旧東海道ウォーク(18) 藤枝宿~諏訪原城跡

先月に続く旧東海道ウォークです。今回は藤枝宿から島田宿、金谷宿を通って諏訪原城跡まで歩きました。

前日からの宿泊地清水を出て藤枝に移動。駅から前回終了した青木交差点に徒歩で移動し、10時頃にウォーク開始。開始時点で既に暑すぎです。現在の基幹ルートとは外れた道なので、車はさほど多くなく、道幅もごく普通の県道という感じです。ところどころに松並木があり、領地境界を説明する説明版や史跡などがあることにより街道を歩いていることがわかります。昔はこんなに暑くなかったんだろうなあと想像しながら、無理のない範囲でゆっくり歩きました。現代の夏は暑すぎです。途中、カインズ様のショッピングモールがありました。立ち寄りたいところでしたが、時間を優先しました。

藤枝駅近く(でもないか)の青木交差点からスタート
旧街道っぽい道幅です。それにしても暑い
田中藩と掛川藩の境界が入り組んでいたそうで、その境界を示す牓示石(ほうじせき)なるものがあったそうです
旧東海道と古東海道の分岐点である追分
カインズ様の大型ショッピングモール
またしても牓示石のあった場所です

一里山というバス停を通りかかったので、注意してみると近くに一里塚跡の碑がありました。前回は一里塚をいくつか見落としていたので、今回はしっかり写真に撮りたいと思っていました。一里山という地名は割と広いようで、この先に出てくるバス停も一里山でした。そして一里山という交差点でメインの県道「島田岡部線」に合流します。この交差点名も「一里山」でした。その先で藤枝市から島田市に入るポイントで市境を示す標識がありました。ここから島田市に入ります。

一里塚跡の石柱
一里山という名称の交差点
藤枝市から島田市に入ります

六合駅近くで旧東海道は島田岡部線からいったん離れます。その交差点にあるセブンイレブンでお茶などを購入しました。今回も水分補給は欠かせません。いったんは県道から分岐しますが、ほどなく元の県道に合流します。現代の道路を作ったときに、より直線的に通したのでしょう。よくあるパターンですね。

旧東海道は横断歩道の先に分岐します

そのまま進んで行くと島田宿のエリアに入ります。島田宿に入ると歩道に屋根がかかっている商店街になりました。商店街とはいえ閉店しているお店が多いように見えました。休日なのでそう見えるだけかもしれませんが。商店街にはがんばってほしいものです。そのようななかで和菓子屋さんが何軒も営業しているのが不思議なところです。需要が多いのでしょうか。

御仮屋交差点という三叉路。旧東海道は左方向になります
島田の市街地は商店街の雰囲気
暑さのせいか人通りは少ないようです
お菓子屋さんが目立ちます

時間的にそろそろお昼をと思いましたが、意外とお昼を食べられそうなお店が少なく、島田の市街地を過ぎてしまいました。できれば大井川より手前で食べておきたいのですが、食事はできなそうなカフェがあるのみです。こんなときに頼りになるコンビニもしばらく見てません。大井川の渡しが近づいてきてしまい、これは詰んだかと思ったとき「手打ちそば」の幟が目に入りました。「そば玄」さんです。助かりました。

大井川の渡しに向かいます。昔は繁盛していたのでしょう
いい感じに雰囲気を残しています。川止めになると多くの旅人がここに滞在したはずです

もりそばを美味しくいただきました。暑いのでビールを飲みたいところでしたが、あとの行程を考えて自粛。アイスコーヒーをいただきました。

もりそばと・・・
アイスコーヒーをいただきました

お昼後、午後は「越すに越されぬ」で有名な大井川から開始です。渡しの場所には写真撮影スポットになりそうなモニュメントもありました。ただ、現代では渡しを通ることはできないので、ここは迂回して大井川橋を渡りました。長い橋でした(全長1024m=後日調べ)。この橋は渋滞対策の「回転道路」でも有名なようですが、通った時点でその知識がなく、実物をみることができませんでした。下調べが不十分で残念です。

