さが桜マラソン2017

2017年3月19日(日)、佐賀市をスタート・ゴールとして開催された「さが桜マラソン2017」に参加しました。47都道府県でフルマラソンを走る「流浪のマラソン」43県目になります。実はこれまで佐賀県には鳥栖駅で乗り換えのためにホームに降り立ったことしかなく、唯一残った未訪問・未宿泊の都道府県でした。今回が筆者にとって実質的に「初佐賀県」です。

前日の土曜日、9時25分佐賀空港着の便で到着。まずはバスで佐賀城跡へ移動。本丸跡地に整備された歴史博物館を見学後、天守台や鍋島直正公の銅像なども見てきました。歴史博物館の中には無料で利用できるロッカーがあり、荷物を置けるので助かります。続いて恒例の県庁訪問。佐賀県庁は14階の展望フロアを土日も開放しています。普通は官公庁の建物は平日しか入れないものですが、ここは気がきいています。しかも展望フロアには地元レストランがテナントとして営業中。ここで佐賀のローカルフードである「シシリアンライス」をいただきました。佐賀牛が美味しい!午後は吉野ケ里に移動して、吉野ケ里歴史公園を訪問。広い敷地なので徒歩移動を避けて園内をバスで移動しながら見学することにしました。予習が不十分で、見どころが不明確なまま時間を過ごしてしまい、ちょっともったいなかったような気がします。宿泊は佐賀駅前南口のビジネスホテル「ルートイン」。夕食は、近隣にある居酒屋で日本酒を飲みながら地元料理(?)を楽しみました。おにぎりでカーボローディングも忘れずに。

レース当日。朝は5時半起床。6時にホテル内で朝食。9時スタートのレースなので、本当はもう30分早く食べたいところ。しかもバイキングの混雑で食べはじめが6時25分くらいになってしまいました。これはちょっと残念。白米やスパゲティなどを中心に腹6分目くらいにとどめておきました。本当はガス欠回避のためにももう少ししっかり食べておきたいところでした。今回は月曜日が祝日なので、2泊3日の予定。荷物をホテルの部屋に置いておけるので、レース当日の過ごし方がとても楽です。すぐに走れる服装に上着を一枚羽織って、ホテルを出発。

天気予報は3月としては気温高めで、最高気温20度の予報。服装は寒暖どっちに転んでも対応できるように持ってきましたが、結局中間策をとりました。上は半袖Tシャツの上にいつものザスパユニ(群馬love)。アームウォーマー装着。手袋は無し。下はロングタイツの上に短パン。ロングタイツにした理由は、両膝に消炎鎮痛剤を貼っておきたかったからです。ひざサポーターでも持っていれば、それでもよかったかもしれません。

スタートブロック入りはスタート15分前まで。20分前くらいに余裕をもってブロックに入りました。意識して前のスペースを確保して、下半身を中心にストレッチを繰り返し、時間を待ちます。県知事や市長の挨拶も。「さくらマラソン」のはずが昨年までは葉桜になってしまっていたので開催を2週間繰り上げたとのこと。しかし、見事にまったく咲いてません(笑)。

スタート待ちの様子。いい天気です!

9時、予定通りに号砲。ランナーのブロックが徒歩レベルのスピードで動き始めます。スタートライン通過は4分弱。今回の目標はサブ4。しかし、おそらく無理なので、4時間10分台のゴールを目指しました。いけるところまでサブ4を目指す走り方をするつもりでした。

まずは10km弱までの間に、スタートの陸上競技場前から南下し、JRの高架をくぐってさらに南下。佐賀城をくるっと一回りして、元の道を北上します。約10km地点がスタート地点の競技場に近い場所になります。10km地点通過のラップタイムはグロス1時間1分程度。スタートまで4分弱かかっていたからネットで58分程度になり、ほぼ想定通りのラップ。スタート直後の混雑を考えれば上出来といえます。

走ることに集中していて、声をかけられて同行者に気づきました

10kmを過ぎると、ここからは吉野ケ里方面に(東向きに)田園風景の中を走り、吉野ケ里歴史公園の中をぐるっとまわり、再び田園風景の中を出発地点の陸上競技場に向かって(西向きに)戻るというルート。アップダウンは少なく、一部の橋で少しだけ坂がある程度。全般を通じてほぼフラットといえるコースです。

順調にラップを刻み、20kmのラップはグロス1時間59分程度。この10kmもほぼ58分くらいのペース。ほとんど同じペースで進んでいます。田園風景の中でハングライダーによる応援があったり、沿道の住民の方々が応援に出ていただいたり、単調な風景の割りには飽きずに楽しめました。20kmが近づいてくるにつれて、徐々に向かい風を感じるようになります。また、気温が予報通りに上昇してきて、想定以上に汗をかいていたようです。給水は多め(2~3kmごと)にありますが、実は摂取不足だったことが後からわかりました。

23kmくらいから吉野ケ里歴史公園に入ります。ここまでは比較的カーブが少なく単調なコースだったところ、公園内だけはカーブもあるうえに走路が狭くなり、応援者との距離感も近くなります。エイドでは銘菓やフルーツが振る舞われていました。ここではイチゴ(佐賀ほのか)をいただきました。佐賀ほのかをかぶって走っているランナーが近くにいましたが、正体は不明です。公園内でザスパユニに反応いただきました。リアクションできなくてすみません(まだ走ることに集中していました)。

公園から出て、復路に入ると再び単調な田園風景に戻ります。公園を出て数kmの間は往路と対面コースになっていますが、ほどなく復路単独のコースに入ります。対面コースは、いろいろな衣装のランナーを目にするので飽きないのですが、単独のコースに入るとその楽しみはなくなります。しかし、沿道の方々とコミュニケーション取りながら走ることで、飽きずに集中して走ることができました。コースは引き続きフラットなまま。このあたりでアームウォーマーを取りました。

