大阪遠征2025② 大阪・関西万博2025(2日目)

2日目は10時の入場予約に対して9時30分くらいに東門に到着しました。しかし、実際に入場できたのは10時半くらい。この入場待ちの1時間が最も辛い時間帯でした。とにかく暑い。座って待てるように持ち運びできるイスでも用意すればよかった気がします。

10時を過ぎても入場できません(暑い)

10時30分頃に会場に入れました。入場してすぐにまずはどうしても行きたかったドイツ館へ。もうかなりの人数が待っていましたが、昨日と違って並ばせてもらえました。

10時半頃になって入場。すぐにドイツ館の列に並びました

ドイツ館に入りたかった理由ですが、話は1970年の大阪万博にさかのぼります。筆者は当時5歳。今では信じてもらえませんが、子どものころは体が弱く病気がちで、長距離の移動に耐えられる体力はなかったのです。父が万博から楽しそうに帰ってきたことを強く記憶しています。多分、子どもながらに連れていってもらえなかったのが悔しかったのだと思います。このとき父が記念に購入して来たのが、ドイツ館(当時は西ドイツ館)で購入したと思われる切手シートでした。切手には鮮明に消印が押されていて、訪問した日がわかります。父は万博から10年後、急病で他界しました。最近になって父の書架からこの切手シートを見つけました。今回の万博訪問の直前だったので、これは何かの暗示だろうと思い、子どものころの無念を晴らすとともに、父の足跡を追ってドイツ館を訪問することにしたのです。もう父が他界した年齢を一回りも超えています。

さて、そのドイツ館です。1時間ほど待ちましたが、無事に入館できました。入り口でひとりひとりに「サーキュラー」ちゃんを手渡されます。言語を日本語に設定して、壁に設置されたICタグにサーキュラーちゃんをかざすと展示の説明を聞けるという仕組みです。サーキュラーちゃんの名前からもわかるように循環型の世界の姿をしようという展示でした。筆者の理念に近い考え方ということもあって、腹落ちする内容ばかりで、かなり共感しながら見ることができました。訪問の理由の方が本文より長いけれど、まあいいか。

30分くらいかかってドイツ館の入口へ
さらに30分くらいかかって入場できました
展示の様子です
展示の説明役はサーキュラーちゃん
天井の鏡でフロアを見渡す
サーキュラーちゃん、ありがとう。さよなら

ドイツ館にはレストランが併設されていましたが、かなりの人数が並んでいるのでここは回避します。と思ったところで、館の前でソーセージを食パンに乗せたものとドイツビールを売っていたので購入しました。ビールは1500円、ソーセージとパンは1300円。万博価格に笑ってしまいましたが、さすがに美味しい。食パンにソーセージというのも無駄な食器やプラ容器を使わずに済む合理的な(循環型の)カタチなのかもしれません。まあ、美味しかったので背景や価格は置いときます。これがお昼ご飯になりました。

ビールとソーセージとパンでランチにしました
それにしても高い

この日に予約が取れていたのは福岡伸一先生プロデュースの「いのち動的平衡館」ですが、予約時間まで3時間くらいあります。この間は並べば入れそうなパビリオンを回るしかなく、歩き回りました。そして並びました。それにしても日差しが暑い。

フィリピン館はフィリピンを構成する島々の案内展示が中心。いろいろな商品の販売もしていました。ヨルダン館は人気過ぎて予約以外には入ることができません(並ぶこともできません)。どうしても入りたかったのでカフェのみ利用してきました。ヨルダンコーヒーとヨルダンのお菓子をいただきましたが、こちらも多分に漏れず万博価格。目が飛び出るような値付けでした(笑)。

フィリピン館は待機列にも制限をかけていましたが、付近をうろついているタイミングで列に並ぶことができました。タイミングですね
ヨルダン館のカフェ
ドリンクとお菓子をいただきました
このお菓子が300円!
これも!
人が不在のタイミングを計ってオブジェを撮影。時間かかりました
こういうレガシーは残るのかも。大阪市内でも見かけました

そんなことして過ごすうちにパビリオンの予約時間が近づいてきました。動的平衡はかねてから福岡先生の著書を読んでいると、おなじみの概念です。マクロ的には宇宙の構成要素からミクロ的には動植物の細胞に至るまで動的平衡のうえで成り立っている概念。これをビジュアルに表現した展示でした。あまり新しい気づきや知識にはつながらなかったものの、わかりやすい表現で概念を説明されていました。

いのち動的平衡館外観

パビリオンを出ると17時が近くなってきました。予約している帰りの新幹線は20時近くの19時台。もう少しだけ展示を見ていられる時間がありそうです。残りの時間を前夜と同様にコモンズ館を覗いて雰囲気を味わいました。

大阪ヘルス館。こういう自治体のパビリオンも見たかった
次は横浜だって!忘れてた…

17時半くらいに会場を退出して、地下鉄駅に向かいました。前夜と違って駅から会場に向かう人もいます。夜間券を持つひとのなかにはこれから入場する人もいます。退出する人も多くいますが、前夜ほどではないので規制は緩くなっていました。わりとすんなりと駅に入ることができました(少しリスクを取りすぎました)。

地下鉄を乗り継いで宿泊していたホテルに戻り、荷物をピックアップ。近くに良さげな喫茶店があったので入店。プリンとアイスコーヒーのおやつをいただきました(喫茶グリーンパークさん)。

昭和の喫茶店のコーヒーと
プリンをいただきました

帰りの新幹線ですが、広島方面の大雨の影響でダイヤが乱れているという情報に接していました。東京方面に向かう列車のなかには1時間近く遅れているものもあるようです。予約した列車がどれくらい遅れるか判別つかないため、定刻通りには駅に着いていて、お土産の購入などを済ませておきたい。そう考えて少し早めに新大阪駅に着きました。カオスまではいってなかったものの、相当の人が改札近辺に集まっている状態でした。ウェブなどで確認すると、西からくる列車は軒並み50分以上遅れているのに対して、新大阪始発の列車は比較的順調に15分遅れくらいで発車していっています。筆者の予約は新大阪始発の列車でした。意識して取った予約ではないのですが、幸運でした。というわけで、それほど大きな遅れにはならずに横浜の自宅に戻ることができました。あまりにも遅れると在来線が終わっているなんてこともあり得るので、助かりました。大阪から帰るために新幹線を利用するなら、新大阪始発の列車を選ぶべきなのでしょう。学びになりました。

居酒屋「のぞみ」は控えめに。明日は仕事です

というわけで一泊二日の万博の旅でした。並んでいる時間ばかりなので万博を満喫するまではいかなかったものの、存分に万博の雰囲気に触れることができました。5歳のときの悔しさも取り戻すことができた感じです。