午後の部は大井川の渡しから
川越遺跡
渡しのモニュメント。ここに乗って写真を撮れるらしい(やってません)
この先で川を渡るのが本来の旧東海道ですが…
現代人は迂回して橋を渡ります
橋から下流方向を眺めます。水量は少なめでしょうか

橋を渡り終わって堤防を下流方向に歩いていくと、島田側の渡しの対岸あたりに旧東海道を示す案内板がありました。ここが旧東海道の続きになるようです。金谷側にも渡しの跡にちなんだモニュメントがありました。ときどきSLの汽笛が聞こえてきます。大井川鐵道と思われますが、SLの姿を見ることはできませんでした。その大井川鐵道の踏み切りを過ぎて進んで行くと金谷宿に入ります。本陣の跡地を示す説明板などがありました。

大井川の金谷側から島田側を眺める。渡しの対岸はこのあたりらしい
旧東海道を示す看板がありました
金谷側にも渡しのモニュメントがあります
金谷宿の標柱
金谷宿の旧東海道

途中でスーパーに立ち寄り水分を補充するなどしつつ緩やかな坂を上って宿場跡を歩いていくと金谷駅の近くに着きました。帰りの足を考えるとここでやめてもよかったのですが、まだ時間は早いので諏訪原城まで進むことにしました。諏訪原城は続日本100名城に指定されているので、この旅で立ち寄ろうと思っていました。城の見物に時間がかかると思うので、次回に持ち越すより今回見てしまおうと考えました。

このあたりの旧東海道は国道473号。旧東海道は現代の国道といくつかぶっているか調べてみたい

金谷駅のホーム下のガードをくぐり、一里塚跡(どこにあったのでしょう? 見かけませんでした)を過ぎて線路に沿って坂を上ります。金谷駅はこちら側(南東側)には出口はないみたいです。

金谷駅ガードに近い標柱。この脇に一里塚の説明板があったらしい(見落としました)

後日ストリートビューで確認、ここにあったか…。隣の柱に気を取られていて説明板に気づかなかったものと思います。次回の開始時に写真を撮りに行くことにします。

坂道を進んでいくと、おそらく旧東海道が現代の国道に遮られている場所に出ます。迂回するようにしてその国道を渡ると旧東海道「金谷の坂」の入り口です。ここまでも坂道でしたが、ここからさらに急斜面になります。途中からは旧東海道の石畳を再現した坂を上ります。昔の雰囲気を再現したのだと思いますが、正直に言って歩きやすいものではないので、微妙な感じがしました。昔の石畳が残っているのなら良いのですが。ただ、石畳の上はアスファルトの道路と違って風が吹くと涼しく感じます。石畳だからというより単に木陰だからなのかもしれませんが。

右に入ると旧東海道の石畳
すぐにかなりの斜面が始まります
石畳の説明板
本日のメインディッシュともいえる金谷の石畳

石畳を上り切ると普通の舗装道路に出ます。旧東海道はこの舗装道路に合流します。舗装道路を5分ほど進むと諏訪原城跡です。今日のウォークはここまでとします。

本日はここまでです。見学施設前から振り返って撮影しました

諏訪原城の見学施設前にバス停があったので時刻表を確認してみると40分後に金谷駅に戻るバスがありました。これは時間的にもちょうどいいし、バスに乗れば先ほどの石畳を下らなくて済みます(笑)。

30分ほど諏訪原城跡と見学施設を見学後、見学施設の館内で休憩を取らせていただきました。休憩していると、スタッフの方からお茶をいただいてしまいました。自ら入れてきたお茶とのことです。さすが茶所で、冷たくて美味しいお茶でした。ありがとうございます。

時間に少し遅れてやってきたコミュニティバスで金谷駅に戻りました。駅近辺でビールでも飲みたいところでしたが、静岡方面行きの電車が17時に来るので、冷たいペットボトル飲料を自販機で買って、これに乗り込み帰途につきました。駅前にビールを飲めそうなお店があったのかどうか、わかりません。

諏訪原城跡を訪問しました

ということで、次は諏訪原城からスタートですがアクセスに難がありそうです。いいタイミングのコミュニティーバスがあるだろうか?石畳をまた歩いて上るのは避けたいので…。