函館マラソン2022

通常はキャベツマラソンにエントリーしている7月の第一日曜日。2020年に初めての「浮気」で函館マラソンにエントリーしました。しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止になり、参加は叶わず。参加権は翌2021年に持ち越されましたが、同様の理由で中止。そして今年は無事に開催され、3年越しの参加が叶いました。エントリー費は2020年からそのまま持ち越されましたので、追加の新しい出費はありませんでした。

前日に北海道新幹線を利用して函館入り。開催タイミングが良かったので「大人の休日倶楽部パス」を利用しました。いきなり余談ですが、この函館遠征は一泊で往復したため、残り3日分のパス利用は通勤(往復で約1000円)2回と火曜日に有給休暇を取って日帰り旅行で使用しました。無駄なく利用できたのではないかと思っています。本当は函館を2泊3日にするのが希望でしたが、月曜日の仕事の関係でできませんでした。余談終わり。

前日食はお昼にラッキーピエロのハンバーガー(巨大)、夜は長万部の駅弁「かにめし」でした。満腹の一歩手前くらいでいい感じでしたが、アルコールは余計だったかもしれません。この日は前日受付のほか、城活で志苔館、夜景リベンジに函館山にも訪問しました。

マラソンのスタートは9時半なので、当日朝は5時半に起床。前日のうちに購入しておいたパンとオレンジジュースで朝食。これがここ最近のレース時のルーチンになっています。腹八分目程度の量にしておきます。レースまでの間にカステラやジェルでもう少し補給を続ける予定です。朝食を取りながら体温を計測。36.1度で異常なし。ホテルの目の前が会場行きシャトルバスの発車場所(偶然)でしたので、余裕を持って行動できます。7時半に出発することを目標に準備を整えます。着替え、コンタクト装着、持ち物の準備に加えてプランク、ストレッチなど走る前の儀式も。予定通り7時半にホテルをチェックアウト。会場まで約15分のバス乗車でした。

会場では前日受付時に健康チェックで受け取った入場許可証を提出して、リストバンドを受け取ります。これで荷物預けの場所やスタート会場である競技場に入場が可能になる仕組みでした。荷物を預け、空いていそうなトイレを探して用を足し、いよいよ陸上競技場に入場しました。競技場がスタート及びフィニッシュ会場になります。競技場では先行するハーフマラソン前の開会式をしていました。暑いのでスタンドの日が当たらないところを探して、座って待ちました。もう、この時間で暑いのです。朝8時の段階で体感気温は30度近い気がしました。当初は最高気温26~27度くらいの予報でしたが……。

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ハーフマラソンのスタート後、フルマラソン参加者はグラウンドに降りて、ナンバーカードのスタートブロックごとに分かれて芝生の上で待ちます。筆者はEブロックでした。芝生に寝転んでみたり、ストレッチしてみたり、時間が余ったので座り込んでSNSに書き込んでみたり。その間も汗をかいてます。芝生に入る前に給水がありましたが、スタート前にもう一度水を飲みに行きたい気分でした。

スタート前、トラック内の芝生にて

9時半。いよいよスタートです。ブロックごとにスタート位置に移動し、約1分単位でスタートしていくウェーブスタート方式です。競技場のトラック4分の3周くらい走り、ゲートから外に出て行きます。最初に言い訳ですが、あまりの暑さでマラソン中の記憶が曖昧です。多少記憶が前後していたり、一部に妄想が入っているかもしれません。この点はご容赦ください。

最初の3kmくらいは競技場の周辺をあちこち行ったり来たりしている感じのコース取りでした。その3kmの間に異常なくらいにびっしょり汗をかきました。先が思いやられるレベルです。この大会の給水ポイントは14か所と多いのですが、最初の5kmの間にはありません。5kmのラップはぎりぎり30分を切るレベルでした。

5kmを過ぎてやっと最初の給水。かなり汗を掻いていたので、しっかり飲みました。でも全然足りている気がしない。10lkmにかけて徐々にスピードが落ちてきました。10kmのラップはもう30分を切れていない。失速が始まっています。上り坂があったのと、この暑さなので仕方ないと割り切って走るしかありませんでした。どこまでこのペースが持つかと思いましたが、この先ペースが回復することはありませんでした。このあたりで少しだけ海風が涼しいという感覚があったのですが、風はここまでで止んでしまったようです。ペースは落ちる一方でした。前日に訪れた志苔館の近くを通ると強く磯の香りがしてきます。これだけ香る理由は何だろう。函館空港の近く、海に近いエリアで、15km付近です。

