越前大野名水マラソン20024(ハーフマラソン)

福井県大野市で開催された越前大野名水マラソン(ハーフマラソンの部)に参加しました。今回で第60回という歴史ある大会です。今回は大野市の市政施行70年の記念イベントでもありました。

前日から一泊で、越前大野駅から徒歩10分弱くらいの旅館に宿泊しました。スタート会場から徒歩5分ほどの立地です。部屋にトイレが無い(共同トイレ、お風呂も共同)こと以外は快適でした。大会は9時スタートですが、朝食は7時。もう少し早いと助かるのですが、フルマラソンではなくハーフなので食べる量を加減すればいいかと思い、その時間にいただきました。腹八分目食べるとスタートまでに消化しきれないので五分目程度に(と思っていたが少し食べ過ぎました)。

8時30分頃、会場に到着。さっそく荷物を預けようかと思ったが、預け場所について案内の掲示がない。事前に読んだ案内で更衣室のある建物にあると記憶していたが、建物内を探しても見当たらない。そんななかで「多目的ルーム」と書かれている部屋を覗いてみたら荷物預けはここにありました。わかっている人にはわかるんだろうけど、一見さんにはやや厳しいですね。更衣室の案内は逆にたくさんあるので、惜しまれるところです。

荷物を預けた後、メイン会場に戻りました。もうスタート15分前になっています。キョロキョロしながら「集合場所」と書かれた場所に向かいました。筆者はウェーブスタートの第一ウェーブだったので列の左側が所定の位置だったようです。近づいてみないとそこまでわからないですよ…。スタート位置への移動直前になんとか到着しました。そんな感じで全体的に案内が不足している気がしました。回数を重ねた大会なので、運営に慣れ過ぎているのかもしれません。筆者のような「お初」の参加者に優しくない感じがしてしまいます。

スタート前の様子。ぎりぎり間に合いました。

スターターはゲストランナーの野口みずきさん。マイクの音声がブツブツ途切れていて、せっかくの野口さんのメッセージが伝わりません。これも残念です。多分先頭近くにいたランナーだけに聞こえたのではないかと思います。

9時、予定通りスタートしました。「歩かない」レースの参加は2カ月ぶりなので、無理しないで前のランナーに着いて行く走り方でスタートしました。ここ2カ月は上り坂は無理せずに歩くレース(マラニックやウルトラマラソン)ばかり参加していました。コースの下調べは高低図を見る程度でしたが、前半は概ね上り、後半は概ね下りという認識です。ただ、実際は小刻みなアップダウンが繰り返しあり、割と難しいコースでした。

スタートから3kmくらいまでは1キロ5分40秒くらいのペースで走っていましたが、それを過ぎると1キロ6分が維持できなくなってきました。今日はいずれそうなると予期していましたが、これはちょっと早すぎです。ちなみに3km手前に「給スイーツ」がありましたが、まだ早すぎると思って水しか受け取りませんでした。復路でいただくつもりでしたがこれが大失敗。復路には給スイーツはありませんでした。品切れだったのかもしれません。残念!その先にブラバンとチアの応援がありました。地元の学校の生徒さんでしょうか。嬉しい応援でした。ありがとうございます。

給スイーツエイドですが、筆者の周辺では誰もスイーツを手にしていません…
応援ありがとうございます①
応援ありがとうございます②

往路ではあまり坂を感じませんでしたが、向かい風はかなり強く感じました。向かい風で気力が続かなくなり、その結果失速してしまった感じです。1キロ6分から6.5分くらいのペースで走っていたところ、7kmくらいの地点で先頭のランナーが折り返してきました。だいたいこちらの倍のスピードで走っていることになります。

この辺りでいったん下りをはっきり感じる坂がありました。ここは復路では厳しい上り坂になると予想しました。15kmくらいの地点になるはずです。そのまま1キロ6.5分くらいのペースで進み、9km過ぎで再びはっきりわかる上り坂に差し掛かりました。もう少しで上り基調の往路が終わるところでこの坂はきつく感じました。この近辺ではかなりの距離を歩いた気がします。折り返し点通過は1時間6分くらいでした。これではフィニッシュは2時間どころか2時間10分も厳しい状況です。

往路途中の風景。幟旗がはためいていました

折り返しを過ぎると、ときどきびっくりするような下り坂が現れます。上っているときはあまり意識していなかったのですが、意外としっかりした坂を上っていたようです。向かい風の影響ばかり気になっていましたが、それだけではなかったようです。前半で失速したのも無理ないか……と自分を納得させていました。

そんな感じで復路は下り基調だから大丈夫と思いましたが、そんなに甘くはありません。往路にちょっとした下りがあったのと同様に、コース図や高低図では見えないような小刻みなアップダウンがあり、ところどころに現れる上り坂で止まるようなスピードに落ちてしまいます。橋の取り付けのような場所では無理せずに歩いた区間もたくさんありました。

なかでも15kmあたりにあった橋の手前の上りが最も長くて体力的にもきつく感じました(往路で予想した通りです)。復路に入ってからも6分30~40秒くらいのペースが続きました(歩いた区間も含みます)。走っている間は6分前後をキープできていたのではないでしょうか。

そんな感じでトロトロ走っていたところ、18kmくらいで徐々に体が動くようになってきた感覚がありました。やっと身体がランニングに馴染んできたのと、おそらくここまで横や前から吹いていた風が追い風に変わったのだと思います。ちなみに、楽しみにしていた給スイーツが無いことがわかった(終了していた?)ことに気づいたのもこのあたりでした。ショックで心に火が付いたのかもしれません。

体が動くようになったのでさっさと終わらせたくなり、徐々にスピードアップしました。19kmのラップタイムは久しぶりに6分を切りました。徐々に市街地に入ってきて残りが見えてきたのでさらに加速して、20kmのラップは5分30秒。昨日買い物をしたスーパーの前を通り、その先で右折。市役所前の通りに入りました。道路から市役所の敷地に入って21kmのラップは5分10秒(笑)。残りの100m(GPSの誤差で筆者の測定では300mくらいありました)は4分50秒ペース。最後に一人に抜かれましたが、個人的には加速しながらフィニッシュできました。最初からこの走り方ができればよかったのですが、最後だけでもこういう走り方ができたので「終わりよければすべて良し」ということにします。タイムは2時間10分台でした。復路の方が少しだけ速かったようです。

復路はまったく写真を撮っていませんでした。これはゴール会場の風景

開催地である大野市は上水道のすべてを地下水でまかなっているということもあり、給水では美味しい越前大野の水がふんだんに提供されていました。飲む給水に加えてスポンジに含ませて提供された「身体への給水」もありました。頭、首筋、両腕などを名水で濡らし、これを強風に当てると気持ちいい。名水を楽しませていただきました。また、フィニッシュ後の着替えには真新しい大野市役所の庁舎を全面的にランナーのために開放していました。たいへん嬉しい配慮です。筆者は会議室の机と椅子を使って楽に着替えることができました。トイレも利用できましたので持参したタオルを湿らせて体を拭くこともできました。いろいろ運営上の不満も書きましたが、全体的にみれば存分に楽しませていただきました。沿道の応援やボランティアさんの応援も力になりました。ありがとうございました。

高校生による書道パフォーマンスの作品

終了後は着替えのあとでかき氷のサービスに加えて、会場内で越前おろしそば(こちらは別料金)をいただきました。このあと越前大野城への登城の予定がありますので、ビールはまだです。

かき氷のサービス
リアル完走証をいただきました
越前おろしそば(有料)をいただいて終了