2015年9月27日、群馬県高崎市で開催された第3回榛名湖マラソンに参加しました。筆者は高崎市出身。ただ、「高崎」とはいっても開催地の榛名湖と筆者の出身地高崎駅周辺はバスで1時間の距離。地元ではありますが、あまり頻繁に行ったことがある場所ではありません。
とはいえ、準地元で開催されるようになったフルマラソン。第1回からすぐにでも参加したかったのですが、スケジュールの都合で第3回となった今年初めて参加することになりました。前日から高崎入りして、墓参(翌日の安全・完走をお願いしました)などしたり、過去に「キングオブパスタ」を獲得したことがある有名店で食事したり、地元でリラックスして過ごしたため、フルマラソン前日の緊張感がほとんどなく、これは良かったのか悪かったのか。ただ、いつも以上に健康に感謝する気持ちを持って走ることができました。
ちなみに筆者の生涯目標は47都道府県フルマラソンですが、群馬県内のフルマラソンはこの大会がスタートした2年前までありませんでした。2年前にこの大会が開催された後、前橋・渋川マラソンが開催され、今秋には「ぐんま県民マラソン」もフルの部が初めて開催され、群馬県内のフルマラソンは全部で3大会になりました。選択の幅が広がるのは良いことだと思います。それぞれ特徴を出し合って共存共栄できるといいですね。
榛名湖マラソンのコースは距離合わせの約3kmを最初に走り、その後榛名湖と榛名富士を囲む1周約7.8kmのコースを5周するもの。この周回コースには1km未満の間に80mを駆け上がる上り坂を含みます。ここを含めて平坦な道はほとんどありません。さらに標高は約1100m。平地に比べて空気が(酸素が)薄いということもあり、日本一過酷な公認コースと銘打たれています。
朝食を済ませた後、高崎駅前を午前7時頃のバスで出発。8時頃大会会場に到着しました。すぐに当日受付をすませ、ナンバーカードやICチップの装着をしてスタートを待ちます。トイレもそれほど並ばずに済ませ、スタートに向けた準備完了。しかし雨のためなかなか適切な居場所がなく、ベンチで濡れながら過ごさざるを得ませんでした。車で来たランナーは自分の車の中で過ごした人もいたようです。屋根のある場所がもう少しあれば良いのですが。
9時過ぎ、開会式の案内に促されるように、約500m離れたスタート位置へ移動。この頃に奇跡的に(?)雨が止み、曇り空ではあるもののコンディションが回復。ここまでで靴が濡れてしまって足元に嫌な感じが残っているものの、気持ちの面では完全にコンディション回復。気持ちよくスタートできます。
スタートは9時30分。実は、号砲がいつ鳴ったのかわかりませんでした。自己申告で割り当てられたDブロックでスタートを待っていたのですが、ブロック間のスペースを詰めるための移動だと思っていたところ、いつまでたっても止まる気配が無い。実は既にスタートしていたとわかったのは走り始めてから約1分後。ブロック詰めなのに何でみんな真剣に走っているのだろうと不思議に思っていたところでした。号砲に気付かなかったのは自分だけだったのでしょうか?
レースは、まずはスタート地点を囲む距離調整のような約3kmを走るわけですが、どうも最初から息苦しさを感じました。おそらく高地の影響だと思います。いや、高地だと予備知識でわかっているから精神的なものだったのかもしれません。いつもスタートはダメなのですが、ダメ具合はいつもにも増したものがあり、先が思いやられました。なお、3kmの間にも微妙な高低差があり、楽な3kmではないことは確かです。
約3kmの距離調整が終わると、いよいよメインとなる5周の周回コースに入ります。周回の序盤でいきなり出てくるのは火口丘である「榛名富士」南東部の上り坂。ここは馬の背のような感じで、進むほど斜度が上がっていきます。つまり進めば進むほど苦しくなる。ここを5回通るかと思うと気が滅入りますが、永遠に続く坂ではないのだと自分に言い聞かせて進むしかありません。
坂が終わると今度は急な下り坂。急に切り替わるので筋肉の使い方が突然変わる感じがあり、非常に走りにくい。この下り坂は上りの裏返しで、最初が最も急で徐々になだらかになります。
周回1周目は、最初の3kmで慣れた脚で、割とスムーズに周回に入ることができました。問題の馬の背も無難に走りきり、下りで呼吸を整えます。このアップダウンを終わると、今度は小刻みなアップダウンが続きます。平らなところはほとんどなく、アップダウンを繰り返しながら周回の起点に戻ります。周回の最後はメイン会場ということもあり応援の人の数もそれなりにいますが、他の場所はポツリポツリと地元の人がいる感じで、華やかさはありません。1周目はアップダウン後も無難に50分程度で走れました。
2周目、3周目と同じ周回を重ねます。このあたりまではほぼフラットペースを保ちながら走れました。だいたい1kmあたり6分強。平地で考えるフルマラソンペースより遅いですが、このコンディションではこれくらいで十分。問題の馬の背では焦らずに、直後の下りは足首や膝への負担を和らげるようなペースで。