20km付近でゲストランナーの福島和可菜さん追いつかれ、そして抜かれました。最後尾からスタートだったのでしょうか。湯の川温泉のエリアだったと思います。福島さんはさすがに顔が知られていて、沿道のおばちゃんたちからも「あ!福島さん」とか声がかかります。そんな後ろをとぼとぼと失速しながら走る筆者。情けない…。でもこの暑さではどうにもなりません。エイドで頭から給水(水を被る)を繰り返し、何とか走り続けます。

25km過ぎ、第3折り返しのポイント、谷地頭電停付近に市電の車両が止まっていました。市電は運休しています。ご迷惑をおかけしてすみません。車両にはランナーを応援するメッセージが掲出されていました。ありがたいですね。折り返し後の登り坂、ここでついに歩き始めました。ここは結構な坂道でした。

30kmを過ぎるとJR函館駅付近で跨線橋を通ったり、「ともえ大橋」を通ったり、アップダウンばかりの高架橋を走ります。終盤に入ってのアップダウンは本当にきつい。エイドにコーラがあったので2杯いただいてガブ飲みしてしまいました。35kmを過ぎてから函館のメインエリア、観光客がいちばん多いベイエリアを通るのがまたきつい。ヨレヨレになってゾンビのように歩く(走る)姿を多くの人から見られています。ああ、恥ずかしい。緑の島ではエイドに函館銘菓のスナッフルズ(チーズオムレット)と千秋庵(函館散歩)が提供されていました。今回、名物のメロンがなかったのは寂しかったですが、銘菓はありがたくいただきました(その場ではポケットに入れ、フィニッシュ後にいただきました)。

緑の島、ベイエリアを過ぎると再びともえ大橋や跨線橋を戻ります。当然ながらアップダウンです。35km過ぎであり上り坂は全く歯が立たず、歩きました。

40kmを過ぎると高架橋も終わり、市街地を通って競技場のある千代台公園に向かうのですが、千代台という名前から当然ですが上り坂になります。立ち止まることはないものの、歩いたり走ったり繰り返しながら公園に入りました。公園に入ると人も増えてきます。励まされるように競技場に向かいました。競技場に入ると両脇を支えられながらゴールに向かうランナーさんの姿が見えました。ここまで消耗してもゴールに向かう根性はすごいものがあります。このランナーさんとほぼ同時にフィニッシュ。4時間40分くらいでした。

フィニッシュ後のトラック。消耗しすぎてレース中の写真を撮る余裕はありませんでした

あとでわかったことですが、この日の函館は最高気温29.8度。30度近いコンディションでした。7月とはいえ北海道ということで、ここまで暑くなることは想定していませんでした。

終了後にメダル、タオルなど記念品をいただきました。ペットボトルの水も手渡されましたが、あっという間に飲み干しました。それでも喉の渇きが止まらない。預けた荷物を受け取り、プールの更衣室で着替えました。水道設備が整っているのでタオルを濡らして体の汗を拭けたのは助かりました。もしかしたらシャワーも利用できたかもしれません(未確認)。

完走メダル。2022とか年号や回数が入っていないのが特徴。中止になっても使い回せる配慮なのでしょう

レース中にずっと気になっていたのですが、帰りに予約した新幹線に乗るには16時半くらいの電車で函館駅から新函館北斗に向かう必要があります。フィニッシュが14時過ぎだったので、時間的余裕はあまりありません。着替え後すぐに市電で駅に向かいました。函館駅では職場へのお土産や新幹線で食べるお弁当を購入。少し時間が余ったので駅ビルのタリーズでアイスコーヒー。やっと一息つけました。

新幹線ではお弁当とビールで反省会。夏のフルマラソンはきついですね。でも楽しいコースなのでリピートする人がいるのもわかります。個人的には来年はキャベツマラソンに戻ると思います(おそらく)。