小布施見にマラソン2024(ハーフマラソン)

7月14日(日)、昨年に続いて小布施見にマラソンに参加しました。ハーフマラソンなのに「おもてなしエイド」が13か所もあり、これを完食するだけでも大変な大会です。さらに給水は15か所。この季節ですので給水ボトルを持参して走りましたが、ほぼ不要なレベルでした。制限時間はハーフなのに5時間。記録を狙うより周囲のランナーさんや沿道の方々との出会いや会話を楽しみながら走る大会です。今回も会話のきっかけになるだろうとキャベツTシャツにキャベツグッズを身に着けて走りました。これは成功したようで話しかけてくる方もいましたし、こちらから話しかけてた際にも話のネタになりました。でも他のみなさんの仮装レベルにはまだまだ遠いと感じました。

大会前日は長野駅近くのホテルに宿泊しました。6時のスタート時刻に向けて4時台の臨時列車に乗る必要があります。3時45分に起床して身支度し、4時20分にホテルを出発。4時36分の長野電鉄の電車に乗りました。出発の10分くらい前にホームに到着したのですが既に満席で、やむを得ず立って移動することになりました。少し出遅れたようです。5時10分、小布施駅に到着。

着替えなどの持参した荷物を預け、ポーチやキャップなどを装着して準備完了。今回もキャベツマラソンTシャツを中心にキャベツ物を身につけて走りました。周囲のランナーさんや沿道の方と会話したいので、そのきっかけづくりです。

5時45分に所定のスタート場所に入りました。開会式が始まります。金哲彦さん、中村優さん、suiさんの挨拶がありました。金さん発案のウェーブ企画は楽しいです.先頭からウェーブを始め、最後尾で折り返して先頭に戻ってきます。

6時に定刻通りにスタートしました。ハーフマラソンで朝6時スタートはなかなかありません。制限時間が長いこの大会ならではです。とはいえ、ランナーの列はなかなか動きません。のろのろと歩いて行くと、スタート地点近くには昨年もいたヒデキ&スクールメイツがいて、みんな写真を撮ってました。その先には「走る君へ」の3人の姿も。仮装レベルが最高級です。この方たちはリピートランナーのビブスをつけているので毎回旬の仮装を凝って作っているのでしょう。感服しました。スタート地点通過までには11分かかりました。

昨年もいたヒデキ&スクールメイツ
「走る君へ」の方々。リピーター用のビブスを付けています

スタート地点を過ぎてもなかなかスムーズには動きませんが、それは気にしません。流れに任せます。この大会は速さを競ったり記録を狙ったりするものではありません。生活道路を普通にゆっくり走ったり、田んぼの畦道などの狭い道では歩いたり、カメラマンの前ではポーズを取る。そんな感じで進んでいきます。

オブセ消防の音楽隊。スタートしていくランナーを見送っていました。ありがとうございます

最初のエイドは4kmくらいの地点で、岩松院の前です。ここは北斎による天井画が有名で、昨年は前日に小布施を観光して天井画を見てきました。ここは小布施牛乳のエイドですが牛乳が苦手なのでキャラメルだけいただきました。キャラメルが歯にまとわりつきますが、舐めながら進んでいきます。エイドの少し先に給水もありました。この記事では全部を記載できませんが給水ポイントはかなり多めに設置されていました。熱中症対策なのでしょう。今日は筆者も積極的に水分を取りました。

小布施牛乳のキャラメル。歯に張り付く感触がありましたが舐めながら走りました

岩松院を過ぎて割と細い道を進んでいくと少しだけ上り坂を感じました。まだ朝6時台ですが相当の暑さを感じています。ただ、木陰に入ると涼しさも感じる。そんな感じで進んでいきました。5kim地点を過ぎたあたりには杏の甘露煮のエイドがありました。美味しいのですが手がべたつきます。手持ちの水で洗いました。水がもったいないのですが、やむを得ません。

杏のエイド。一つずつ手渡しされました

リンゴの木の間を縫うように進んで行きます。このあたりは割と平坦だった気がします。自分のGPSの記録を見るとコンビニの前を左折しているのですが、コンビニがあった記憶がありません。ただ、これまでの道路と違ってしっかりセンターラインのある幹線道路に出ました。ここを進んで行くと7km地点の手前には今年もジェラートのエイドがありました。後から地図を調べてみると水力発電施設の敷地のようです。桃味のジェラートが提供されていました。ジェラートを食べながら歩いてガードをくぐり、食べ終わった頃に路上に出ます。ここで、来た道を戻るようにランを再開します。よくできたコース設計だと思います。

ジェラートはありがたいですね。桃味が美味しいです

来た道を戻るのは数10メートルくらいで、左折の後、川沿いの土手のような道に出ます。ここからは土手の道を1キロ半くらい進みました。電車の高架の手前で土手からはずれ、川から少し離れた道で電車の高架をくぐります。ここから先、玄照寺というお寺の方にいくのですが、あとから調べてもその道はGoogleMapに出てきません。おそらく私有地を進んだものと思います。玄照寺の正面に出ます。ここでお参りしている人も多かったように見えました。筆者は申し訳ないですが先を急ぎました。ただし、エイドにはしっかり立ち寄ります。ここでは野沢菜が提供されています。信州と言えば野沢菜ですね。塩分を補給しました。

