広島ベイマラソン2024

広島ベイマラソン大会(フルの部)に参加しました。第33回という歴史ある大会です。大会の会場は広島県坂町にある中国電力坂スポーツ施設です。ここは広島駅から呉線で約20分の坂駅で下車、徒歩10分程度というアクセス良好な場所です。陸上競技場として中国電力陸上部が使用するほか、ラグビー中国電力レッドレグリオンズも使用しています。

広島県で開催されるフルマラソンは3回目の参加になります。最初は2016年の呉とびしまマラソンでしたが、完走はしたものの体調不良により自己基準の5時間を切ることができず、リベンジが必要になりました。ところが、その後この大会が西日本豪雨の影響で中止になり、その後復活することなく事実上終了してしまいました。リベンジの機会を失っていたのですが、2023年に三原さぎ島マラソンが開催され、リベンジを果たすことができました。自己基準により、この大会で筆者が目標としている47都道府県フルマラソンの広島県をクリアしたものとしています。ということで、本大会を完走すれば次の目標である47都道府県マラソン(2周目)の広島県をクリアできることになります。

この大会はフルマラソンの部の他にもハーフマラソンや5kmの部もあり、親子で参加している家族の姿なども見受けられました。参加者の人数比から言っても、家族で楽しめる短い距離の部がメインなのかもしれません(フル252、ハーフ389、5km474)。

スタートより約2時間前に余裕をもって到着しました。この大会はビブスやチップなどの事前送付がなく、当日受け付け後にTシャツやシューズに装着する必要があったためです。スタンドの席に座って、準備を整えました。雨でなかったので着替えや準備にスタンドが使用できましたが、雨の場合はどうなるのでしょう? ちなみにおそらくラグビー対策だと思われますが、安全ピンではなくビブス止めが配布されました。このため、ビブスの装着には余計に手間がかかります。

ちなみに男性用の更衣室や手荷物預かりはありません。貴重品は身に着けて走り、貴重品以外は自己責任でスタンドに置くしかないでしょう。雨の場合は大型の袋を自分で準備するしか無さそうです。地元の人はクルマで来る人が多いようなので、クルマの中に置けばいいということなのだと思いますが、遠征組には厳しい環境です。筆者の場合は貴重品は同行者に持ってもらい、他の荷物はスタンドに置きました。着替えや靴が入っているだけなので、盗まれる心配もないでしょう。

9時、開会式が始まりました。国旗掲揚などのあとで主催者の挨拶に続いて紹介されたのは何と岸田文雄前内閣総理大臣。地元選挙区とはいえ、全部で1000人ほどの大会に前首相が来場するとは驚きました。APEC参加のため日程を空けておいたのでしょうか(笑)。岸田さんはこの後で5kmの部のスターターも勤められました。そのまま一緒に走ればよかったのに。カーターさんみたいに(参考)。

スポーツ施設に隣接した多目的広場がハーフ、フルの集合会場でした。10時10分のスタートなので約30分前に広場に入りました。フルの参加者はざっと見て300人くらい。ハーフはもう少し多かったかもしれません。その後、誘導されてスポーツ施設前の道路に並びました。ここがスタート位置になります。

スタート前に集合したフル・ハーフのランナーさん

坂町の海岸沿いの道路(4.5km)を9往復+端数の1.695kmというコース設定です。往復コースはあまり好きではありませんが、目標達成のためには好みを言っていられません。実行あるのみです。

フルマラソンは10時10分にスタートしました。往復コースの最初にほんの少しだけアップダウンがありますが、他はほぼフラットです。コースの好みを考えなければ記録を狙えるコースなのだと思います。

こういうコースなので、途中経過などは省略して全体的に起きたことを書いていきます。結果から言えば、ハーフ段階では1時間58分くらいという経過でしたが、終わってみれば4時間30分台でした。ジェットコースターのような前半○、後半×という結果です。

