士山が常に見えている感じになります。絶好の天気でこの絶景。疲れも何も感じなくなります。20kmのラップは若干落ちて28分台後半でした。給水や補給で時間をかけたためと思いたい。
最初に書いたように補給用に持参したはずのジェルが見つからなくなってしまいました。このためレース中の補給は公式スポンサーのアミノバイタルに頼ることになりました。適切な場所で適切なアミノ酸を補給できたようで、結果的には良かったのかもしれません。ほかに補給食としてバナナ、煎餅、チョコなど小分けされた食料がありましたが、これには手をつけませんでした。レース中に摂取したのはこのアミノバイタルとポカリスエットだけでした。ポカリや水はペットボトルで支給されていて、3口くらい飲んでは捨てることになります。これはちょっともったいないと感じました。ペットボトルを腰などに装着できるホルダーを持っていればよかったのですが、あいにく所持していません。
中間点は2時間1分で通過。ここ数回の河川敷を使ったハーフマラソンよりずっと速いペースですが、河川敷マラソンで感じる疲弊は感じません。ロードを走る気持ちよさなのでしょう。22kmを過ぎると西湖に向けて上る急坂に差し掛かります。以前の経験でここで無理するのは禁物とわかっていました。上り坂は「戦略的歩行」として、後半に疲れを残さない作戦に入りした。23km過ぎで西湖湖畔に到着。再び走り始めましたが25kmラップは32分。上りの1kmくらいの徒歩があったので仕方ありません。湖畔沿いはほぼフラットと思っていたのですが、後半に意外とアップダウンがありました。30km手前あたりで再び徒歩が入ってしまいましたが、大きく速度を落とさずに通過。30kmラップは30分強。28~29分に加えて歩いた時間だけが加算されている感じ。わかりやすい。
34kmくらいから再び河口湖に戻る下り坂。下り坂は意外と足に負担をかけてしまうのでスピードが上がらないように意識して歩幅を小さく。35kmラップは29分台に戻りました。残り約7km。サブ4とか狙えるタイムではないので、ここからのフラットな区間は何だかメンタル的にダメになりました。フラットななかにもちょっとした上りがあるのですが、そのたびに脚を止めて歩きに。それほど疲弊もしていないのに歩いている感じでした。良くないメンタル状態だった思います。40kmラップは30分台後半。
40kmを過ぎてしばらくして4時間経過の合図。残り1.5kmくらいだっと思います。この1.5kmを縮めるとサブ4かと改めて壁の高さを意識しました。今回は最初からそんな記録は狙っていないのでゴールに向かうだけです。時々歩いて休憩を入れながらゴールに近づきます。
結局、ネットで4時間10分台でフィニッシュを通過。フィニッシュ直後にはまったく意識していなかったのですが、過去のフルマラソン記録のなかでベスト記録には及ばないものの、セカンドベスト(サードかもしれない。97年の河口湖マラソンの記録がわかりません)だったようです。埼玉の彩湖をぐるぐるするコースで4時間11分というのがあったのですが、その記録を破っていました。これはびっくり。約2年ぶりにロードを使うフルマラソンでしたが、気持ち良くロードを走れたことがタイムにも現れたのではないでしょうか。
宿泊していたホテルで風呂に入り、着替え後に河口湖駅近くで食事、夕方の高速バスで帰宅の途に着きました。2時間で着くはずが渋滞のため3時間50分とほぼ倍の時間がかかりました。マラソン後にこれはきつい。次は電車にします。
大会を実現するには地元自治体や住民、商店などの理解を得ることが欠かせません。ここに使った力はたいていのものではなかったと想像します。その尽力に感謝してやみません。まだ終息には至っていないなかで開催したことで、冒頭の方に書いたような不備もありました。次回以降の開催に生かしていただければと思います(runnetの口コミで不備を指摘しようと思います)。次はまた5年の節目に参加したいと思います。