越前大野遠征2024② 黒部ダム

朝5時過ぎ、予定通り信濃大町駅に到着。よく寝られたような気もするし、そうでもなかったような気もします。途中の記憶が飛んでいるのを考えると寝てはいたのだと思いますが、熟睡にはなっていなかったのではないでしょうか。ここから立山黒部アルペンルートを通って黒部ダム経由で富山に抜け、福井、越前大野に向かいます。

午前5時過ぎ、信濃大町駅に到着

ここから路線バスに乗るのですが、1時間以上の待ち時間がありました。まずは駅前のトイレで洗顔や歯磨きを済ませ、駅の待合室へ。ここで自宅近くで購入してきた朝ご飯(菓子パン)を食べました。暖かいコーヒーを飲みたかったのですが、自販機には冷たい飲み物しかありません。

信濃大町駅前から路線バスに乗ります。10数人くらいの乗客数でした。

6時過ぎ、路線バスに乗り扇沢駅へ向かいます。到着は6時45分くらいでした。ここでWeb予約したチケットを発券。発券機にスマホのQRコードをかざす方式で、スムーズに発券できました。このチケットで黒部ダムまでの電気バスと黒部ダムから富山方面に抜けるケーブルカー、ロープウェー、電車などに乗ることができます。オプションとして信濃大町から扇沢までのバスのチケットも購入しました。こちらは発券前に乗車することになります。オプションの購入済みを示すスマホ画面を見せて乗車できました。

扇沢駅に到着しました

まずは黒部ダムへ行く電気バスに乗車する列に並びました。売店の担当者が言葉巧みにお弁当を売ろうとしていました(笑)。お弁当には食指が沸きませんでしたが、「揚げたてのカレーパン」という言葉にはつい引っかかってしまい、カレーパンを購入。朝ご飯が少し物足りなかったので、ちょうど良い補助食になりました。

揚げたてのカレーパン。熱々でした

電気バスは乗車するとすぐに急な坂道を上り始めます。そして関電トンネルを通り黒部ダムへ向かいます。このトンネルで工事の難所だった「破砕帯」も通過します。映画「黒部の太陽」でも取り上げられている場所です。トンネルを抜け、黒部ダムに到着。7時40分くらいです。

関電の電気バスですが、普通のバスと見分けつきません…

まずは展望台へ向けて200段ちょっとの階段を上ります。標高の高い場所なので息切れする人もいたようですが、筆者は大丈夫です。

200段あまりの階段を上って展望台へ

展望台からはダムの全貌を見ることができます。アーチ型のダム本体の形状がよくわかります。そしてダム湖の巨大さもわかりますし、ダム湖を取り囲む山の高さもわかります。よくこの場所にこれだけの規模のダムを作れたものだ……。

展望台からダムを一望
巨大なダム湖です

展望台からダム本体の高さに降りて、この位置からもダムを見物します。ダム本体の上は遊歩道のようになっていて、対岸に抜けることができます。観光用の売店やレストランなどもありますが、時間が早すぎるので営業していませんでした。ダム工事で命を落とされた方々の慰霊碑も訪問しました。これだけの犠牲者が出るとは今どきだったらあり得ない工事です。

ダム本体は遊歩道のようになっていて対岸へ渡れます
ダムの名称碑
工事の犠牲になった方々の慰霊碑

ダム本体の堤防を歩き対岸へ抜けました。ここからは何種類もの乗り物を乗り継いで富山側に抜けます。ここからは降りる一方だと思い込んでいたのですが、黒部ダムの1400mから1000mほど上ったところにある「室堂」が2400mで最高地点なのですね。勘違いでした。

ダム湖の対岸に到着します

まずは「黒部湖」駅からケーブルカーで「黒部平」に上ります。かなりの急斜面を上るケーブルカーでした。

まずは黒部湖駅からケーブルカーに乗ります
ケーブルカーの形状で激しい斜度がわかります

続いてロープウェーで「大観峰」へ。途中に支柱がまったくないロープウェーということでした。窓越しに雄大な雪景色が見えました。

「黒部平」駅でケーブルカーからロープウェーへ
ロープウェーの車窓(前面)からの風景。ずっと先に到着地点が見えます。間に支柱はありません

ここからはトロリーバスに乗ってこの日の最高地点である「室堂」に向かいます。トロリーバスは道路に張られた電線から電気を取って走るバスで、日本国内ではここだけで運行されています。しかしながら今年の秋で廃止されるとのことでした。最後に乗れて良かったと思います。

大観峰駅でロープウェーからトロリーバスに乗り換えます
今年の秋には廃止になるトロリーバス。代替は何になるのだろう?
室堂に到着。ここが本日の最高地点になります

「室堂」からは立山高原バスに乗って「美女平」へ向かいます。道路の両側に雪の壁が切り立つ有名な「雪の大谷」を通るところです。駅から徒歩で壁を眺めることもできるようですが、時間がもったいないし寒いので壁はバスから眺めることにします。50分くらいの乗車で「美女平」に着きました。

バスの車窓から見る雪の大谷
美女平駅に到着。ここからは再びケーブルカーへ

「美女平」から「立山」までは再びケーブルカーに乗車します。「立山」から先は普通の電車(富山地方鉄道=地鉄)なので、特別感のある乗り物はこれで最後です。

こちらのケーブルカーの斜度もかなりのものです
立山駅に着きました

立山駅で地鉄に乗る前、少し時間があったのでコーヒーをいただきました。朝からコーヒーを欲していたのですが、ようやくありつけました。美味しいコーヒーでした。お店は「アルペン」さんです。

立山駅でコーヒーをいただきました

立山駅から1時間強で富山駅に到着しました。都会に降りてきた気分です。時刻は13時過ぎ。朝ご飯から8時間くらい経過しているので、そこそこお腹が空いています。ただ、ここから乗る新幹線まであまり時間もないので、富山マラソンのときにもお世話になった駅前のスーパーでかつ丼を購入しました。デザートに昆布のおはぎも。何でも昆布を使うのが富山らしくて良いと思います。福井に向かう新幹線の車内で食べました。

富山地方鉄道で立山駅から富山駅へ直行
富山駅に到着しました
富山から新幹線で福井へ
スーパーで購入したお昼を新幹線車内でいただきました
デザートの昆布おはぎ。富山らしいですね!
福井到着。新幹線は速いです!

14時40分頃、福井に到着。新幹線は速くて快適でした。思わず寝過ごしそうになりそうでした。ここから在来線(一部は第三セクター)に乗って本日の目的地である越前大野へ向かいました。16時ちょっと前に到着。黒部ダムから8時間くらいかかったことになります。移動だけで丸一日かかった気分です。かなり長い旅程でしたが満足です。

ハピラインふくい(第三セクター)に乗り換えますが、すぐにJR西日本の路線に乗り入れます
越前大野に到着。16時少し前でした
移動だけで丸一日かかった気分です。お疲れさまでした!