「世にも美しい数学入門」などでおなじみ藤原正彦さんのエッセイ集。
思想的に合わない部分が多いだろうと思って読み始めましたが、共感できる部分が多いことに気づきました。それは違うだろうと指摘したい箇所もあるものの、数学者でありながら「小学校の教科の重要度は一に国語、二に国語、三、四が無くて、五に算数、他は全部十以下」との説には思わずうなり声をあげるほど。論理、情緒、祖国愛などの重要な要素の根元に国語がある、と。
10数年続く日本の低迷期は今後も続いてしまうのでしょうか。立て直すことは出来るのでしょうか。教育にかかっているのは間違いないと思います。でも、時間がかかりますね。
