いびがわマラソン2018

いびがわマラソンに参加しました。2014年の大会以来4年ぶり参加です。4年前は体調不良と雨と寒さが重なり、5時間を切ることができず、「47都道府県マラソン」の自己基準に達しなかったため、今回再度参加することにしました。

今回は4年前の雨模様とは対照的な見事な青空でした。日差しがやや強く感じられ、暑くなる心配もありました。服装は半袖短パン。たしか4年前はロングTやロングタイツを着用していたはず。それでも雨のため寒かった記憶があります。コンディションの違いに驚くばかりです。

4年前は大垣に宿泊し、養老線の電車で揖斐駅、ここからシャトルバスで会場入りしましたが、電車の混雑に閉口しました。今回は新幹線の岐阜羽島駅近くのホテルに宿泊し、大会向けに企画された専用のバスで会場入りしました。これは有料の価値がありました。養老線の大混雑を避けて会場に直行でき、バスのドアが終始開放されているため荷物置き場にも応援者の待機場所にもなります。さらに、バスの駐車場所のすぐ脇に更衣テントがあるので、この点も便利でした。帰りの出発は16時なのでゴール後の余裕もありました。筆者はそんなに早いフィニッシュではありませんが、ゆっくり着替えても飲食・物産テントを物色する時間がありました。バスは岐阜羽島の他、名古屋、岡崎など各地を起点にしたプランが設定されていました。

コースはざっくり言って前半は上り、後半は下り。しかし小刻みにアップダウンがあり、4年前は後半になっても下っている感じがありませんでした。体調不良のまま参加したため、後半早々に体調が悪化して、何とかゴールまでたどりついたというレベルでした。今回は準備が十分とはいえないものの、天候も体調も4年前に比べてずっと良い状態です。次の週もフルマラソンが続きますので、「自己基準内」でゴールできるように走ることが目標です。

そのためには前半の上りで消耗しないことが肝心。序盤は1kmあたり6分が目標。そう思っていても気がつくとオーバーペースになり、結局最後まで持続できないのがここのところの傾向。ここで自重することができるかどうかがポイントになりそうでした。

会場は混雑しているもののステージのイベントも活気があり盛況の様子。参加者がそれぞれの思惑であっちへこっちへ異動するので全体の導線を描くのが難しいのでしょう。参加人数以上の混乱という印象でした。でも、終わってみればトイレの待ち時間も大したことないし、不思議ながら安定した運営なのでしょう。でも、もう一工夫の余地があるように感じました。スタートブロックへの移動時間は人をかき分けながら進むしかなく、時間を要しました。

スタートを待つ様子。青空が嬉しい

9時45分に予定通りスタート。スタートはかなりの混雑です。スタートライン通過は2分ちょっとかかりました。ステージ上で金哲彦さん、高橋尚子さん、中村優さんなど人気の方々が並んでいるためここで足を止める人が多いのかも。しかし、スタートライン通過後もいったん止まってしまったりしましたので、コースの広さ(狭さ)と人数のバランスの問題で、今の参加人数が限界なのでしょう。

筆者は最近の練習ではいつもスロースターターなので焦らずにスタートしました。体に潤滑油が行き渡るのを待ちながらゆっくりとスタートするイメージです。1kmくらいでようやく体が温まってきた感じ。1km通過はグロスで9分台。スタート地点通過が2分超えて、その後の渋滞もあったので実質6分くらいの感じでしょう。まあ、いい感じです。

その後はまだ本格的に上りにになる前ということもあり、少し突っ込みすぎという感じでした。キロあたり5分45秒くらいのペースで走り、5kmラップは32分。スタートラインからは正味30分くらいの感触でした。スタートの混雑を考慮すると、想定していたスピードより少しだけ速い感じ。ここから少し自重するように心がけました。

5kmを過ぎると少しずつ上りの斜度が上がってきます。それなのにしっかり下りも混じります。これが難しいところですが、上りで焦らず、下りは足運びがブレーキにならないように注意しながら走りました。10kmのラップは5kmより少し速くなって29分くらい。少し自重しなければならないところでした。

10kmを過ぎるとアップダウンがさらに多くなる印象でした。上っては少し下りるの繰り返し。あと10kmくらい上れば下り基調になるのだと自分に言い聞かせながら、我慢の走りでした。15kmのラップは29分30秒くらい。これでも目標より少し速い。下りが心配な数字でした。