4周目。問題の馬の背で体に変化が現れてきます。上り坂で脚の動きが異様に苦しくなり、スピードが激しく低下してしまいました。心肺より脚の筋肉の方が悲鳴をあげ始めた感覚です。続く下り坂ではさらに激しい変化。やはり激しい上り直後の下りは厳しいものがあるのか。両足ふくらはぎに痛みが走ります。このままの走りが続くと、いずれ攣ってしまうような痛みです。この周回ではスピードを落としながら何とかごまかして走り続けました。
5周目。ついに馬の背は全然走れなくなりました。早歩きを入れてごまかしながら何とか上りきります。そして下りへ。下り坂の途中で左脚が攣ってしまい立ち止まってストレッチ。何とかごまかしながら再開しますが、今度は右足も攣ってしまう症状。これにはまいりました。この後は早歩きと遅走りを繰り返しながら何とかゴールを目指します。アップダウンが前身に堪えます。
結局4時間45分くらいでゴール。序盤3周のペースが維持できればサブ4.5にはなっていたと思うのですが、そこにも至りませんでした。30km近くまではキロ6分強のペースが維持できたので、最低限のことはできたと思っています。このコースでは最初から好記録は無理ですので。
レース後は軽く洗顔などすませてから着替え。応援の家族や先にゴールした勤務先同僚と帰りのシャトルバスに乗り込んで高崎へ戻ります。朝より車が多かったこともあり若干時間がかかりましたが、高崎駅東口に到着。同僚とはここで別れ、再び地元で数時間過ごした後、夕方には帰途につきました。上野東京ラインで横浜まで帰れるはずが事故のため上野乗り換えになってしまう想定外もありましたが、大幅な遅延には至らずに帰宅できました。
終わってみれば、適切な規模感に加えて、会場のおもてなしやシャトルバスも充実。利用しなかったものの会場付近には日帰り温泉もあるなど、かなり好感度の高い大会でした。9月のレースは少ないので、いずれまた参加してみたいと思っています。
とはいえ、準地元で開催されるようになったフルマラソン。第1回からすぐにでも参加したかったのですが、スケジュールの都合で第3回となった今年初めて参加することになりました。前日から高崎入りして、墓参(翌日の安全・完走をお願いしました)などしたり、過去に「キングオブパスタ」を獲得したことがある有名店で食事したり、地元でリラックスして過ごしたため、フルマラソン前日の緊張感がほとんどなく、これは良かったのか悪かったのか。ただ、いつも以上に健康に感謝する気持ちを持って走ることができました。
ちなみに筆者の生涯目標は47都道府県フルマラソンですが、群馬県内のフルマラソンはこの大会がスタートした2年前までありませんでした。2年前にこの大会が開催された後、前橋・渋川マラソンが開催され、今秋には「ぐんま県民マラソン」もフルの部が初めて開催され、群馬県内のフルマラソンは全部で3大会になりました。選択の幅が広がるのは良いことだと思います。それぞれ特徴を出し合って共存共栄できるといいですね。
榛名湖マラソンのコースは距離合わせの約3kmを最初に走り、その後榛名湖と榛名富士を囲む1周約7.8kmのコースを5周するもの。この周回コースには1km未満の間に80mを駆け上がる上り坂を含みます。ここを含めて平坦な道はほとんどありません。さらに標高は約1100m。平地に比べて空気が(酸素が)薄いということもあり、日本一過酷な公認コースと銘打たれています。
朝食を済ませた後、高崎駅前を午前7時頃のバスで出発。8時頃大会会場に到着しました。すぐに当日受付をすませ、ナンバーカードやICチップの装着をしてスタートを待ちます。トイレもそれほど並ばずに済ませ、スタートに向けた準備完了。しかし雨のためなかなか適切な居場所がなく、ベンチで濡れながら過ごさざるを得ませんでした。車で来たランナーは自分の車の中で過ごした人もいたようです。屋根のある場所がもう少しあれば良いのですが。
9時過ぎ、開会式の案内に促されるように、約500m離れたスタート位置へ移動。この頃に奇跡的に(?)雨が止み、曇り空ではあるもののコンディションが回復。ここまでで靴が濡れてしまって足元に嫌な感じが残っているものの、気持ちの面では完全にコンディション回復。気持ちよくスタートできます。
スタートは9時30分。実は、号砲がいつ鳴ったのかわかりませんでした。自己申告で割り当てられたDブロックでスタートを待っていたのですが、ブロック間のスペースを詰めるための移動だと思っていたところ、いつまでたっても止まる気配が無い。実は既にスタートしていたとわかったのは走り始めてから約1分後。ブロック詰めなのに何でみんな真剣に走っているのだろうと不思議に思っていたところでした。号砲に気付かなかったのは自分だけだったのでしょうか?