30kmを過ぎると、距離調整と思われる盲腸のような折り返し区間があります。およそ2kmくらいの区間です。ここで異変が発生。両脚が攣りました。攣る気配を感じてから実際に攣ってしまうまであっという間で、何の対処もできませんでした。両脚同時にきましたので、筋肉の疲労蓄積とかの問題ではなく、水分かミネラルの不足に起因したものだと思います。ここで大きく失速してしまいました。32kmくらいまでの間に何度か立ち止まったり、歩いたりしながらストレッチを繰り返し、ようやくノロノロと走れる状態に戻すのが精いっぱいでした。

ここからは目標を4時間30分切りに切り替え。一週間前にラン仲間の一人が初マラソンでサブ4.5をクリアしたことに刺激を受けていました。そのためにもサブ4.5は必須と思っていました。これは目標というよりはノルマ。最低条件です。

ただ、30kmがネット2時間55分くらいだったので、この状態でノルマをクリアするには微妙な感じでした。また、この状態ではズルズルと抜かれる一方かと思っていましたが、意外に同じように痛んでいる人も多かったようで、ノロノロながらも走り続けていると大きく順位を落とさない状況だったように感じます。やはり暑さが原因だったのではないでしょうか。この区間は川沿いを走るコースで、時々鳥の声が聞こえるなど、気持ちよいコースでした。元気だったらもっと良かったのでしょうけれど。

40kmを過ぎると、川沿いを抜けて競技場に向かう県道に入ります。ここは4車線のうち1車線のみをマラソンコースに使う設定。まっすぐな道路の沿道にはオフィスや商店が並び、店主や従業員さんが熱心に応援していらっしゃいます。ありがたいことです。ノロノロ走りを励まされながら歩を前にすすめ、やがて競技場のある公園内に入ります。もう残りは1kmを切っています。

公園内に入ると競技場のMCの声が聞こえるようになり、ようやく終わりが見えてきた感じがしてきました。時計を見ると、グロスで4時間半を切れそうな見込みが立ちました。あとはネットで4時間20分を切れるかどうか。これができれば当初目標(4時間10分台)にも届きますが・・・。

競技場に入りトラックを約半周でゴール。ゴールで時計を見るとネットで4時間21分台。当初目標には届きませんでした。残念でした。でもノルマはクリア。

何とかノルマをクリア

今回の反省点は給水とミネラル補給。給水はエイドで十分にとっているつもりでしたが、おそらく足りていなかった模様。さらにミネラル補給も不足していたようです。暑さに対するイメージが描けていませんでした。また、もしかしたらアームウォーマーを外すのが遅すぎたかもしれません。汗をかきすぎた一因な気がします。4月の大会では今回の反省点を生かして、タイムを縮められるように努力します。

大会後は会場で配布されるフルーツやお餅の他、エクスポ会場のテント売店で少しだけ食料を補給し、その後シャトルバスで駅前に移動。すぐにホテルに戻り大浴場で汗を流し、部屋で一息つきました。実はこの日は同行者の誕生日。夜には駅近くのイタリアンのお店に入り、誕生会を兼ねた反省会。飲み過ぎない程度に楽しみました。

「さがほのか」です。美味しい!
エキスポで食べた「牛肉吸い」。お吸い物です

翌日は唐津方面へ脚を伸ばし、呼子や名護屋城を訪問。しかし、雨で満足に行動できなかったのが残念。朝食のタイミングとの兼ね合いでイカを食べられなかったのも残念。帰りの便は福岡空港発だったので、いったん天神に寄ってビールとつまみで腹ごしらえ。地下街は人が多くて、何だか久しぶりに都会に出てきたイメージです(笑)。夕方の便で羽田へ飛び、横浜の自宅へ帰宅。横浜は、降っていませんでした。

今回の結果、「流浪のマラソン」は残り4県になりました。次は少し間隔が空きますが10月の愛知(ナゴヤアドベンチャー)の予定。その間に5時間を切れなかったレースのリベンジを2本(かすみがうら、黒部)、他にハーフをいくつか走ります。リベンジレースもクリアしていかなければ。他に福島(いわき)、埼玉(戸田)、岐阜(いびがわ)、広島(呉とびしま)が残っています。

💬 コメント

投稿者:topsyureiさん (2017年04月04日 06:20)

暑かったようですね。75才の師匠は3:45でした。
桜が咲いているともっと盛り上がるとは思いますが。葉隠れの土地も今では男尊女卑はないですが五月節句の方が目立つようです。少なくとも僕がいた40年前はそんな雰囲気があると聞いてました。
残り4県になりましたね。僕は未だ1都6県を残しておりますが来シーズンでは達成できると思います。愛知はアドベンチャーを走る予定です。今まで急ぎ足でやってきましたが何とか目途が立ちそうです。達成しましたらお互いお祝いしたいですね。では又。

投稿者:route507さん (2017年04月04日 15:50)

個人的には寒すぎるよりは多少暑い方がベターのようです。最近は、寒いと体が動きません。

わたしも愛知はアドベンチャーの予定です。おそらく横浜マラソンと日がかぶるのですが、仕方ありません。達成の折にはぜひ祝杯をあげましょう!

投稿者:route507さん (2017年04月04日 15:50)

個人的には寒すぎるよりは多少暑い方がベターのようです。最近は、寒いと体が動きません。

わたしも愛知はアドベンチャーの予定です。おそらく横浜マラソンと日がかぶるのですが、仕方ありません。達成の折にはぜひ祝杯をあげましょう!