「みちくさ夜桜マラソン in 南伊豆」に参加しました。2021年に最初にエントリーした大会でしたが、コロナ禍による中止を経て、三度目の正直でようやく開催されました。会場は静岡県の南伊豆町。筆者は電車(踊り子)と路線バスを乗り継いでアクセスしました。お昼前くらいに横浜を出発し、14時くらいに目的のバス停に到着しました。クルマでアクセスする人の方が多かったと思います。会場近くには道の駅などがあり、そこに誘導しているようでした。利用した路線バスは下田駅前から出ている「下賀茂」行きで、「九条橋」で降りました。マラソン会場最寄りのバス停より少し手前で、この日の宿泊地近くです。
まずは宿泊先の民宿にチェックインしようと思いましたが、まだ時間が早すぎたので、これから走る青野川の周辺を散策しました。名物の河津桜は満開の少し手前くらいの状態。これはすばらしい。近くの道の駅にも立ち寄り、物産を見物し、さらに時間が余ったのでスタンドで購入したコーヒーを飲んで時間をつぶしました。
15時過ぎ、民宿にチェックイン。マラソンがあるので宿の夕食は無しで、朝食のみのプランにしました。この時点で部屋に冷蔵庫がないことがわかったので、夕食を部屋に持ち帰るのであれば食べきれる量にする必要があります。
15時半、民宿を出て会場に向かいました。17時スタートで20km走る予定なので、終わるころには19時になるはず。お昼が12時くらいだったからお腹が空くかもしれないと思い、宿を出る前に買っておいたパン(アップルパイ)で小腹を満たしておきました。実はこれが悪かったのかもしれませんが、それはこの時点ではわかりません。
宿から会場(銀の湯会館)までは徒歩15〜20分程度でした。受付でスマホのメール画面を見せ、ナンバーカードなどを受け取りました。自宅を出るときから走る服装の上に上着を着ていて準備万端だったのですが、ナンバーカードを背中にもつけるため着ていたTシャツをいったん脱ぐ必要がありました。背中のカードは必要なのだろうか。気温はやや高めなので用意していたネックウォーマーとアームウォーマーは使用しないことにして、荷物をリュックに詰めてテントに預けました。
スタート15分前に開会式。南伊豆町では桜祭りが開催されていて、このマラソン大会はその祭りのうちのイベントでもあります。所用で来場できなかった町長のメッセージが代読されました。
スタート時刻を前に20kmの部から順番にスタート位置に移動を始めます。筆者も他の距離の部のみなさまに見送られながら移動しました。スタート位置で自撮りしたり、待っている様子を写真撮ったりしていたら、何と5分前倒しでスタートするとのこと。あわてて手元のガーミンのGPSをスタンバイ。GSPの捕捉に1分くらいかかるので、突然スタートと言われると結構困ります。それに17時スタートと思っていた人のなかには間に合わなかった人もいたのではないでしょうか。まあ、記録を狙う大会ではないので、気にしないかもしれませんが、ちょっと気になりました。
コースは青野川の土手を周回するコースです。右岸を下流に向かい、橋を渡って左岸を上流に向かいます。スタート・ゴール位置のみ川から少し離れますが、ここで折り返して土手に戻ります。一周が約2.5kmで、20kmの部は8周します。桜がほぼ満開な状態で、明るい時間から暗い時間まで変化があるとはいえ、8周は飽きるかもしれません。
スタート後、1kmあたり5分45秒~50秒くらいのジョグペースで入りました。特に何かの記録を狙っているわけでもないので、桜を見ながら走るにはこれがちょうどよいペースでしょう。折り返しの橋のたもとに給水とゼリーなどの軽食を出しているエイドがありました。1周目はまだ1kmちょっとしか走っていないのでスルーしましたが、2周目、3周目はスポーツドリンクをいただきました。
4周目に入ったところで異変が始まりました。お腹の状態がおかしい。ときおり突き刺すような痛みがありました。食べたものが当たったような感じです。何が当たったのだろう。宿を出るときに食べたアップルパイだろうか。それともお昼ご飯のお弁当? 4周目の給水はとらずにスルー。若干失速しながら4周目を終え、全体の半分を過ぎました。この時点で1時間弱くらい。まあ、時間的にはいい感じです。
5周目に入りましたが、本格的にお腹がおかしい。5周目に入って500mくらいのところで応援の同行者に会い、声をかけて走り去りましたが、体は限界に近づいていました。少し立ち止まり、歩きを入れて休み、体を落ち着かせました。歩いてみたら徐々に回復したような気がするので走るのを再開。しかし体の状態は再び悪化。できればトイレに寄った方がよいのではないかという状態になってきました。5周目も折り返しの給水はスルー。水分を受け付けてくれる気がしません。折り返しの途中で昼間に立ち寄った道の駅のすぐ脇を過ぎるので、ここに寄りトイレを探しました。トイレに立ち寄った時点で一度は時計を止め、もうやめようかと思うくらいに疲弊していました。
ただ、トイレを出て会場に戻るため少し歩き始めると体が落ち着いた感じがしたので、思い直して走るのを再開。おそらく6〜7分くらい止まっていたのではないかと思います。振動が胃腸に響く感じがしたので、慎重に走りました。それでも後から記録を確認すると5分40秒くらいのペースに戻っていました。
6周目からも引き続き慎重な走り方に終始しました。体が受け付けなさそうだったので給水は取っていません。比較的暖かいこともあり、脱水の心配もありましたが、胃腸の状態を優先しました。このまま最後まで同じくらいのペースを保ち、フィニッシュ。グロスの記録は2時間5分くらいでした。
正確には20.5kmくらいの距離があり、トイレストップを除くと2時間弱くらいだったと思います。まあ、それなりに走れたという感じでしょうか。明るい時間から暗い時間まで桜を見ながら景色の変化も楽しめたので、飽きずに走れるコースと時間の設定でした。ただ、個人的には体調の問題で後半は全く楽しむどころではなくなってしまったのが残念です。
終了後は名物である伊勢海老の味噌汁やおにぎり、豚汁などが振る舞われていました。おにぎりは宿に持ち帰ることにして、伊勢海老の味噌汁のみ、その場でいただきました。途中から給水を取っていなかったこともあり、味噌汁が体に染みこむ感覚がありました。ランナー向けに温泉の入浴サービスもありました。胃腸の状態が心配でしたが、体が温まりそうだったのでありがたく入浴させていただきました。
入浴後、どこかのお店で食事後に宿に戻るつもりだったが、空いている店がない(笑)。というより、そもそも飲食店がない。体の状態もいまいちだったので、唯一開いていたコンビニで食料とアルコールを調達し、宿に戻って反省会ということになりました。反省会後、宿の温泉に浸かってもう一度体を温め、ようやく体が落ち着いた感じです。
風呂上がりには買ってきた焼酎でさらに体を温め、早めに就寝。ゆっくり休めたようで、宿の朝食は美味しくいただくことができました。もったいないことにならずに済んで良かったと思います。
また参加してもいいくらいに景色を楽しめる大会ですが、さすがに20kmの部(8周)は少し長すぎました。距離はともかく周回なので、半分くらい(10kmの部)あたりが最も楽しめるのではないかと思います。