玄照寺はかなり大きなお寺に見えます。お参りしてくるランナーさんもいました
野沢菜をいただきました。塩分が嬉しい

玄照寺を背にして走っていきます。ここは少し下り坂に感じました。まだ10kmも走っていないのですが、もう1時間半も経過しています。たしか昨年の記録はグロス2時間50分、ネット2時間40分台だったと記憶しています。このペースだと3時間を超えるタイムになってしまうかもしれません。そんなこともあって、昨年は写真を撮った火の見櫓も今年はスルーしました。コースから見える火の見櫓はここの他にもう1カ所あったような気がします。

第2関門を過ぎて(第1関門は岩松院でした)進んで行くと、ほどなく10kmのポイントを過ぎます。まだ半分にも達していません。スタートから1時間40分経過しています。もう昨年との比較はどうでもよくなりました。そもそもタイムを競うようなレースではありません。暑さに耐えられるレベルでゆっくり進みます。

10km過ぎにはアロハを着たおじさんバンドが応援中。世代的にヒットするおじさんが写真を撮ってました。筆者も同世代として共感を感じながら写真を撮らせていただきました。

おじさんバンドの応援、ありがとうございます!

11km付近、ネクタリンがエイドに登場しました。実はネクタリンリベンジが今年の参加の最大のモチベーションでした。昨年は一口食べたネクタリンを手にしていたところ、肘を突かれて落としてしまいました。甘くて酸っぱくてひんやりしていて最高のネクタリンだったのですが…。そんなこともあって今年は慎重に食べました。やっぱり美味しい。しかし8割方食べたところで、何と落としてしまいました。今回は完全に自分の責任です。食べているうちにぬるっとするんですよね←言い訳。でもネクタリン、美味しかったです。酸味が嬉しいです。でも去年のネクタリンの方が美味しかったかもしれません。去年は一口しか食べられなかったので、もったいなくて記憶にバイアスがかかっているかもしれません(笑)。8割食べたのでネクタリンリベンジ成功ということにします。

ネクタリンですが昨年の方が美味しかったような……。気のせいか?

11kmを過ぎて引き続き割と細い生活道路のような道を進んでいきます。実はスタートの小布施駅のすぐ近く(裏側=西側)を通過していたようですが、走っている最中にはまったく気づいていません。

12km過ぎ、カロリーメイトのジェル(多分冷凍)がエイドで提供されていましたが、これはスルーしました。そこそこ満腹感があったのと、冷たいものが多かったのでお腹が冷えそうだったことが理由です。ごめんなさい。

13km過ぎ、ここのエイドでは「ごんじり」が提供されていました。地元の子どもたちが小分けされた袋から出して渡してくれます。おそらく地元の名産食品なのでしょう。大根の漬け物です。ポリポリしていて食感がいいですね。中身の写真は撮れませんでした。

ごんじりエイド。ごんじりそのものの写真は撮っていなかった…

ごんじりエイドの先に「警戒」のフラッグが掲示されていました。熱中症対策の指示です。去年もこの時点では「警戒」でしたが、最終的に「走行中止」になりました(さらに悪化が進むと「運動中止」になります。この場合、おそらく大会自体が中止になるのでしょう)。この時点で「警戒」とはいえ、去年から比べればずっと良い状況です。おそらく30度には届かなかったのではないかと思います。筆者が走行中は「警戒」どまりでした。その後は不明ですがおそらく大丈夫だったと思います。ちなみにこの時点で約2時間経過。まだ全体の3分の2に達していません。本当に3時間を超えるペースです。

熱中症に警戒。はい、そのつもりで走って(歩いて)います

エイドのことしか書いていませんが、もはや記憶がエイドに支配されていますので、仕方ありません。次のエイドは冷凍クレープでした。先ほどのカロリーメイトを冷たそうだからという理由でスルーしたにも関わらず、これは受け取ってしまいました。甘くて冷たくて美味しいクレープでした。たしか昨年もいただいた気がします。

冷たいフルーツクレープ。これも美味しいです

なお、写真に見るとおり、この大会は0.1km単位で距離表示があります。場所によっては次の表示が見えているところもあります。ここまでやる必要があるのかどうかわかりませんが、GPSの誤差が徐々に蓄積されていくのが面白いところです。

距離表示。こんな感じの表示が0.1km(100メートル)ごとに設置されています

16km過ぎで坂道を上がって千曲川の土手に出ます。いっきに視界が開けて、川を渡る風を全身で感じることができます。暑い風ですが気持ちいい風です。ここからしばらくの間はこの土手の上を走ります。

土手に上がってすぐ、エイドでトマトが提供されていました。甘いものが続いていたので、さっぱりして美味しいです。同時かどうか忘れましたが、氷入りのジップ袋が配布されました。これは助かります。首に当てて頭の中の血液を冷やしました。少し先で袋は回収されます(中身の氷は食べることもできたようです)。

土手のエイドでトマトをいただきました

そのまま土手を進み、17キロ過ぎのエイドではアイスが提供されていました。去年は先を急ぐためにスルーしたところ、直後に「走行中止」の表示が掲示されました。だったらスルーしなければよかったと反省したポイントです。今年は悔いのないようにしっかりいただきました。ファンタのアイスを選択しました。ファンタスティック!(古い)

ファンタのアイス!これも美味しかった!

