田沢湖マラソン2013

2013年9月15日、秋田県仙北市で開催された田沢湖マラソンに参加しました。6月の千歳マラソンで痛めた太もも裏側の不調により、7月は一切のランニングを取りやめ、8月から再開。準備不足のままフルマラソンを迎えることになりました。折しも台風が接近し、なおかつ8月には大雨により被害を受けた田沢湖周辺。まだ9月も真ん中なので、日差しがあれば暑くなることも必至。天候がどっちに転んでもハードなレースになることは間違いありません。どうなることやら・・・、という準備状況でした。なお、大雨の被害により今回は急遽コースを一部変更して(その結果、非公認コースに)開催されることになりました。関係者のご尽力、地元の皆様のご理解に感謝します。

会場までシャトルバスで15分ほどのホテルに宿泊。前日から稲庭うどんや秋田名物きりたんぽでカーボローディングに励み、当日朝もしっかりとエネルギーを補給。スタートに臨みます。気温はそれほど高くないものの、懸念していた雨が降っています。それほど激しい降りではありませんが、気が滅入ります。

このコース、スタート後すぐにアップダウンを繰り返し、5キロを過ぎると下り基調、さらに10キロを過ぎると上り基調になる激しい序盤です。19キロ過ぎから最初に下った坂を上りきると湖畔コースに出て、それ以降はフラット。ただし、36キロ過ぎにこのコース名物の急な峠を越えなければなりません。それを過ぎればフィニッシュが見えてきます。

スタート後すぐに体が悲鳴を上げ始めます。これはトレーニング不足によるものとすぐにわかります。このままでは42キロ持たない。すぐに作戦を切り替え。湖畔に出るまでは力を温存。湖畔のフラットコースに出てから力を使うことにします。上りでは力を抜いて歩くようなゆっくりとしたスピードに。下りでも膝に負担をかけないように気をつかいながら慎重に。

19キロの上りもゆっくりと上がっていったところ警察官が交通規制を終了しようとしている様子が目に入ってきました。これはいやな予感。応援の妻に坂を上り切ったあたりで会いましたが、「何しているの?一番最後くらいだよ!」と厳しい声。そうです。関門の時刻を頭に入れていませんでした。

湖畔道路に出たところで、係員が両手を広げて道をふさぎます。ここで終了せよという合図。関門に引っかかってしまいました。22キロ地点で2時間半(?)。普通だったら前半に力を抜くなんて考えないので、関門の時刻など全く気にしておらず、その結果こんなことになってしまいました。わたしの直前のランナーは係員をふりほどくように湖畔コースに出て行きましたので、もしかしたらわたしが関門に引っかかった最初のランナーなのかもしれません。人生で初めての経験なので、しばし呆然。

こんな感じであえなくリタイア(DNF)となってしまい、流浪のマラソン(47都道府県マラソン)秋田編は来年に持ち越しとなりました。さっき会ったばかりの妻に電話し、DNFを知らせるとめちゃくちゃ驚いていました。ちなみに、ここまで最初から最後まで雨。それもあって意気消沈です。

シャトルバスに乗って予定よりだいぶ早くホテルに戻り、宿泊者向けのサービスで入浴。雨と汗でびっしょりになった体を洗い、暖め、やっと落ち着きました。会場からホテルへ運行するシャトルバスの回送(ホテルから会場)に運良く便乗させてもらい、再び田沢湖へ。ここから田沢湖駅へは無料のシャトルバスが出ています。予定よりだいぶ早い時間に田沢湖駅へ移動できました。

なお、この日は秋田市へ移動して宿泊の予定。大曲に立ち寄り後、夕方には秋田入りできました。DNFのおかげです。

翌日、台風がさらに接近し秋田新幹線が午後から運休。帰る手段を失い、前日に続いて途方に暮れていました。そんな中で新庄行きの在来線が復旧。新庄で山形新幹線に乗り継いで関東へ戻ることができました。この日のうちに戻ることをあきらめ、ホテルを取ったりしかけたところで新庄経由のルートに気付きました。仕事に穴を開けずに帰ることができ、助かりました。掲示をよく見ていて良かった。駅のアナウンスは新庄経由のルートに触れていませんでした。全員が殺到してしまうと在来線がパンクするからでしょうか。