2017年11月19日(日)、大分県国東市で開催された「仏の里くにさき・とみくじマラソン」に参加しました。
前日の土曜日朝、横浜の自宅を出る時点から寒い。数日前から週末の天気予報は低い予報が出ていたが、実際にそんな感じです。何でも12月の気温とか。寒いの苦手な筆者ですので、これは困ります。最近の体調は、風邪ひきそうなところを、ぎりぎりで踏みとどまっている状態。気を抜くと熱を出しそう。就寝中、掛け布団をはがす癖があるので要注意の日が続いていました。体重は若干の増加気味。何でだろう。生活パターンが変わったわけではないのに。この週の月曜日にドックを受診し、バリウムの影響で食欲不振の日もあったのが気がかり。
午前中の便で羽田から大分へ。飛行機は少し遅れて10時過ぎに大分空港到着。空港近くでレンタカーを借りました。今回の遠征は前日、当日ともに車で行動することにしました。公共交通機関だけだと行動が難しいエリアなので。
午前中のうちにレンタカーで行動開始。午前中に立ち寄り場所に着き、用件をすませ、近くの道の駅へ。ここでお昼に地元パン屋さんのパンを購入。美味しくいただきました。地元パンは出張や遠征時の楽しみにしています。ほかにも地元名物のから揚げ弁当などを販売していましたが、これはちょっと重すぎと判断しました。
昼食後、前日受付をしに会場へ。会場ではナンバーカード配布に加えて「とみくじ」マラソンだけに抽選会が行われている。前の人が「ソラシドエアの航空券」をゲットして盛り上がる。勢いに乗りたかったがドリンクが当選(最下位…)。西の京というお酒(ワンカップ)を選択。今日はこれを寝酒にしよう。
途中、食品スーパーなど覗きながら予約したホテルへ。一泊夕食・朝食つきのプランでした。近くに飲食店を探すのも難しそうだったので。こういうプランの場合、食事はだいたいランナー向きでないことが多い。案の定前菜や刺し身に始まるコースで、本当は必要な糖質までたどりつくのに時間がかかる。でも残すのももったいないので、全部平らげてしまいました。もちろん糖質補給の釜飯も。お腹いっぱい。早めの食事(18時)にしておいてよかった。食事後は早めの風呂に入り、そして少しだけ飲んで早めに寝る。野球のアジア選手権の中継を見たかったのですが、よりによって大分県はフジ系列のテレビ局が無い地域(笑)。
朝食は6時半から。9時スタートのレースなので、朝食としてはちょっと遅い。食べる量を控えめにすることにしました。まあ前日夜にがっつり食べたので、問題ないでしょう。補給食も持ってきましたし。
7時半頃ホテルをチェックアウト。車で会場に向かう。ホテルから10分ほどで会場付近に到着。順調です。係員の指示に従って駐車場へ。割と近いところに停められました。駐車場はエントリー時に使用を申請しておく必要があります。申請していないと会場から遠いところに案内されるようです。
到着後、すぐに会場に向かわず、8時半近くまで車内で待機しました。あまりにも寒いので。でも、これは失敗だったかもしれません。時間がなくてストレッチが不十分になってしまい、さらに忘れ物に気づくのにも遅れました。実は、ホテルに手袋を忘れてきたようです。車を出て会場に向かう直前に気づきました。結局、会場内のテントで新しい手袋を購入し、事なきを得ました。この寒さで手袋無しは厳しい。
そうこうしているうちにスタート15分前。あまりの寒さに体が縮こまってしまいます。本当はストレッチや軽い屈伸などで動ける体にしなければいけないところ、入念にできませんでした。寒さに加え、時間も足りなかったように思います。せっかく早くついていたのに、配分ミスでした。
スタートブロック分けはかなり大ざっぱ。30分単位の目標時刻でプラカードを持つ係の人が出ていましたが、明確な線引きは無かったので、緩く集合していたように見えました。なお、スタートラインの通過時刻計測は無く、そのためネット時間計測もありません。実際、4時間以上のブロックからスタートしましたが、スタートライン通過までロスはほとんど無かったように思います。おそらく20秒くらい。
スタート後、まずスタート会場(国東陸上競技場)から南方向へ片道4km弱を往復するコース。若干のアップダウンがあり、スタート直後の体が温まっていない状態には少し厳しい。海沿いのコースなので海を見ながら気を紛らす海無し県民。少しずつからだが暖まってくる感じ。海沿いなので、海から吹き付ける風が強く、極めて走りにくいコンディションでした。先が思いやられます。1キロおきに距離表示があるのですが、おそらく強風対策で看板を寝かせてありました。集中していないと見落としてしまう可能性があります。筆者の場合は、いくつかの距離を除いてほぼ認識できていました。
8km手前でコースはスタート会場近くを通り、そこで待ち受けていた同行者と少しだけ会話しました。寒いけれどそれなりに体が暖まってきたようなことを話した気がします。
同行者と会話後、9km地点くらいに老人施設がありました。ここでは、お年寄りたちが道路に出ていて、ランナーに熱心に声援を送ってくれていました。中にはハイタッチしてくれるおばあちゃんも。心が温まりました。寒いから風邪ひかないで。
5kmのラップは30分を少し切る感じ。10kmラップが59分くらいだったので、ほぼフラットなペースを維持していました。ただし、想定しているスピードには足りない。
10kmくらいからコースはなだらかに上り坂に入っていきます。ここから25kmあたりまでの15キロくらいがこのコースの真骨頂です。13kmくらいからは、傾斜がさらに急になってきます。コースの左側には早々に折り返してくるランナーも見えて、これは刺激になります。
