3年ぶりの追浜マラソン。スケジュールが空いている限り参加しようと思っている大会ですが、各地の大会が立て込んでいる時期でもあり、3年ぶりになってしまいました。10kmのレースで、3年前はネットでぎりぎり50分を切り、これが今に至るまで10kmの自己ベスト記録です。
今回は2月10日の「いわきサンシャインマラソン」と24日の「静岡マラソン」に挟まれた17日(日)に開催というスケジュール。やや窮屈な日程ですが10kmであれば大会が無くても走るはず、ということであまり迷わずエントリーしました。しかし10日の「いわきサンシャインマラソン」がまさかの降雪で中止に。このためいわき遠征の予定だった土日は自宅で暴飲暴食。祝日だった月曜日は実家方面でお腹いっぱいのランチ、火曜日はラン仲間との飲み会に参加し美味しい中華料理を堪能、さらに金曜日には「骨付き鶏」を楽しむ会に参加。非常に悪い流れの一週間でした。体重が増える一方(笑い)。泥縄のように前日に少し汗をかくような走り方をして、ほんの少しだけ体重を落として大会当日を迎えたという状態。とても記録を意識するようなコンディションではなく、1時間以内で完走できればという程度の緩い気持ちで当日を迎えました。
受付が8時半から始まるので、追浜駅に8時20分くらいに着くように自宅を出発。自宅のある京急線沿線の大会なので移動が楽です。受付会場の追浜中学校は駅から徒歩10分くらい。以前は頻繁に訪れていた追浜。歩き慣れた商店街を抜け、歩道橋を迂回して中学校へ。テントで受け付けが始まっていました。受付後、更衣室になっているコミュニティセンターで最終的な着替えを済ませ、荷物を預けて(置いて)準備完了。更衣室兼荷物置き場は着替えが終わった人の防寒待機場所になってしまっていました。あまり良いことではないですね。待機場所ではないし、このままでは徐々に着替え場所が無くなっていくし。
10時15分スタートなので、まだ少し余裕があります。筆者は体が温まるのに時間がかかるタイプなので、最初からきちんと走るにはウォーミングアップをしておく必要があります。でもアップで疲れてしまっては意味が無い。このためフルの場合にはほとんどアップはしません。ストレッチのみです。今回は走る距離が10kmと短いこともあり、しっかりアップしておくことにしました。中学校前から横須賀スタジアムへ。スタジアムのスタンド前を2往復くらいして、中学校へ戻る。これで少し汗ばんできました。いい感じです。
9時45分くらいから中学校の校庭で開会式が始まりました。来賓の小泉進次郎代議士が挨拶。親譲りなのでしょう。話がうまいです。10時になると目標タイム別にスタート地点(ローソン追浜店前)に移動開始。筆者は目標タイムは50~60分の列に並びました。今日は3年前のようにはいかないだろうと予想して、50分以下を選択することは避けました。
スタート会場はローソン追浜店前。東に向かってスタートしますが、しばしスタート時刻を待ちます。スタートは10時15分。スタートブロックの整理などが緩めなので、もしかしたら更衣室などで待機していてここで合流なんてこともできたのかもしれません。でもこれはマナー違反です。
10時15分、予定通りスタート。スターターは小泉代議士。ハイタッチを求める人が群がり、ランナーの列のうち左側は渋滞してしまいます。これは3年前にも見てわかっていた事態なので筆者は右側に並んでいました。楽々渋滞の脇を通過してスタートライン通過は40秒弱くらい(実際には39秒でした)。まあいい感じです。
スタート直後から何となく周りとペースが合わず、ずっと集団の右端(センターライン近く)を走ることになりました。右側を走る人が左側の人を次々と抜いていくような感じです。筆者も右側から抜いていく人たちについていく感じでスタートしました。抜いていくといっても無理なスピードではなく、余裕を持って走れるスピードだったように感じます。
1kmを過ぎて(距離表示はありません。時計と自分の感覚だけが頼りです。GPSウォッチは持っていません)コースは左折。日産の敷地方面に向かいます。徐々にランナーがばらけてきました。いつものように自分より少し速そうなランナーを目標に定めて、後をついて行く体制に入りました。