最初からそうだったのですが、気温はそれほど高く感じなかったものの、いざ走り始めてみると汗が止まらず、かなりの補給が必要な状況でした。しかも時間が経つににつれて気温が上がり、余計に暑く感じられました。今季は新潟、仙台と走ってきましたが、汗の量はその両大会よりずっと多かった気がします。往復コースの両端に給水ポイントがあり、ほぼ欠かさずに水かポカリスエットを摂取していました。また足攣り対策に約10kmごとに持参した経口補水パウダーを水に混ぜて飲みました。500mlの水に溶かす分量のパウダーですが、コップ2杯くらいの水では濃すぎるため、その前後で飲んだ水と合わせてお腹の中で帳尻を合わせるくらいのイメージで補給していました。2往復半、5往復半、8往復半の給水で補給して、結果的に足攣りは発生しませんでした。後半は別の理由で失速していたので、対策が成功したのかどうかはいまひとつはっきりしません。

今回はサプリの活用も試していました。フルマラソン対策で購入したカフェイン系のサプリです。10kmごとに3回補給しました。9kmの補給後は明らかに効果を感じていたのですが、22.5kmの補給直後に胃がむかむかして走れなくなってしまいました。前半○後半×のきっかけはこのトラブルでした。サプリが原因なのかどうかはっきりしませんが、補給はこのサプリとジェルだけなので、可能性は高いと思っています。何度か利用しているサプリですが胃に影響があったのは初めてのこと。今後も活用するかどうか、微妙なところです。

コース上には双方向のランナーが行き交う感じになります

そんなこともあって半分を過ぎた直後に失速してしまいました。これ以降はモチベーションが低下してしまい、ゆっくり走るレベルにしか戻れず、冒頭で書いたような結果になってしまいました。前半は5分40秒ペース、後半は7分ペースといった感じです。

エイドには軽食(飴、バナナなど)はありましたが、まったく手を付けずに持参したジェルやサプリのみ口にしていました。もともとエイドには期待していなかったので、これでまったく問題ありません。ここにコストをかける必要もないと思っています。ただ、地元色の強いエイドを期待している参加者には淋しく見えたかもしれません。

コース上の距離表示は1往復が4.5kmという中途半端な設定のため、非常に難しいと感じました。1kmから5kmまでは1km刻みで表示があり、その後10km以降は5km刻みで設置されていました。ただ、4.5kmの往復コースなので、5kmの看板から500m進んだところに10km、さらに500m進んだところには15kmといった具合に500mおきに看板が設置されてしまいます。また、1kmと10km、2kmと20km、3kmと30km、4kmと40kmの看板が同じ場所に設置されます。そんな感じで距離看板が高頻度で現れます。手元のGPSウォッチでおよその距離は把握できているので、どの看板を見ればよいのかはわかるのですが、紛らわしく感じられました。ちなみに頭が疲れているときに3kmと30kmを同時に見たりすると「差が27で、9の倍数だからそうなるのか!」などと妙なところにエネルギーを使ってしまったり…。数学脳ですね…。いっそのこと片道距離を250m伸ばして、1往復を5kmにできなかったのかと思えてしかたありません。何でそうしなかったのか。そうすれば距離表示もスッキリするのですが。

最後の周回時に写真を解禁しました
腫れていれば風光明媚だと思いますが、終始曇り空でした

そんな感じで14時40分に無事フィニッシュ。無事広島県で2周目のフルマラソンを完走できました。目標に一歩前進です。ただ、こんなにフラットなコースなのに低調な記録だったというのは残念でした。サプリの影響なのか、ジェルの影響なのか不明ですが、胃のトラブルは残念でした。普段の距離練習のときに使い分けてみて確認するしかなさそうです。また、短い往復コースはやはりきつく感じます。9往復は飽きますね…。ハーフくらいなら往復もアリなのですが。

フィニッシュ(同行者写す)

ゴール後は名物のかき雑炊のサービスがありました。わたしは牡蠣を食べられないので同行者の胃袋に収まりました。牡蠣なしでというリクエストもできたようです。フルマラソンを終える頃には半数以上の参加者さんは帰ってしまっていて、一部の片付けも始まっていたりして、会場全体が撤収モードに感じられました。この点は少し残念に思います。

名物のかき雑炊(同行者の胃袋に収まりました)

次は2週間後のNAHAマラソンです。こちらも初参加になります。楽しみにしています。