仙台国際ハーフマラソンに参加しました。3月末にハムストリングスを痛め、一週間休みをとり、再開後もペースを落とさざるを得なくなった結果、4月のかすみがうらマラソンは残念な結果に終わりました。それから約1カ月が経過。痛みはほぼ無くなり、4月下旬にはゆっくりですが30km走をしたり、復活しつつあります。ただ、スピードをあげることに少し恐怖感があり、距離を積む練習はできても、いわゆるレースペース(キロ5分半)で走るには至っていません。
そんな状況でしたが、エントリーしていたレースですので遠征してきました。人気レースですので機会を失うのももったいないので。レース前日は例によって城めぐり(白石城)とサッカー観戦(ベガルタ仙台対サンフレッチェ広島。サンフレッチェ強い!)。観戦後、軽く日本酒と焼酎をいただき、早めに就寝。しかし夜中に地震が発生するなど、安眠とはいきませんでした。浅い眠りで夢を見ている途中で地震が発生したようで、夢のストーリーに地震が割り込んできて、うなされていました。割と長時間揺れていた気がするのですが、実際どうだったのでしょう。
10時5分スタートのレースなので時間を逆算して6時に起床、7時に朝食。フルではなくハーフマラソンということで、朝食のボリュームとしては少し軽めにしておきました。前日夜も軽かったのですが、エネルギーより体の軽さを優先しました。
レース会場は仙台駅から東方へ徒歩15分くらいの総合運動公園。楽天イーグルスが本拠地にしている楽天生命パーク(県営宮城球場)や陸上競技場などが含まれる公園です。この敷地内がメイン会場になっており、着替えや荷物預けを済ませて9時40分までに所定の位置(公園外周の道路)に並ぶことになっています。筆者は宿泊したホテルで着替えとトイレを済ませたので、荷物預けのみ。9時30分頃には所定の場所に着きました。スタートが早い車いすマラソンの選手が準備を始めています。
スタートブロックは「C」でした。前にS、A、Bの3ブロックがありますので、それほど前の方というわけではありませんが、Gブロックくらいまである中なので、半分より前の方だったと思います。スタートブロックに着くと、なぜだかランナー一同は座って待っている状態。それなりの数の大会に出ていますが、座って待つのは初めてです。何もせずに座っているのも何なので、股関節をストレッチしたり、気になる太腿の筋肉を動かしたりしながら待ちました。スタート10分前くらいに起立し、ブロックを詰めはじめました。ここからは普通のレースです。ただ、ハーフマラソンとしてはこれまで経験したなかで最大規模になるような気がします。公式サイトによるとハーフマラソン参加者合計10000人。仙台という大都市で開催ならではの集客力。この規模感がこの大会が人気大会である理由のひとつでしょう。ただしその規模感によりスタート後の渋滞を巻き起こしていたのは残念でした。
10時5分にスタート。ゆっくりと進み、スタートライン通過は約2分後。スタート直後から3kmくらいにかけてランナーは渋滞気味。どこの大会でもあることですが、周囲よりペースが遅いランナーが2人で並走していたり。わざと間を通らせてもらったりしたのですが、迷惑なのわかってもらえただろうか(多分わかってない)。
序盤の数キロはキロ5分30秒くらいのペースで入りましたが、妙に苦しい。練習不足とはいえ何でこんなに苦しいのかと思ったら、緩い坂を上り続けていました(走り終わってから確認)。平坦な道に見えたのですがそうでもなかったようです。5kmのラップは27分30秒。まあ、順調です。
5kmを過ぎると仙台城に向かう坂道に差しかかります。アップダウンが続くなかをペース維持を心がけました。6km地点あたりでトップランナーが折り返してきたところに遭遇。大学生ランナーが走るなかに川内選手もいたはずですが見つけられず。上り坂で少しペースを落としたものの、下り坂で挽回して10kmのラップは27分40秒くらい。一応、ペースを維持できています。
10kmを過ぎるといったんスタート地点の運動公園に戻ります。公園をぐるっとしたところで15kmになります。さすがに沿道の応援も多く、とても励みになりました。裏腹に前半で無理しすぎたようで苦しい展開に。かなりの目抜き通りを走っているのだと思いますが、体がいっぱいいっぱいで頭が回らない。道が広く、街路樹の緑がきれいな街並みという印象です。これまで仙台市街地を昼間に出歩いたことはそんなになかったかもしれません。12km地点くらいで「高橋尚子さんが道路中央にいます」という看板。これまで数多くQちゃんのハイタッチに遭遇してきましたが、こういう看板をみたのは初めて。ありがたくハイタッチさせていただきまいした。15kmのラップは28分を少し超えました。これは苦しい。
公園を過ぎると15km。ここでJRの貨物線(?)の跨線橋。この上りが意外と辛かった。この跨線橋はゴール直前でもう一度通ることになるので、それをしっかり頭に入れておきました。17km地点あたりで計算してみると残り約4kmをキロ5分40秒ペースで走らないとグロス2時間を切れない計算。遅すぎますがねじを巻き直しました。17.5kmくらいで折り返した後は何とか序盤のスピードに戻せた気がします。19kmあたりで「2時間」のペースランナーに追い抜かれて少し焦りましたが、ペースランナーは数分の余裕を持って引っ張っていると判断。自分の時計を信じてグロス2時間切りを目指します。20kmのラップは28分30秒くらい。盛り返してこのラップなので、15~17kmあたりはキロ6分近かったのだと思います。
跨線橋を越えると残り1kmくらい。まだグロス2時間は微妙なラインです。何とかなる可能性は残っているので走るしかない。残り3分くらいで公園の敷地に突入。さらに進んで陸上競技場に入ると残り400mくらい。ここで確かグロス2時間まではあと2分ちょっとくらいしかない状態でした。これは無理かもしれない少しだけ思い始めました。第3コーナーに差しかかったあたりで残り1分。「グロス2時間切れますよ-!」とスタッフさんが叫んでいる。何とかなるかもしれない。第4コーナーを終えて残りは直線を目測80mくらい。ここは全力で走りきりました。結果はグロスで1時間59分47秒。本当にギリギリで2時間切りました。厳しいレースでした。それほど気温は上がらなかったと思うのですが、全身汗まみれ…。
ゴール後、荷物受け取り・完走証発行はスタート前と同様に二手に分かれていました。バナナとスポーツドリンクが支給されました。バナナは糖度が高く美味しい。走り終わった体に優しい味でした。着替えをすませて仙台駅まで歩こうかとも思ったのですが、疲労も考えてJRに乗って移動しました。大混雑だったので歩いた方が楽だったかもしれません。
JR仙台駅近くでビール付きのランチ。夕方まで散策後、新幹線で帰途につきました。
故障上がりであまり収穫の無いレースでしたが、練習でできなかったキロ5分40秒で走ることができたので、これだけが収穫でしょうか。故障前には1月の千葉で記録したハーフのPBを再び狙っていたのですが、これは仕方ありません。またの機会に。