たしか最高高度のポイントは20kmの手前だったはず、と自分にカツを入れながら走りましたが、たしか19kmくらいのところが最も苦しかったような気がします。あとから記録を見ると、そのあたりだけ1kmのラップが6分を超えていました。しかし全体のピークを過ぎたのか、20kに向けて少しだけ回復したような様子も数字からはうかがえます。20kmのラップは31分くらい。全体的に落ちてきたの加えて、最もきつい坂道で時間をかけてしまいました。

中間点はネットで2時間7分くらい。1km6分が目標だとするならば、ほぼ目標通り。最初の混雑と上り坂の失速を加味すれば、まあこんなものでしょう。問題はここからです。

20kmを過ぎたあたりだと思いますが、わりと長くて直線的な下り坂がありました。揖斐川の絶景がよく見えます。こういうところは失地回復として、しっかり走って1kmラップを5分台に戻していました。しかし、足が重くなるにつれて、徐々に「ダメかな?」という気持ちが頭に浮かんできます。いつもこのダメな気持ちとの葛藤になるのですが、ここはとりあえず最低限の走りは維持できました。25kmのラップは31分。前の5kmとそう変わらない数字ですが、下り基調に入ったことを加味すれば、失速しているともいえます。

25kmを過ぎると、いよいよ足の状態が悪くなってきました。足が前にでなくなる感覚。これに「ダメかな」の気持ちが折り重なるようにダメージを与えます。30kmまで葛藤を続けながらも大失速までは至らない程度の走り。30kmラップは32分。落ちてきています。

30kmを過ぎると「ダメかな」の気持ちとの戦いが本格化。どこで走れなくなってもおかしくない状態になっています。ダメな気持ちが勝っているときは1kmあたり6分オーバー、そうでもないときは5分台という感じ。33kmくらいまでは何とか持ちこたえたのですが、このあたりから懸念している「足攣り」も始まりました。コムレケアを飲みながら走り、35kmラップは34分くらい。もうダメですね。気持ちが負けてしまっていました。

ここからは早歩きを混ぜながらの戦いで、何とかkmあたりのラップを最低でも7分台に抑えるレベルに落ちました。基本的に揖斐川に沿った平坦なコースで、コース自体には失速するような要素はありません。あるのはこちらの気持ちだけです。それでも足が動かず、40kmラップは37分台に落ちました。

このあたりから、失速したときの特徴ですが、スマホを取り出して、写真を撮り始めました。真面目に走っていない証拠です。記念に撮っておきたくなる風景ばかりでした。

下り坂の様子。写真を撮る余裕が出てきました(笑)
揖斐川のダム湖の湖面と紅葉(一歩手前)
揖斐川の土手を走ります(多くの人が失速しています・・・)

40kmを過ぎるといよいよ揖斐川の土手も終わり、最後は橋を渡って揖斐川町の中心部に戻ります。橋のたもとあたりから応援の人が途切れなくなり、失速した走りをしているのが恥ずかしい感覚に陥ります。ゴールを目指し左折すると、遠くにゴールラインが見えてきます(実際には遠くないのでしょうけれど)。フラフラになりながらゴールに向かいました。タイムはネットで4時間32分ということで、またしても4.5を切れませんでした。

足が30kmまでしか持たなかったというのか、前半で力を入れすぎたのか、何とも言えないレースで終わってしまいました。問題点が見いだせないレースでした。まあ、4年前に比べれば30分以上短縮していますので、悪いレースではなかったのでしょうけれど、目指しているところからするとほど遠い結果としか言いようがありません。一旦ダメになると気持ちが切れてしまうのも問題ですね、わたしの場合は。

途中、給水のボランティアさん(中学生くらい?)から、筆者の着ているウェアを見て「がんばれ群馬!」と声をかけられました。J3群馬のユニフォームを着ていたからですが、中学生に応援していただけるとは。嬉しかったのと同時に正直、驚きました。ゴール手前ではコース誘導のおじさんからも「ザスパクサツがんばれ!」の声援をいただきました。こちらも最後の力になりました。ありがとうございました。

次は中1週間で神戸。おおきなダメージを残していないことだけを願っていました。