旧東海道ウォーク(14) 富士駅近く~由比宿

吉原宿から蒲原宿への途中、富士駅近くのポイントが本日のスタート地点です。由比宿(由比駅前)まで14kmほど歩きました。前回から1か月以上あいてしまいましたが、このあたりでクマの目撃情報があったことが理由です。12月になるのを待ちました。さすがにクマさんは冬眠に入られているだろうと思います。ただ、最近では冬眠しないクマもいるようですので多少の不安はあります。

自宅出発が想定より遅くなってしまい、富士駅到着がお昼くらいになってしまいました。お昼を食べてからスタートすると明るい時間が目減りしてしまいますので、お昼を食べずにスタートすることにしました。途中でお腹がすくと思いますが、そこは行き当たりばったりです。

まずは西に向かって旧街道をトレースします。100mくらい進んだところでGPSの起動を忘れていたことに気づきました。またしてもスタート地点からの計測ができませんでした。これで3回連続ですね(笑)。

本日のスタート地点(富士駅近く)です

住宅街を複雑にくねくねと西に進み、富士川橋で富士川を渡ります。このあたりは富士山が見えるはずと思っていましたが、5合目くらいより上は雲を被ってしまっていてまったく見えません。この日は結局、この後も富士山の姿を見ることがありませんでした。

富士川の手前に渡船場跡
富士川橋を渡ります
橋の上から上流方向を眺める
富士山は見えません・・・・

富士川を渡るとアップダウンの多い道に変わります。富士川橋のたもとから少し右に入ったところから坂を上り始めます。路面に旧東海道を示す表記があるのでわかりやすいのですが、ここだけは矢印の部分の表記が痛んでいて直進なのか左折なのか判別できませんでした。直進だったら表記する必要もないだろうと考え、ここを左折しました。思っていたより急坂が待っていましたが、ここは左折で正解だったようです。

路面にこういった案内があり助かります

カーブしながら坂道を上りました。ここからは旧街道は南下します。進んでいくと一里塚跡がありました。岩渕の一里塚です。地図によると、このあたりで街道は右折するのですが、右折するのはこの一里塚のある交差点でよいのかどうか確信が持てませんでした。勇気を出して右折してみたところ、地図の示す通りの建物が出てきました。ここはわかりにくいので曲がるポイントを行き過ぎないように注意が必要です。ここだけは路面の表記がなかった気がします。見落としかもしれませんが。

岩渕の一里塚
同じように旧東海道を歩いているっぽい人がいました

このあたりには店舗などはほとんどなく、クルマすらときどき通るレベルで、人影はまばらです。クマが出るかもしれないのもわかるような気もしました。そんななかで突如として老舗感の漂う「和洋菓子」店が目の前に現れました。ツル家さんという屋号のお菓子屋さんです(リンク:富士市商工会)。おそるおそる入店してみるとショーケースには確かに和菓子も洋菓子も並んでいました。どれも魅力的でしたが、東海道名物という「栗粉餅」と「こけい饅頭」を購入しました。お昼を食べずに歩いていたので、饅頭の方はこの先でエネルギー補給としていただくことになります。栗粉餅の方は自宅まで持ち帰り、その日の夕食になりました(質素な夕食です)。

和洋菓子のツル家さん
こけい饅頭。名前の由来を知りたかった

ここを過ぎると蒲原宿に向けて一気に坂を下ります。体感で2kmくらい下り坂が続いたような気がします。これを上るといいトレーニングになるなあと思いながら下っていました。周囲にはいろいろな種類の柑橘類が実をつけていました。野生動物に取られてしまいそうですが、大丈夫なんでしょうか。

坂を下りきると蒲原宿に入ります。海岸線を西に向かいます。ちょうど西日が差してくる時間にあたります。正面から日光を浴びることになり、少し歩きにくい時間帯です。蒲原の一里塚がありましたが、標柱のみで名残は無かったようです。このほか昔のガラスを使った古民家など、宿場には見るべきものが多く残されていましたが、時間を優先して先を急ぎました。左折して大きめの道路に出たところに蒲原宿西木戸の跡地がありました。ここで宿場は終了ということでしょう。そのまま街道は西に進みます。

蒲原の一里塚跡
蒲原宿本陣跡
蒲原宿西木戸
蒲原宿西木戸を示す標柱など

ここからは片側一車線の道路を進みます。静岡市の市民センターがありました。ここでお手洗いを借りるなど少し休憩をとりました。蒲原駅前を通り過ぎ、東名高速の下をくぐった先でY字路を左に進みます。最初はセンターラインのある道ですが、いつのまにかセンターラインがなくなり道幅も狭くなってきます。この辺りで由比宿に入ったものと思います。

こんな感じの道路を西進します
由比宿に入ったようです

道幅はさらに狭くなり、旧街道時代を思わせる幅になっていました。由比の一里塚がありましたが、桜えびの名所を示す看板と共に表記がありました。本陣跡などを眺めながら進んで行きます。この先でも桜えびの看板が立ち並び、橋の欄干にまでも桜えびが踊っています。

由比の一里塚跡(桜えび推しの看板と共に)
由比宿本陣跡
橋の欄干
欄干には桜えびも!
いつの間にか道幅はクルマがすれ違えるぎりぎりの幅に

街道をそのまま進み、17時少し前に由比駅前に到着しました。暗くなってきそうなので、本日はここまでとします。立ち並ぶ看板を見ているうちに頭の中が桜えび一色になっていました。ここまでお昼抜きで歩いてきたこともありますので、桜えびを食べずに帰る選択肢はありません。駅前のお店「あおぞら」が営業中だったので遅すぎるランチとして「桜えび定食」をいただきました。ついでにビールもいただきました。かき揚げが美味しいのはもちろん、佃煮もいけてますね。ビールによく合います。小鉢のシラスの釜揚げも美味しい。お腹を満たし、満足して帰途につくことができました。次回は由比駅前がスタートです。

由比駅前で本日は終了です
桜えび定食をいただきました