レースは、まずはスタート地点を囲む距離調整のような約3kmを走るわけですが、どうも最初から息苦しさを感じました。おそらく高地の影響だと思います。いや、高地だと予備知識でわかっているから精神的なものだったのかもしれません。いつもスタートはダメなのですが、ダメ具合はいつもにも増したものがあり、先が思いやられました。なお、3kmの間にも微妙な高低差があり、楽な3kmではないことは確かです。
約3kmの距離調整が終わると、いよいよメインとなる5周の周回コースに入ります。周回の序盤でいきなり出てくるのは火口丘である「榛名富士」南東部の上り坂。ここは馬の背のような感じで、進むほど斜度が上がっていきます。つまり進めば進むほど苦しくなる。ここを5回通るかと思うと気が滅入りますが、永遠に続く坂ではないのだと自分に言い聞かせて進むしかありません。
坂が終わると今度は急な下り坂。急に切り替わるので筋肉の使い方が突然変わる感じがあり、非常に走りにくい。この下り坂は上りの裏返しで、最初が最も急で徐々になだらかになります。
周回1周目は、最初の3kmで慣れた脚で、割とスムーズに周回に入ることができました。問題の馬の背も無難に走りきり、下りで呼吸を整えます。このアップダウンを終わると、今度は小刻みなアップダウンが続きます。平らなところはほとんどなく、アップダウンを繰り返しながら周回の起点に戻ります。周回の最後はメイン会場ということもあり応援の人の数もそれなりにいますが、他の場所はポツリポツリと地元の人がいる感じで、華やかさはありません。1周目はアップダウン後も無難に50分程度で走れました。
2周目、3周目と同じ周回を重ねます。このあたりまではほぼフラットペースを保ちながら走れました。だいたい1kmあたり6分強。平地で考えるフルマラソンペースより遅いですが、このコンディションではこれくらいで十分。問題の馬の背では焦らずに、直後の下りは足首や膝への負担を和らげるようなペースで。
4周目。問題の馬の背で体に変化が現れてきます。上り坂で脚の動きが異様に苦しくなり、スピードが激しく低下してしまいました。心肺より脚の筋肉の方が悲鳴をあげ始めた感覚です。続く下り坂ではさらに激しい変化。やはり激しい上り直後の下りは厳しいものがあるのか。両足ふくらはぎに痛みが走ります。このままの走りが続くと、いずれ攣ってしまうような痛みです。この周回ではスピードを落としながら何とかごまかして走り続けました。
5周目。ついに馬の背は全然走れなくなりました。早歩きを入れてごまかしながら何とか上りきります。そして下りへ。下り坂の途中で左脚が攣ってしまい立ち止まってストレッチ。何とかごまかしながら再開しますが、今度は右足も攣ってしまう症状。これにはまいりました。この後は早歩きと遅走りを繰り返しながら何とかゴールを目指します。アップダウンが前身に堪えます。
結局4時間45分くらいでゴール。序盤3周のペースが維持できればサブ4.5にはなっていたと思うのですが、そこにも至りませんでした。30km近くまではキロ6分強のペースが維持できたので、最低限のことはできたと思っています。このコースでは最初から好記録は無理ですので。
レース後は軽く洗顔などすませてから着替え。応援の家族や先にゴールした勤務先同僚と帰りのシャトルバスに乗り込んで高崎へ戻ります。朝より車が多かったこともあり若干時間がかかりましたが、高崎駅東口に到着。同僚とはここで別れ、再び地元で数時間過ごした後、夕方には帰途につきました。上野東京ラインで横浜まで帰れるはずが事故のため上野乗り換えになってしまう想定外もありましたが、大幅な遅延には至らずに帰宅できました。
終わってみれば、適切な規模感に加えて、会場のおもてなしやシャトルバスも充実。利用しなかったものの会場付近には日帰り温泉もあるなど、かなり好感度の高い大会でした。9月のレースは少ないので、いずれまた参加してみたいと思っています。