反対側の坂道を降りてくるランナー向けの表示を見ると「18km」となっている。この時点で14kmなので、この上り坂はあと2km続くということになり、気が滅入りました。このあたりはぐっとスピードを落としながらも何とか1キロあたり6分半くらいを維持していまいした。
16kmあたりで折り返し、いま上ってきた坂道を下ります。スピードを回復して1キロあたり6分程度。もう少し行けそうな感じでしたが、あとがありますので自重しました。18kmから20kmくらいもなだらかな下り。引き続き6分くらいのペース。20kmのラップは2時間3分くらい。ペースが落ちたものの何とか最低限のペースを維持できている感じ。寒さと風とアップダウンのなかでは上出来とも言えるでしょう。
20km地点付近の富来橋を過ぎると二つ目の上り坂が見えてきます。ここは直線的に急坂が見え、一気に気持ちが沈みます。1kmくらいの間に手元の計測で120mくらい上りました。見える範囲の上り坂が終わってもさらに先の上り坂があり、歩いている人も増えてくる。でも、ここで歩いてしまうと心の中でタガが外れてしまい、この先ちょっとした坂でも歩いてしまいそう。何とか踏ん張り歩かずに走りきりました。登り切ったところで21kmのエイド。
エイドは水とスポーツドリンクが中心。ところにより果物や塩なども。1カ所だけお汁粉やおにぎりなどの食料も出ていました。わたしは手元のアミノバイタルとジェルに頼り、エイドは水分補給だけにしました。時間ももったいないので。また、エイドの一部には氷水が提供されていました。これはどうだったのでしょう。常温の方がうれしかったのはわたしだけでしょうか。常温でも十分に冷える気候でしたし、この辺は柔軟に考えてほしかったと思います。
21kmから2キロくらいはひたすら下ります。急な上りの後なので、当然のように急な下り。膝や足首におかしな負担をかけそうなので、細心の注意をしながらの下りでした。
23kmから3つめの上り坂です。これは2番目に比べて緩やかな坂ですが、先ほどの坂のダメージがかなり残っているのでそれなりにきつい。風も強かったので「風よけ」のランナーが欲しいのですが、参加人数が多い大会ではないのでランナーがまばら過ぎ、都合の良い風よけになりそうな人はいませんでした。ここの上り坂はキロ6分台後半でした。
3つめの坂を登り切り、折り返す25kmからは基本的に下り坂。最初は急に下りますが、27kmくらいから35kmくらいまでは緩やかにひたすら下ります。ここでいかに稼ぐかが、このコースの勝負どころでしょうが、かといって疲弊してはいけない。なぜなら最後の5kmに小規模ながらアップダウンが待っているので。
このあたりは時計を見ながら走り、ひたすら頭の中は残り距離とタイムの暗算。個人的な「完走」の基準を5時間以内に設定しているので、現在ペースと基準の差分が最も気にしないといけない点です。基準まで残り2時間となった時点(スタートから3時間)で28km台後半にいました。残りは13.5km程度。かなり余裕がある状況です。幸い、まだ「脚が止まる」状態には至っていません。
30km通過は3時間7分程度。1キロ6分ペースと比較すると距離にして1キロ分、時間にして7分程度遅れているイメージです。この先どこかで失速するとは思いましたが、この時点ではまだまだしっかりと一歩一歩進んでいました。
35kmあたりで下り坂が終わり、フラットな区間に入ります。事前み見ていたコース図では、このあと小規模ながらアップダウンが続くはず。大きな失速をせずに何とか35kmまで来ています。
36km付近で幹線といえる国道213号に出ます。この国道では歩道上の走行を指示されました。路面の微妙な傾斜(バンク状)が気になったので側溝のフタの上を走っていました。路面が傾斜していてもフタ部分は水平なことが多いのです。37km近くで国道を離れ、アンダーパスを通って海側へ。スタート後に最初の往復をしたエリアに出ます。随分と時間が経過して、何だか懐かしい気分。
38km付近でスタート・ゴール会場に近いエリアに差しかかります。ここでも同行者が迎えてくれましたが、そろそろ疲弊が始まっていました。このあたりで4時間経過。少しずつ速度が落ちています。老人ホームの前を再び通りますが、今度はお年寄りは姿が見えません。そりゃそうだ。そんなに外にいたら風邪ひいてしまいます。
40km手前、明らかに失速しているのがわかりました。相前後していた着ぐるみランナーに抜かれてしまう。しかし失速しているのは自分だけではない。ほかにも歩いているランナーやゆっくり走るランナーがいる。抜ける相手は抜いていくイメージでゴールに向かいます。40kmのラップは4時間10分程度。やはり少しラップが落ちています。
結局、最後は1キロあたり6分半以上のペースに落ち、4時間25分台でゴール。ラスト2.195キロのラップは14分台でした。これは遅すぎ。
今回、激しいアップダウンと低温+強風のなかで37kmまで失速しなかったのは、個人的には収穫だと思っています。目標としているスピードではなかったものの、最近のフルマラソンでは30kmそこそこで失速しているケースが多いなかで、悪条件でも何とか失速までの距離を伸ばすことができました。次に向けてしっかりと体調を維持していきたいと思います。
なお、受付時に「とみくじ」に因んで宝くじを1枚いただきました。帰宅後確認したところ、残念ながら「はずれ」でした。