知立駅近くで宿泊したホテルを9時に出発しました。今日は池鯉鮒宿から宮宿を目指します。宮宿から桑名宿までは、昨年秋に「七里の渡し」の勉強会で踏破済みです。今日はその区間につなげることが目標になります。
前日に終了した本町公園前からスタートするのですが、スタート地点へ移動する途中、池鯉鮒宿の本陣跡などを見学しました。前日は暗くなってしまったことと雨のため、宿場をしっかり見ることができなかったので。
午前9時過ぎに本町公園をスタートしました。知立には知立古城跡や寺院、神社など多くの史跡がありますが、外から眺めるにとどめました。雨が小康状態のうちにできるだけ進んでおきたかったので。ホテルを出たときには、わずかに前日からの雨が残っていましたが、スタート後に上がりました。とはいえ、いつ降り出すかわからないという予報で、実際に空模様もそんな感じでした。
と言いながら、急いでいるにも関わらず老舗と思われる和菓子屋さんを見つけ、立ち寄って知立名物の「あんまき」を購入しました。お店は「小松屋本家」さんです。あんまきは知立名物ですが、ここまで購入を忘れていました。ここで購入したあんまきは、翌日美味しくいただきました。ちなみにライバーさんが何やら撮影されていたようです(詳細不明)。
知立神社を脇に見て、總持寺を反対側に眺め、逢妻橋を渡ります。この橋は比較的新しく架替えたようです。その先で国道1号に合流し、しばらく進むと刈谷市に入りました。古い歩道橋のたもとに「一ツ山一里塚跡」を示す説明板がありました。危うく見逃すところでした。
旧東海道はこの先で国道1号から右に分かれるのですが、この分岐は分岐に見えないので見逃してしまいそうです。筆者も実際に見逃してしまい、数百メートル進んでから気づいて戻りました。10分程度ロスしてしまった気がします。その後、またすぐに国道1号に合流しました。
次に左へ分岐する箇所がありましたが、右から合流後、左に分岐するまでの間に横断歩道がなかったため、仕方なく古い歩道橋を渡りました。先ほどの歩道橋もそうでしたが、かなり古く、傷んでいるように見えました。左に分岐後は「いもかわうどん」の説明など、多くの場所に説明板があり、立ち止まって説明を読んでいたので、時間をかけてしまいました。
このあたりでは国道1号に付かず離れずといった感じで左右に分岐を繰り返し、再び歩道橋で国道1号を渡ります。右に分岐して進むと敷島製パンの大きな工場が見えてきました。その先で渡った「境橋」は、三河と尾張の国境にあたるようです。ついに尾張に入りました。豊明駅の南で高規格道路と交差する地点で国道1号に合流しました。時間的にはお昼の時間が近づいてきました。
この先で国道1号から左に分岐して約2km進んだところに「古民家カフェ」という店があるのに地図上で目をつけていました。この日のランチポイントとしてここを目指して歩きます。分岐してすぐのところに阿野一里塚がありました。ここは両側に塚が残っていて、保存状態も良好な貴重な一里塚です。
名鉄前後駅付近にはファストフード店もありましたがスルーして、早咲きの桜を眺めながら進み、「古民家カフェ」に到着しました。ところが入口に「Closed」の文字が……。第三日曜日は定休日というトラップにはまりました。お腹が空いていたものの、並走している国道沿いの全国チェーン店には入らず、良さそうなお店を目指して先へ進むことにしました。
国道1号に再び合流し、中京競馬場前駅の近くに出ました。このあたりから名古屋市に入るはずですが、市境ははっきりしませんでした。線路のガードをくぐった先に独立系のハンバーガーショップを発見。営業していたので入店しました。連日のハンバーガーにはなりましたが、ファストフードとは違うため、これはこれで良しとしました。店名を冠した「ゴリチーズバーガー」のハーフサイズをオーダー。サイドメニューとして筆者はナゲット、同行者はフライドポテトを選び、お互いにシェアしました。バーガーはハーフサイズながらボリュームがあり、お腹いっぱいです。フルサイズにしなくてよかった。肉厚でボリュームたっぷりです。美味しくいただきました。
旧東海道から少し離れる桶狭間古戦場はスルーしました。天候を考慮しての判断です。
その後、国道1号から右に分岐して進むと、有松の街並みに入りました。ここでは旧街道の雰囲気を保存しようとしているようで、観光誘致にも力を入れている様子でした。観光客に声をかける地元の方々を多数見かけ、筆者たちにも声をかけていただきました。街並みの写真を撮りながら進んでいましたが、ここで雨が降り始め、まもなく傘を差しながらの歩行になりました。一晩かけてせっかく乾いた靴もまた濡れそうです。
有松の一里塚跡を過ぎると住宅街に入りました。歩道があるため歩きにくさは感じませんが、雨が気になります。途中、老舗の和菓子屋「菊屋茂富」でお土産を購入しました。あとから調べると、ここは名鉄鳴海駅のすぐ近くで、もう鳴海宿のエリアに入っていたようです。
その後、旧東海道は大きく右にカーブして北上します。雨の中、地図を確認しながら進みます。午後に再開してから2時間ほど経過した15時過ぎ、沿道に見えたマクドナルドで休憩をとりました。昨日は休憩を取れる場所が見つからず、午後はほぼノンストップで歩き続けましたが、今日はタイミングよくマックがありました。コーヒーで暖を取り、チュロスで血糖値を上げました。
休憩後、雨がやまない中ですが再び歩き始めました。天白川を渡る橋では強風を警戒しましたが、実際はそれほどではなく、橋の長さも短いため無事に通過しました。笠寺の一里塚を通過し、所々に旧東海道を示す表示が見られました。進行方向右側に笠寺(笠覆寺)が見えましたが、外観の写真を撮るだけで先に進みました。今回も神社・寺院に立ち寄る時間はなかなか取れません。旧東海道は笠寺の参道のような道になります。
このあたりからは雨の影響で、史跡や建物に気づくことが少なくなり、ひたすら歩くことに集中していました。このため、写真の数も減りました。山崎橋を渡り、西北西に進むようになりました。国道1号にかかる歩道橋を渡り、その先は国道1号の別ルートを歩きます。ここは、今日歩いたなかでは最も交通量の多い道路のようです。国道1号が東海道線の高架になるところで、旧東海道は側道のように分岐します。
名鉄の高架をくぐった先に、一里塚のような植え込みがありましたが、明確な説明板は見当たりませんでした。これが宮の一里塚なのだと思います(後日の調べでは実際の場所とは違うという説もあるようです)。これを過ぎるといよいよ今日のゴールが近づいてきました。ほどなく地下鉄熱田神宮伝馬町駅近くの交差点に到着しました。直進したいところですが、ここには横断歩道がありません。近くの横断歩道に迂回して、昨年の「宮→桑名」区間をスタートした和菓子屋さんの前にでました。これで本日の目標を達成です。
ここでは写真だけを撮って、雨を避けるように地下鉄の駅へ入りました。時刻は17時15分。本日の行程は約21kmでした。冒頭に書いた通り、ここから桑名宿までは踏破済みなので、次回は桑名から開始する予定です。予約していた新幹線の時刻を繰り上げ、無事に座席を確保。名古屋駅でビールと食料を買って、帰途につきました。それほど遅くならずに帰宅できました。






