日産の敷地に入ると、ここはクルマ向けのテストコース。周囲の風景が変わり、スピード感覚を失います。目標に定めたランナーが少し先に行ってしまったので、後を追うように走ります。少しカーブが続くようになりますが、壁の向こうに見える八景島の風景や船なども見ながら飽きないように進みます。
コース唯一のアップダウンが4km付近にあります。ここはテストコースのうちでも坂道のテストに使うのでしょう。3mくらいの高さの坂を上って下りると長い直線に出ます。直線の先には壁のように見えるバンク。バンクまで概ね1kmくらい(推測)。3年前は直線に入って間もない位置に「中間点」の表示があったのですが、今年はちょっと先の方に位置が動きました。3年前は表示が手前過ぎたと思っていました。今年は正しい位置になったようです。中間点通過は25分3秒くらい。
スタートのロスがありますので、ネットでいえば24分30秒を切っているペース。このペースのまま進めば3年前の記録を更新し、さらにグロスでも50分を切れることに気づきました。事前に思っていたコンディションからいえばかなり無理して走っている状況。このペースのまま後半も走れるのかどうか。行けるところまで行くしかないだろうということで、このペースを続けることを決断。でも、目標ランナーさんが見えなくなってしまった。加速していってしまったようで。ここからは単独走行に入ります。
バンクを過ぎると6kmくらいの場所に唯一の給水ポイントがあります。ここはスピードを落として水を口に含みました。もう半分過ぎていますので、本当に口に含む程度。給水を過ぎるとテストコースの走行が終わり、一般の道路に戻ります。距離調整の折り返し区間をすぎると、おそらく残り3km。苦しいながらもペースを維持できていました。
日産方面から南下して、駅に向かう道へ右折すると「あと2km」の看板を持ったスタッフが立っていました。この表示は前からあっただろうか。時計を確認するとキロあたり5分のペースを守ればグロスで50分を切れそうです。かなり負荷がかかっている感じでしたが、いけるところまでいこうと改めて決意。そのまま走り続けました。
スタート地点の前をいったん通り過ぎ、駅前折り返し区間に入ります。ここで残り1km。状況は先ほどと同じで変わらず。ペースを維持するのみ。最初に目標にしていたランナーさんに追いつきました。そのうえで一人の女性ランナーと抜きつ抜かれつの状況に入りました。この人に目標にされていることがわかったので、こちらも気合いが入ります。
駅前の折り返しを過ぎると残り500mくらい。あとはまっすぐゴールを目指すだけ。しかしペースが上がらない。でも落ちてもいない。この時点では抜きつ抜かれつだった女性ランナーを振り切ったと思っていました。商店街を進むので賑やかな雰囲気で楽しく走れる区間です。
歩道橋の下でゴール手前に差しかかり、スピードがやや落ちてきたように感じました。落ちてきたというより最後の伸びを出せません。改めて時計を確認するとグロス50分は確実に切れそう。と思ったときに振り切ったと思っていた女性ランナーにかわされました。気が緩んでいました。でも、こちらはもう抜き返す力が残っていません。ちょっと悔しいですが無理でした。でも無事にグロス50分を切ってゴール。
ちなみにネットでは49分を切って、3年前の自己記録を1分近く短縮していました。レース前にはまさか自己ベストとは思ってもいないコンディションだったのに。ランニングはわからないものです。だから面白い。
レース後は追浜の商店街で食事。レースの参加賞でもらった500円分の金券はビール1本に化けました。参加費のなかから地元商店街で消費してもらう仕組みです。地元でしっかりお金を使ってもらう仕組みで、うまい方法だと思います。
来年以降もタイミングさえ合えば参加しようと思います。来年は「いわき」のリベンジと「呉とびしま」のリベンジの間に入るような気がします。