アイスを歩きながら食べていたところ、筆者のキャベツTシャツに反応して話しかけてきた人がいて、しばらく懇談しながら歩きました。こういう出会いが楽しいのです。マラソンは楽しいですね。

アイスエイドの直後に土手から降りて河川敷を歩きました。昨年は気球に乗れるような企画がありましたが、今年は無かったようです。

河川敷の橋の下に設けられたエイドでは抹茶と落雁が提供されていました。猫舌なので抹茶は遠慮して、落雁のみいただきました。これは口の中の水分が持って行かれる(笑)。手持ちの水を飲み、水分を回復しました。この後、再び土手に戻ります。2回目の氷袋はこのあたりだったかもしれません。こちらも助かりました。

落雁。これは失敗だったかも…

土手の上を2kmくらい走っている間に徐々にスピードを上げました。18kmを過ぎているので残り3kmくらい。もう熱中症の心配も無いでしょう。たくあんのエイドは何となくスルーしましたが、その先のブルーベリーはしっかりいただきました。たしかブルーベリーも小布施の名産品のひとつだと思います。カップに10粒くらい入っていました。酸味が嬉しいです。

土手の上では最後のエイド。ブルーベリーです

20kmあたりで土手を降り、高速のガードをくぐります。ガードの下では応援のご夫婦でしょうか。バイオリンの演奏は心に沁みました。ありがとうございます。

このあたりはスピードを回復しているので、快調なペースで進み、フィニッシュ会場の公園に入ります。公園に入ってから現れる最後のエイドは冷たい蒟蒻ゼリーです。もしかしたら私設エイドかもしれません。写真撮るの忘れましたが、冷たくて美味しい菎蒻ゼリーでした。エイドは完食とは言えませんが、かなりの割合で食べられたと思います。個人的には完食と言っていいのではないかと思います。

土手から降りる手前の20kmのラップで今日初めて5分台に入り、さらに公園内の21kmでは5分20秒台になりました。この日初めてしっかり走っている感覚がありました。この大会前に購入した新しいシューズのクッション感も初めて感じたかもしれません。

公園内では多くのランナーさんを追い抜いてフィニッシュしました。かなり余力を持って走っていた感じです。タイムは2時間50分台で、ネットで2時間40分台。昨年の記録とほぼ同じくらいでした。最後の3キロくらいでかなり盛り返したようです。

ゴール付近の様子

終了後はおもてなしコーナーへ。スイカと魚肉ソーセージと信州そばをいただきました。思ったほど暑くないのでスイカは一切れのみにしました。スイカを食べていたときに、キャベツマラソンに参加したという方から話しかけられました。長野県内の方ですが嬬恋は交通の便がいいそうです。今日に比べるとキャベツマラソンはめちゃくちゃきついですが、癖になると言ってました。よくわかります。筆者も癖になってます。このかたとはまたお会いできそうな気がします。今回は話のきっかけにしようとしてキャベツスタイルにしましたが、ここに書いた以外でも声をかけられたり、話のネタになったりしました。このスタイルでよかったのではないかと思います。

おもてなしのスイカ
同じく魚肉ソーセージ(ギョニソ)

なお、信州そばですが、紙コップの提供はちょっと…。食べづらいし、そばつゆが底の方に偏っていて…。改善した方が良い気がします。実は、昨年は終了後の「おもてなし」の存在に気づいておらず、何も食べずにバスに乗ってしまうという失敗を犯しました。今年はしっかり「おもてなし」をいただくことができました。こちらもリベンジ成功です。

おそばはいまいちだったかも。提供の仕方を再考した方が良いのではないかと……

完走証を受け取った後、シャトルバス乗り場に移動。すぐに小布施駅行きのバスに乗れました。汗だくのまま着替えていないので着席は遠慮して、立ったままの移動です。20分くらいで駅に到着。長野行きの電車までは30分くらい待ちましたが10時半過ぎに長野駅に到着しました。こちらも立ったままの移動でした。

今回もチェックアウトが12時のホテルを選んだので、いったん部屋に戻ってシャワーを浴びられました。おかげでさっぱりしてから次の行動に移れました。ホテル選び(プラン選び)は重要です。

今回の大会参加でネクタリンリベンジを果たし(結局落としましたが)、「おもてなし」リベンジもできました。大会を心残りなく楽しめたのでもうリピートはしなくてもいいのですが、小布施のみなさまのおかげでお祭りのように楽しかったので、いつかまた参加してしまうかもしれません。来年かもしれません(笑)。